東京でおすすめの安いマウスピース矯正を紹介!マウスピース矯正の選び方についても解説! Zenyum Japan

東京でおすすめの安いマウスピース矯正を紹介!マウスピース矯正の選び方についても解説!

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東京でおすすめの安いマウスピース矯正を紹介!マウスピース矯正の選び方についても解説!

「東京でマウスピース矯正をしたいけど、どこを選べばいいか分からない」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、東京でおすすめの安いマウスピース矯正を紹介します。

本記事を参考にすれば、ご自身に合うマウスピース矯正を見つけられるでしょう。

また、マウスピース矯正を失敗しないためには、マウスピース矯正選びが重要です。

最後に、マウスピース矯正の選び方や注意点についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。 

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正は、透明のプラスチックでできた矯正装置を装着することにより、歯を動かして歯並びを整える治療方法です。

この矯正装置は、1日20時間以上装着し、段階に応じて矯正器具を変えながら少しずつ歯を動かしていきます。

従来のワイヤー矯正とは異なり、透明な矯正装置であるため、周囲の人に矯正していることを知られにくいです。

また少しずつ矯正していくため、歯の痛みが少なく、痛みが苦手な方にも人気です。

マウスピース矯正を始める際は、まず矯正歯科でカウンセリングを行い、歯型を取ります。

患者様に合ったマウスピースを作り、段階的にマウスピースを交換しながら歯を動かしていき、歯並びをきれいに整えるという流れです。

ただし、マウスピース矯正が適応しない歯並びもあるため注意が必要です。

 

マウスピース矯正のメリット・デメリット

マウスピース矯正には、メリットとデメリットがあります。

マウスピース矯正を検討している方は、事前にメリットとデメリットについて知ることで、後悔なくマウスピース矯正を始められるでしょう。

以下では、マウスピース矯正のメリットとデメリットについて解説します。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正には、主に5つのメリットがあります。

マウスピース矯正のメリットは、以下のとおりです。 

  • 見た目が気にならない
  • 費用が安い傾向にある
  • 来院が少ない
  • 取り外しできる
  • 金属アレルギーでも矯正できる 

以下では、各メリットについて解説します。

メリット①見た目が気にならない

マウスピース矯正は、透明のプラスチックでできているため目立ちにくく、矯正していることが周囲に気づかれにくいです。

仕事柄、矯正器具が目立つと困る方や、学校や職場で矯正を目立たせたくないと感じている方にも最適でしょう。

見た目が気にならないことにより、精神的ストレスも軽減してくれるはずです。

メリット②費用が安い傾向にある

マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正に比べて費用が安い傾向にあります。

歯並びの状態により異なりますが、全顎矯正は50〜100万円程度、部分矯正の場合は10〜40万円程度でマウスピース矯正を始められます。

ワイヤー矯正とは異なり、矯正装置の定期的な調整も必要ないため、メンテナンス費用がかかることもありません。

ただし、矯正歯科やマウスピース矯正ブランドによって費用が異なるため、事前に確認しておきましょう。

メリット③来院が少ない

マウスピース矯正は、自分でマウスピースを交換していくため、ワイヤー矯正のように定期的に来院する必要がありません。

普段忙しくて歯科医院に通う時間がない方でも、少ない通院回数で予定通りに治療を進められます。

自分のペースで矯正を進めたい方には、マウスピース矯正が最適です。

メリット④取り外しができる

マウスピース矯正は、自分で取り外しをすることができます。

ワイヤー矯正の場合、食べ物が歯に詰まったり、歯磨きがしにくかったりなど、口腔内を清潔に保つのが困難です。

また、ワイヤー矯正は、硬い食べ物やキャラメルなどは避ける必要があります。

しかしマウスピース矯正は、着脱可能であるため、食事の制限がなく歯磨きがしやすいことから、口腔内も清潔に保ちやすいです。

矯正中も口腔内をキレイに保ちたいとお考えの方には、マウスピース矯正が向いています。

メリット⑤金属アレルギーでも矯正できる

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正とは異なり金属を使用せずに歯並びを整えられるため、金属アレルギーの方でも矯正可能です。

