皆さんは「歯並びが悪い人」を見てどのような印象を持ちますか?
多くの人はよくない印象を抱く人が多いかもしれません。
では実際にどのような印象を持たれているのでしょうか?
今回は歯並びが悪い女性や男性の印象と、歯並びが悪い場合の症状を解説します。
歯並びが悪い人の印象とは
結論ですが、歯並びが悪い女性や男性に対して良い印象を抱く人は少ないと言われています。
海外では子供の頃から歯並びを矯正するケースが多く、大人になっても歯並びが悪い人を見かけることは多くはありません。
日本でも歯科矯正で歯並びを整えることが一般的になってきていますが、表参道AK歯科・矯正歯科の調査によると、歯科矯正をした半数以上が「歯並びがコンプレックスだった」と回答しています。
歯並びが悪い男性の印象は?
女性から見た場合に歯並びが悪い男性は、
- 信頼性に欠ける
- 清潔感がない
- 金銭的に余裕がない
など、ネガティブな印象を持たれるケースが多いです。どれだけ人柄が良くても、歯並びが悪いだけでマイナス評価を受けてしまうかもしれません。
歯並びが悪い女性の印象は?
一方で歯並びが悪い女性の印象は著しく低いわけではありません。男性から見た場合に、
- 少しくらい歯並びが悪い方が可愛い
- 八重歯が好き
など「多少の歯並びの悪さであれば許容できる」という人も多いようです。
ただ、清潔感がないように見えたり笑顔の魅力が半減したりと、良い面よりも悪い面の方が目立ってしまうことを理解しなければなりません。
歯並びが悪い人が与えてしまうイメージ
男女で若干歯並びが悪い人への印象が異なりましたが、多くの人は「悪い」と感じる場合が多いです。
その印象について見ていきましょう。
【イメージ1】清潔感がない
歯並びが悪いだけで「清潔感がない」という印象を与えてしまいます。
「だらしない」や「下品」といった印象に発展してしまう可能性もあるので、なるべく悪いイメージを払拭したいところです。
【イメージ2】自己管理ができていない
また、歯並びという部分だけを見て「自己管理ができていない」と判断される可能性もあります。
たとえば欧米などでは口元に対する意識が日本よりもはるかに高く、幼い頃から矯正をすることが「あるある」です。
矯正をしていると「親から愛情を注がれている」という印象を与えることができ、大人の場合は「自己管理が徹底されている」という評価になります。
日本ではまだそのような風潮はありませんが、もし海外に行く場合は歯並びを治した方が得策だと言えます。
ちなみに欧米の場合は、「歯並びが悪いだけでビジネスチャンスを逃す」と言われることもあります。
【イメージ3】かわいく見られる
歯並びの乱れは、100%ネガティブな印象を与えるわけではありません。
特に女性の場合は、歯並びが悪いことがポジティブな印象に変わることがあります。
例えば八重歯の場合は「かわいい!」と感じる男性が多くおり、完璧すぎる歯並びだと「近寄りにくい」という印象を与えてしまうとも言われています。
ただ、そういった評価をされるケースは多くなく、ビジネスシーンやプライベートのことを考えると矯正をしておいた方が良いでしょう。
印象を良くするために治すべき悪い歯並び
歯並びが良くなることで相手に与える印象は良くなります。逆に歯並びが悪い状態だと印象が悪くなってしまいます。
ここでは整えておきたい悪い歯並びをご紹介します。
①上顎前突
「上顎前突」は上顎が下顎よりも前に突出している状態で、一般的に「出っ歯」とも言われます。
骨格の遺伝的な要因により上顎前突になってしまう人もいれば、乳幼児の指しゃぶりなどで上顎前突になってしまう人もいます。
どちらにせよ上顎前突は相手に良い印象を与えることが少ないため、なるべく矯正治療をすることをおすすめします。
②下顎前突
「下顎前突」は先ほどの上顎前突の逆で、下顎が上顎よりも前に突出している状態のことをいいます。
下顎前突も遺伝的な要因こそありますが、咀嚼する力が年々落ちていってしまうため若い頃に矯正治療を行うことをおすすめします。
また発音が悪くなる傾向にあるため、日常会話がしにくくなることも。
③開咬
「開咬」はオープンバイトと呼ばれる症状で、噛み合わせが悪い状態のことを言います。
口を「いー」とした際に上下の歯の間に隙間ができている人は、開咬の症状に該当します。
指しゃぶりや口呼吸などを乳幼児の頃から癖でやっていると開咬になりやすいと言われており、
- 細菌が繁殖しやすい
- 歯周病になりやすい
- 虫歯や口臭の原因となる
などのデメリットが多くあります。
また開咬を放置し続けると、前歯で食べ物を噛み切ることができないため、前歯の強度が悪くなったり奥歯を酷使してしまうことにつながってしまいます。
④正中離開・空隙歯列
正中離開・空隙歯列は「すきっ歯」と呼ばれる状態です。
歯の大きさが揃っていなかったり、歯の本数が足りていない場合に正中離開・空隙歯列になる人が多いと言われています。
正中離開・空隙歯列になってしまうと、
- 歯の隙間に食べ物が詰まりやすくなる
- 虫歯や歯周病になりやすくなる
- 滑舌が悪くなる
などの症状に悩まされることが多くなります。今後のことを考えて正中離開・空隙歯列は治療しておいた方が良いでしょう。
歯並びを整えて印象を良くするには?
悪い歯並びを整えて印象を良くするためには、歯科矯正の治療が最もおすすめです。
ここでは3つの方法を紹介します。
【方法1】ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は広く一般的に用いられている矯正方法です。
ワイヤー矯正は歯の表面や裏側に一本ずる金属装置をつけてワイヤーを通し、歯並びを治していきます。
ただ、歯に金属の装置がついている状態になるので「目立ってしまう…」とワイヤー矯正に前向きではない人も増えてきました。
特に最近では目立たない矯正が一般的になっていますので、ワイヤー矯正を好き好んで選ぶ人は少ない印象です。
【方法2】マウスピース矯正
マウスピース矯正は、マウスピースを装着して歯並びを治していく矯正方法です。
マウスピース矯正で用いられるマウスピースは「アライナー」と呼ばれており、透明なものが一般的です。
近年は装着していても透明で気付かれないことから、ワイヤー矯正と比べてマウスピース矯正を選ぶ人が多くなっています。
ただし装着した状態で色のついた食べ物や飲み物を口にすることができないため、注意が必要です。
【方法3】セラミック矯正
セラミック矯正は自分の歯を削り、その上からセラミック製の被せ物を使って、歯並びを整えていく矯正治療です。
マウスピース矯正やワイヤー矯正と違って、自分の歯を動かして歯列を整えるわけではないので、審美治療の部類に入ります。
セラミック矯正は1本5万円〜10万円が相場と言われており、かなり高額な治療になる傾向があります。
歯並びが悪い人の印象まとめ
今回は歯並びが悪い女性や男性が与える印象について、詳しく紹介しました。
多くの人が「悪い」と感じることがデータで出ていますが、中には「かわいい」と感じる人もいます。
ただ、そういった評価をする人はわずかでありビジネスシーンや日常的に支障が出てしまうことが多くあるため、歯科矯正をすることをおすすめします。
透明マウスピース矯正のZenyum(ゼニュム)では、印象を良くするために歯並びを矯正することができます。
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