金属アレルギーとは、金属に対する免疫反応によりアレルギー症状が出ることです。

マウスピース矯正であれば、プラスチック製の素材で歯列矯正するため、金属アレルギーでお悩みの方も治療できます。

マウスピース矯正のデメリット

マウスピース矯正には、メリットがある一方で、デメリットも存在します。

デメリットを理解せずにマウスピース矯正を始めてしまうと、後悔するリスクが高まります。

マウスピース矯正のデメリットは、以下のとおりです。 

  • 1日20〜22時間以上着用する必要がある
  • 口の中に違和感がある
  • 歯並びの状態よっては矯正が向かない 

以下では、各デメリットについて解説します。

デメリット①1日20〜22時間以上着用する必要がある

マウスピース矯正は、1日20〜22時間以上装着しなければ、予定通りに治療が進まない可能性が高あります。

矯正歯科では、患者様がマウスピースを予定通りに装着することを想定して、治療計画を立てています。

したがって、自分で装着時間を管理できない場合は、治療計画が崩れて治療期間が長引いてしまうかもしれません。

しかし、自分で取り外しができないワイヤー矯正と比べて、マウスピースを長時間着用する必要があることは、必ずしもデメリットになるとは限らないでしょう。

デメリット② 口の中に違和感がある

マウスピース矯正は、口に違和感が生じることがあります。

マウスピース自体は薄いプラスチックで作成されていますが、付け始めは話しにくかったり、締め付けられた感覚があったりと、違和感があるかもしれません。

しかし、時間が経つにつれて慣れていき、徐々に口の中の違和感はなくなるため心配はいらないでしょう。

デメリット③ 歯並びの状態よっては矯正が向かない

マウスピース矯正は、すべての症例に対応できるというわけではなく、歯並びの状態によっては矯正が難しい場合があります。

マウスピース矯正に対応できない歯並びの状態は、以下のとおりです。 

  • 骨格に問題がある出っ歯
  • クロスバイト(奥歯のかみ合わせがずれている)
  • 左右が大幅にずれている 

ただ、近年のマウスピース矯正は、対応できる症例が増えており、八重歯・すきっ歯・開咬・出っ歯などのあらゆる歯並びを治療できます。

対応できる症例は、個人の歯並びの状態や矯正歯科医師、マウスピース矯正ブランドにより異なるため、まずはマウスピース矯正ができるかどうか相談してみましょう。

 

おすすめのマウスピース矯正ブランド

マウスピース矯正ブランドには、多くの種類があります。

マウスピース矯正ブランドにより、治療方針や治療可能な歯並びが異なるため、ブランドごとの特徴を理解することが重要です。

おすすめのマウスピース矯正ブランドは、以下のとおりです。 

  • Zenyum
  • インビザライン
  • キレイライン
  • クリアコレクト
  • アソアライナー
  • ウィ・スマイル
  • ホワイトライン 

以下では、各マウスピース矯正ブランドの特徴について解説します。

Zenyum

画像引用:Zenyum

Zenyum(ゼニュム)は、シンガポール発のマウスピース矯正ブランドです。

創業から4年で世界9カ国に進出している実績を持ちます。

歯並びを美しく整えて笑顔が増えるようにという思いを込めて「スマイルコスメティックス」という新ジャンルのビジネスを展開しています。

ゼニュムでは、AI(人工知能)とML(機械学習)の遠隔歯科治療で、少ない通院回数かつリーズナブルな価格で矯正が可能です。

マウスピース矯正を開始する際は、通院なしでもご自身のスマートフォンで歯の状態を撮影してゼニュムに送るだけで、歯科医師が診断をして治療可能な提携クリニックを紹介してくれます。

軽度〜中度の歯並びであれば30万円程度から矯正でき、奥歯のかみ合わせは50万円代から治療できると紹介されており、価格も負担が少ないことが分かります。

少ない通院数かつ負担の少ない価格で矯正してもらいたいとお考えの方には「Zenyum(ゼニュム)」がおすすめです。

インビザライン

画像引用:インビザライン

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース矯正ブランドです。

2022年9月時点の「インビザライン・システム」及び「インビザライン Goシステム」の合計では、世界で1,400万人以上が利用している実績を持っています。

子どもから大人の歯並びまで幅広く対応しており、前歯がガタついている歯並びや、かみ合わせの改善なども可能です。

また、インビザラインでは、独自の矯正疑似体験プログラムを提供しています。

歯を見せた笑顔の写真を撮影するだけで、歯科矯正後の新しい笑顔をすぐに確認可能です。

さらに、多くのブランドでは歯科矯正を始める際に複数回歯型を取る必要がありますが、インビザラインは、最初の1回のみで型取りが完了します。

型取りした歯型の他に、レントゲン写真や口腔内写真、光学スキャナなどのデータを用いることで、より再現度が高く理想に近い歯並びを実現しています。

認知度が高く、実績豊富なブランドを使用したい方には「インビザライン」がおすすめです。

キレイライン

画像引用:キレイライン

キレイラインは、リーズナブルな価格で歯科矯正が始められる人気のマウスピース矯正ブランドです。

キレイラインでは、歯科矯正は高額なため治療できないとお悩みの方でも負担なく治療が始められるように、低価格のマウスピース矯正を提供しています。

公式サイトでは、費用目安として19.8〜46.2万円と記載されており、無理なくマウスピース矯正を開始できることがわかります。

3Dプリンタやデジタル技術を採用しており、効率的で高精度なマウスピースを制作できることで、製造コストと小売価格を大幅に抑えられていることが特徴です。

またキレイライン矯正は、マウスピース矯正を採用したことで、歯科医師による矯正器具の交換や調整の手間を省き、人件費の削減も実現しています。

歯並びの状態によっては、20万円もせずに矯正を開始できるため、少ない負担で治療できることが魅力です。

できるだけ安く、高精度なマウスピース矯正を開始したいとお考えの方には「キレイライン」が最適です。

クリアコレクト

画像引用:クリアコレクト

クリアコレクトは、インビザラインを開発したアライン・テクノロジー社の元社長によりアメリカで開発されたマウスピース矯正ブランドです。

アメリカや日本の他にも、中国やヨーロッパなど世界34カ国以上で採用されている認知度の高いマウスピースです。

クリアコレクトでは、従来のマウスピース矯正よりも耐久性の高さや審美性を求めるために、素材にこだわって制作されています。

また、他のマウスピース矯正とは異なり、歯肉を覆う形状となっている点が大きな特徴です。

クリアコレクトで採用されている2mmのトリムラインと三層構造の素材により、効率的に歯並びを整えます。

クリアコレクトは定額プランがあり、高額なプランで60〜70万円程度、歯並びによっては10〜20万円台で矯正可能です。

世界でのシェア率No.2のマウスピース矯正ブランドであるため、信頼性や耐久性が高いリーズナブルなマウスピース矯正を求める方には「クリアコレクト」がおすすめです。

アソアライナー

画像引用:アソアライナー

アソアライナーは、1982年に創業した日本発のマウスピース矯正ブランドです。

国内の矯正専門ラボが提供している日本製のマウスピース矯正になります。

コンピューターで歯の移動量を精密に解析し、患者様に最適なマウスピース矯正を作成しています。

アソアライナーでは、特にマウスピースの厚みや種類にこだわっており、より正確性の高い治療を追求しています。

「ソフト」「ミディアム」「ハード」の3種類のマウスピースを約10日ずつ使用することが、大きな特徴です。

軽度の歯並びであれば、診断後最短10日でアソアライナーの歯列矯正を開始可能です。

マウスピース矯正の中でも、アソアライナーを日本国内で採用している歯科医院も多く、国内だけでなく海外にも展開しています。

すぐにでも信頼度の高いブランドでマウスピース矯正を始めたい方には「アソアライナー」がおすすめです。

ウィ・スマイル

画像引用:ウィ・スマイル

ウィ・スマイルは、毎月30名1回プラン1,650円でお試し矯正ができるマウスピース矯正ブランドです。

最短1回プランから選択可能で、歯並びの状態により4回・8回・12回・18回・24回から、矯正歯科医師と相談した上で回数を選択できます。

多くのマウスピース矯正ブランドでは、1回コースは用意されていないため、いきなりマウスピース矯正を始めることに不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、ウィ・スマイルであれば、自分に合うかどうか確かめたいという方も気軽に始められます。

また、お試しプランを経て本格的に矯正していきたいと感じた場合は、続けて矯正プランを選ぶことも可能です。

矯正を始める際には、どのような歯並びになるのか事前にシミュレーションし、理想の歯並びを医師と一緒にデザインするため、理想の歯並びに近づけられます。

まずはお試しで気軽にマウスピース矯正を始めたい方には「ウィ・スマイル」が適しているでしょう。

ホワイトライン

画像引用:ホワイトライン

ホワイトラインは、完全国内生産のマウスピース矯正を提供しているブランドです。

ホワイトラインでは、患者様の口腔内のスキャンデータから国内の歯科技工所でマウスピースを製造しています。

マウスピース矯正は、海外製のものが一般的で、輸送の際はあらゆる人の手を介して届けられます。

一方、ホワイトラインであれば完全国内生産であるため、制作スタッフの消毒・検温・納品時の超音波洗浄を徹底しており、安全性も高いといえるでしょう。

ホワイトラインのマウスピース矯正にかかる治療費は、17.6〜46.2万円が相場です。

日本製でありながら、治療費が安いという点が特徴です。通常のワイヤー矯正と比べて、約半額以下の費用で治療が受けられます。

また、初期費用2.2万円で初回1回プランも用意していることから、気軽に矯正を始められます。

マウスピース矯正治療において、国内製造で安全性の高さを求める方には「ホワイトライン」がおすすめです。 

東京のマウスピース矯正を選ぶ際のポイント

東京でマウスピース矯正を開始させる場合、失敗しないためにも慎重に矯正ブランドや矯正歯科医師を選ぶ必要があります。

マウスピース矯正を選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。 

  • 日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているか
  • 立地が良いか
  • 矯正方法の種類が豊富か
  • 診療時間が自身に合っているか
  • 費用設定が分かりやすいか
  • 矯正中のトラブルに対応してくれるか
  • 治療計画が明確か
  • 熟練した医師がいるか 

以下では、各ポイントについて解説します。

日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているか

マウスピース矯正を行う場合は、日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているか確認しましょう。

日本矯正歯科学会は、1926年に設立された歯科矯正学専門の学術団体です。

日本矯正歯科学会の認定を取得するためには、5年以上の矯正歯科の研修を受け、難易度の高い学会の試験に合格しなければいけません。

そのため、日本矯正歯科学会の認定を受けている歯科医師が在籍している場合は、矯正歯科の技術や知識が豊富である証拠といえるでしょう。

マウスピース矯正を受ける際は、事前に日本矯正歯科学会のホームページから認定医がいるか確認してください。

立地が良いか

マウスピース矯正を開始する際は、矯正歯科への通いやすさも考えておきましょう。

マウスピース矯正は、通院回数が少ないことが一般的ですが、最初のうちは予定通り治療が進んでいるか1〜2カ月に1回程度通院する必要があります。

遠い場所にある矯正歯科を選んでしまうと、通う時間が取れなかったり、予約がなかなか取れなかったりして、途中で歯科矯正を諦めてしまうかもしれません。

また、トラブルが発生した場合に、矯正歯科が遠いことですぐに通院できなければ、トラブルが悪化して治療期間が長引いてしまう可能性もあります。

歯科矯正に失敗しないためにも、自宅や駅から近い矯正歯科を選択しましょう。

矯正方法の種類が豊富か

マウスピース矯正を受ける際でも、ワイヤー矯正を提供しているかどうかを確認しておきましょう。

マウスピース矯正をするために矯正歯科を訪れても、歯並びによってはマウスピース矯正ができない可能性があります。

また、マウスピース矯正ができる歯並びであっても、状態によりワイヤー矯正のほうが向いているということも考えられます。

ワイヤー矯正を提供している矯正歯科であれば、他の歯科医院へ足を運ばなくても手間なく矯正を開始できるでしょう。

診療時間が自身に合っているか

矯正歯科の診療時間が、ご自身のライフスタイルに合っているか確認しておきましょう。

マウスピース矯正は、通院回数が少ないとはいえ、定期的に通院する必要があります。

普段仕事で忙しい社会人の方であれば、平日の夜間や土日の午後しか時間が取れないという方もいらっしゃるでしょう。

矯正歯科を選ぶ際は、無理なく通院できる曜日や時間に診療しているか事前に確認することも重要です。

費用設定が分かりやすいか

矯正歯科の費用設定も明瞭か事前に確認しておきましょう。

マウスピース矯正は、矯正歯科により大きく異なるため、複数の歯科医院で見積もりを取って比べることが重要です。

中には、治療期間や費用が不明瞭な矯正歯科も存在します。

正確な矯正費用が分からずに歯列矯正を始めると、トラブルにつながる可能性が高まるため注意が必要です。

マウスピース矯正を開始する際は、必ず費用を確認しておきましょう。

矯正中のトラブルに対応してくれるか

マウスピース矯正中に発生したトラブルに対応してくれるかも確認しておきましょう。

マウスピース矯正は、プラスチック製で取り外しも自由にできるため、矯正器具が割れてしまったり、誤って捨ててしまったりなどのトラブルが発生することもあります。

上記のようなトラブルが発生した場合でも、すぐに対応してくれる矯正歯科であれば、治療に影響なく矯正を進められるでしょう。

万が一、トラブルに対応してもらえない矯正歯科を選んでしまうと、治療期間が長引いて余分な費用も発生してしまいます。

そのため、マウスピース矯正を開始する際は、必ずトラブルへの対応があるか確認しておきましょう。

治療計画が明確か

マウスピース矯正を行う際は、治療計画が明確で説明が分かりやすいかも重要です。

歯科医師だけが治療計画を把握していても、患者様が理解していなければトラブルにつながる原因となります。

患者様にも分かりやすい言葉で治療計画を説明してくれる矯正歯科であれば、安心して矯正を任せられるでしょう。

患者様が分からない点や不安な点を医師に伝えても、明確に答えてくれない場合は、歯科医師を考え直すことをおすすめします。

熟練した医師がいるか

矯正歯科に有資格のスタッフが在籍しているかも確認しておきましょう。

矯正歯科では、歯並びに影響する唇や舌の動きのトレーニングを指導されることがあります。しかし毎回、認定医師や歯科衛生士などの認定医に対応してもらえるとは限りません。

そのため矯正歯科のスタッフが対応することがありますが、中にはトレーニングが行き届いていないスタッフや無資格のスタッフが担当する場合もあり、思ったような指導が受けられないという場合もあります。

安心して矯正を進めるためにも、事前に有資格のスタッフが在籍しているかしっかり確認しておきましょう。 

東京都でおすすめのマウスピース矯正ができるクリニック5選

東京都でマウスピース矯正を受けるにも、どの矯正歯科に通うべきかわからずお困りの方もいらっしゃるでしょう。

東京都でマウスピース矯正を受けられるおすすめのクリニックは、以下のとおりです。 

  • 渋谷ルーブル歯科・矯正歯科
  • スマイル+さくらい歯列矯正歯科
  • Akasaka Sakura Dental Clinic
  • Ojima Ekimae Dentistry/Oshima Ekimae Orthodontics
  • Green Terrace Dental Clinic 

以下では、各クリニックの特徴について解説します。

スマイル+さくらい歯列矯正歯科

画像引用:スマイル+さくらい歯列矯正歯科

スマイル+さくらい歯列矯正歯科は、ゼニュムのマウスピース矯正に対応している矯正歯科です。

矯正歯科専門の歯科医師2名により、精密かつ目立たない矯正を提供しています。

マウスピース矯正はもちろん、見えない裏側矯正にも対応しており、ご希望の矯正を開始できるでしょう。

また、相談検査までの料金がすべて無料で、矯正治療にかかる費用の総額を診断時に教えてもらえる「トータルフィー制度(治療費定額制)」が採用されています。

さらに、治療後の2年間保証もついているため、事前に総額を把握し、治療期間が延長したとしても金額が変更することはありません。

矯正治療の治療期間を短くし、通院回数を少しでも減らして通院できるよう、来院頻度は4〜16週間に1回に設定されています。

相談や検査は無料で受けられるため、まずは歯並びの状態を確認してもらい、マウスピース矯正を開始できるか確認してもらいましょう。

Address 〒158-0094 東京都世田谷区玉川 3-10-11 TK第1ビル 3F
最寄り駅 東急田園都市線・二子玉川駅 徒歩2分
Phone number 03-5717-3477
診療時間 火・水・金:10:30〜18:00/18:00〜20:00

 

土・日:9:30〜10:30/10:30〜18:00

doctor's no-consultation day 月・木・祝

Akasaka Sakura Dental Clinic

画像引用:赤坂さくら歯科クリニック

赤坂さくら歯科クリニックは、東京都の赤坂に位置する最新機器を用いてマウスピース矯正が実施されているクリニックです。

歯科医師・スタッフは全員女性であるため、歯のお悩みを異性に相談することに抵抗がある女性の患者様も安心して来院できます。

赤坂さくら歯科クリニックでは、患者様の一人につき必ず1時間を確保して丁寧なカウンセリングが行われます。

ゼニュムのマウスピース矯正も提供しており、高額な矯正に抵抗がある方も、費用面と歯並びの症例の多さからマウスピース矯正を選ぶ方が多くいるようです。

赤坂さくら歯科クリニックは、完全個室でプライバシーに配慮したクリニックであるため、人の目が気になる方も通いやすいでしょう。

Address 〒107-0052 東京都港区赤坂5-4-6 赤坂三辻ビル5F
最寄り駅 ・東京メトロ千代田線 赤坂駅4出口 徒歩30秒

 

・東京メトロ銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅 徒歩8分

・東京メトロ南北線・銀座線 溜池山王駅 徒歩7分

Phone number 03-6807-4817
診療時間 月〜金:7:30〜13:00/14:30〜17:00
doctor's no-consultation day Saturday, Sunday, Holidays

Ojima Ekimae Dentistry/Oshima Ekimae Orthodontics

画像引用:おおじま駅前歯科・大島駅前矯正歯科

おおじま駅前歯科・大島駅前矯正歯科は、「通いたくなる歯科クリニックを当たり前に」をモットーにマウスピース矯正を提供している矯正歯科です。

おおじま駅前歯科・大島駅前歯科では、マウスピース矯正の治療実績が5,000件以上あります。

口腔環境は人により異なるため、マウスピース矯正実績の豊富さは重要な要素といえるでしょう。

また、ゼニュムを含む15ブランド以上からマウスピース矯正を選択でき、医師と相談しながら最適なブランドを選択可能です。

多くの人に矯正治療を受けてもらえるよう、明瞭な費用でマウスピース矯正を提供しています。

相談にかかる費用は無料であるため、まずはマウスピース矯正に関するお悩みや不安を相談してみましょう。

Address 〒136-0072 東京都江東区大島6丁目26-7 太田ビル1F
最寄り駅 都営新宿線大島駅A6出口より徒歩3分
Phone number 03-5628-7001
診療時間 月〜水・土・日  9:30〜12:30/14:30〜19:30
doctor's no-consultation day 木・金・祝

MYデンタルクリニック

画像引用:MYデンタルクリニック

MYデンタルクリニックは、渋谷駅から徒歩5分でマウスピース矯正が開始できる矯正歯科です。

矯正・インプラント・親知らずの抜歯など、それぞれの診療項目を専門とした歯科医師が所属しています。

それぞれの診療項目の専門性を活かし、患者様一人一人のなりたい歯並びを実現しています。

また、MYデンタルクリニックでは、最新の設備と機器を揃えているため、安心して矯正を始められるでしょう、

在籍する歯科医師やスタッフも有資格の方が多いため、バラつきのない幅広い技術で対応してもらえる点でも魅力です。

渋谷付近でマウスピース矯正を始めたいとお考えの方には、MYデンタルクリニックがおすすめです。

Address 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町36-1 SANWA SHIBUYA Bldg. 3F
最寄り駅 JR線:渋谷駅より徒歩5分

 

東京メトロ 半蔵門線:渋谷駅より徒歩6分

東京メトロ 銀座線:渋谷駅より徒歩6分

Phone number 03-6452-5285
診療時間 月〜日:10:00〜21:00
doctor's no-consultation day

Lily Smile Dental Clinic

画像引用:Lily Smile Dental Clinic

Lily Smile Dental Clinicは、クオリティの高い治療を提供するために自由診療のみを提供している歯科医院です。

マウスピース矯正の他に表側と裏側のワイヤー矯正にも対応しているため、あらゆる歯並びの治療にも対応しています。

患者様と歯科医師の間で治療に対する相違がないよう、納得できるまでカウンセリングの時間を設けています。

どのような治療費でどれくらいの治療期間があるのか、メリット・デメリットなど、丁寧に説明してもらえて安心です。

また、痛みが苦手で矯正するかお悩みの方でも負担なく治療が受けられるよう、全身麻酔に近い状態の鎮静麻酔を選択した治療も提供しています。

歯医者が苦手な方でも治療が受けやすいため、まずはマウスピース矯正に関するお悩みを相談してみましょう。

Address 〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-2-10 八勝堂ビル 2F
最寄り駅 池袋駅西口C2出口より徒歩1分
Phone number 070-9119-6680
診療時間 月・木〜日:10:00〜13:30/14:30〜20:00

 

水:カウンセリングと急患対応のみ

doctor's no-consultation day

 

自分に合ったマウスピース矯正の選び方

マウスピース矯正には、ブランドがいくつかあるため、自分に合ったものを選ぶことが重要です。

自分に合うマウスピース矯正の選び方が分からなければ、治療に後悔してしまうリスクが高まります。

マウスピース矯正の選び方は、以下のとおりです。 

  • プラン内容
  • 費用
  • Length of treatment
  • 治療範囲
  • 通院頻度
  • 支払い方法
  • サポート体制 

以下では、自分に合うマウスピース矯正を選ぶ際のポイントについて解説します。

プラン内容

プラン内容は、マウスピース矯正ブランドによって異なります。

マウスピース矯正の「プラン制」とは、部分矯正や全体矯正など、マウスピースの最大使用枚数・矯正範囲・対応症例などから、あらかじめプランを設定する方法です。

また「回数制」という治療回数やマウスピースの使用枚数により、治療費用や治療期間が変わるという方法もあり、満足できるまで治療を進めることができます。

プラン制であれば、決定したプラン内で治療の再設計やマウスピースの追加が可能です。

ただし、歯並びの乱れが軽度の場合、あらかじめ料金が設定されているプラン制では、費用が高額になる可能性があるでしょう。

一方で回数制は、1回の治療から提供されている点がメリットです。

マウスピース矯正を始める際は、予算を超えてしまわないようプラン内容をよく確認しておきましょう。

費用

マウスピース矯正にかかる費用は、歯並びの状態やマウスピースブランドにより異なります。

マウスピース矯正ブランドによっては、同じ歯並びでも料金設定が異なるため、かかる費用が変わってきます。より安いプランを選びたい場合は、事前に複数の歯科医師に相談・見積もり依頼をして、比較することが重要です。

また矯正治療には、装置の費用だけでなく、検査料や調整料が必要になります。

各治療費が明確に記載されていないと、予算を超えてしまったり、追加料金が大幅に発生してしまったりすることもあります。

事前にどのような費用が必要になるかを確認しておきましょう。

Length of treatment

マウスピース矯正ブランドごとに、治療期間も変わってきます。

最短3ヶ月で完了するマウスピース矯正ブランドもあれば、1年以上かかるブランドもあります。

ただし、患者様の歯並びの状態により治療期間は左右するため、ご自身の歯並びの状態から見た治療期間でマウスピース矯正ブランドを選ぶことも重要です。

治療範囲

治療範囲は、マウスピース矯正ブランドにより異なります。

気になる前歯だけを修正する場合は、部分矯正が実施されています。

部分矯正は、難易度が低い治療のため、多くのマウスピース矯正ブランドで提供されています。

一方、中〜重度の歯並びやかみ合わせの場合は、全顎矯正が一般的です。

全顎矯正は、マウスピース矯正ブランドによっては実施されていない場合もあります。

場合によってはワイヤー矯正が進められるケースもあるため、カウンセリングなどを受けて事前に確認しておきましょう。

通院頻度

通院頻度もマウスピース矯正ブランドにより異なります。

多くのマウスピース矯正ブランドでは、2〜3カ月に1回の通院が設定されています。

しかし、1カ月に1回と定めているブランドもあれば、アプリ内で写真を送れば通院が不要としているマウスピース矯正ブランドもあります。

Zenyum(ゼニュム)は、オンライン無料診断を実施しているため、定期的な通院が不要です。

マウスピース矯正ブランドを選ぶ際は、自身のライフスタイルに合う通院頻度で通えるかも確認しておきましょう。

支払い方法

マウスピース矯正ブランドにより、支払い方法も異なることがあります。

支払い方法としては、現金・クレジットカード・銀行振込・ショッピングローンなどが主流です。

しかし、マウスピース矯正ブランドによりご希望の支払い方法に対応していない可能性があります。

ご希望の支払い方法がある際は、対応しているかも確認しておきましょう。

サポート体制

マウスピース矯正ブランドごとに、異なるサポート体制を提供しています。

マウスピース矯正は自己管理が重要です。自己管理がうまくいかなければ治療ペースが落ち、予定通りに治療できない可能性が高まります。

ブランドにより、自己管理がしやすいようにオンラインサポートを行っていたり、治療進捗を確認できるサポートを提供しています。

また、自己管理が難しい場合は、あえて通院するプランを提供しているマウスピース矯正ブランドもあるため、サポート体制をよく確認しておきましょう。

 

マウスピース矯正で失敗しないために

マウスピース矯正をするならば、できるだけ失敗は避けたいと考える方も多いでしょう。

この章では、マウスピース矯正で失敗しないためのポイントを紹介します。 

  • 経験豊富な医師により治療してもらう
  • 装着時間を守る
  • セルフケアを行う
  • 気になることは医師に相談する
  • 自分の歯並びがマウスピース矯正できるか確認する
  • 実績のあるマウスピース矯正ブランドを利用する 

以下では、各ポイントについて解説します。

経験豊富な医師により治療してもらう

マウスピース矯正をする際は、経験豊富な医師に治療してもらいましょう。

経験豊富な歯科矯正医師であれば、患者様の歯並びに合わせて適切な治療プランを作成してくれます。

また万が一、治療中にトラブルが起こった場合でも、経験豊富な医師が在籍していれば、適切に軌道修正してくれるはずです。

装着時間を守る

マウスピース矯正でプラン通りに治療するためには、装着時間が重要です。

マウスピース矯正は、基本的に1日20時間以上装着する必要があります。

装着時間が短すぎる場合、うまく歯が動かず治療スピードが遅くなったり、歯が元の位置に戻ってしまったりするかもしれません。

シミュレーション通りに歯並びを整えるためにも、必ず装着時間は守りましょう。

セルフケアを行う

マウスピース矯正は、基本的に食事と歯磨き以外の時間は装着する必要があります。

食事を終えたら、歯磨きをして再びマウスピースを装着するのがマウスピース矯正の流れです。

食事後に歯磨きをせずにマウスピースを装着してしまうと、マウスピース内に細菌が繁殖したり、虫歯のリスクが高まったりすることもあります。

歯並びだけでなく、口腔内の環境をきれいに保つためにも、セルフケアは必須です。

気になることは医師に相談する

マウスピース矯正中に気になることがあれば、必ず医師に相談しましょう。

気になることや不満がある状態のまま、医師に伝えられずに治療を進めてしまうと、理想の歯並びを目指すことが困難になります。

歯並びが理想の位置からずれ始めている場合は、早めに相談することで治療期間が延長されることなく、早期に軌道修正してもらえるでしょう。

気になることは、気になった時点ですぐに医師に伝えるようにしてください。

自分の歯並びがマウスピース矯正できるか確認する

マウスピース矯正は、患者様の歯並びの状態によっては適用していないことがあります。

近年では、マウスピース矯正できる症例も増えていますが、すべての歯並びに対応しているわけではありません。

ワイヤー矯正を進められているにもかかわらず、無理にマウスピース矯正を選択してしまうと、失敗するリスクが高まります。

マウスピース矯正が向かないと判断された場合は、他の矯正方法を検討することも視野に入れましょう。

実績のあるマウスピース矯正ブランドを利用する

マウスピース矯正ブランドは豊富にあるため、失敗しないためには実績があるブランドを選ぶようにしましょう。

実績豊富なブランドであれば、過去にも多くの症例に対応している経験から、適切な矯正プランを提供してくれるはずです。

マウスピース矯正ブランドにこだわりがないという方も、必ず実績があるか確認しておきましょう。

 

特におすすめなのがZenyum(ゼニュム)のマウスピース矯正

画像引用:Zenyum

マウスピース矯正ブランドでも特におすすめなのが「Zenyum(ゼニュム)」です。

ゼニュムのマウスピース矯正には、3つのおすすめポイントがあります。 

  • 幅広い症例に対応している
  • 実績が豊富である
  • 進捗状況を自身で確認できる 

以下では、ゼニュムのおすすめポイントについて解説します。

幅広い症例に対応している

ゼニュムのマウスピース矯正は、幅広い症例に対応していることが魅力です。

ゼニュムが対応している症例は、以下のとおりです。 

  • Rotation
  • 歯のねじれ
  • Gaps
  • Crossbite
  • 開咬
  • Underbite 

複雑な症例でも対応してくれるため、ワイヤー矯正よりもマウスピース矯正で歯並びを整えたいとお考えの方に向いています。

自分の歯並びがマウスピース矯正に向いているか確かめるためにも、一度オンライン無料診断で相談してみましょう。

実績が豊富である

ゼニュムは、2018年にシンガポールで開設され、4年で9カ国に進出している実績あるマウスピース矯正ブランドです。

ゼニュムのマウスピース矯正と提携している矯正歯科も全国に10院あり、うち3院は東京にあるため、東京でもゼニュムのマウスピース矯正を始めやすいでしょう。

最新の機器・最高のテクノロジー・高い技術を持つ歯科医師により、理想の歯並びを手に入れられるはずです。

進捗状況を自身で確認できる

ゼニュムのマウスピース矯正は、専用スマホアプリからいつでも治療の進捗を確認できます。

専用アプリから定期的に歯の写真を送れば、歯科専門家が歯の動きを確認して治療を進めることができるため、通院が不要な点でも魅力的です。

普段忙しくて矯正歯科まで足を運ぶのが難しいという方でも、少ない通院数で治療が進められるため、負担をあまりかけずに歯並びを整えられるでしょう。

 

東京でマウスピース矯正をするならZenyum(ゼニュム)がおすすめ!

本記事では、東京でおすすめのマウスピース矯正について解説しました。

中でもおすすめのマウスピース矯正ブランドは「Zenyum(ゼニュム)」です。

ゼニュムは、2018年に開業してから4年で世界9カ国に進出した実績あるマウスピース矯正ブランドです。

豊富な症例に対応していることから、他のマウスピース矯正ブランドでは対応していない症例でも、ゼニュムであればマウスピース矯正を受けられる可能性があります。

ゼニュムでは無料診断も実施されています。マウスピース矯正をご検討している方は、ぜひZenyum(ゼニュム)へご自身の歯並びに対応しているかどうか、相談してみましょう。

Table of Contents

山崎さとみ(歯科衛生士)

マウスピース矯正ができるのか気になる方は気軽にゼニュムの「オンライン無料診断」をお試しください。簡単な質問と歯の写真をご提出頂くだけで、マウスピース矯正の治療が可能かどうか、可能な場合のおおよその費用感と治療期間をご案内いたします。

For those who would like to consider mouthpiece orthodontics

Zenyum offers a free online diagnosis that you can easily perform from your smartphone or computer. Not only will we be able to tell you if you can be treated with mouthpiece braces, but we will also answer your questions about the approximate duration and cost of treatment, as well as any other orthodontic questions you may have.

  • セラミック矯正が対応できる歯並びって?費用や治療方法も解説します

    セラミック矯正が対応できる歯並びって?費用や治療方法も解説します

    セラミック矯正が対応できる歯並びって?費用や治療方法も解説します 歯並びを改善する方法について調べてみると「セラミック矯正」という方法があります。 セラミック矯正とは、他の矯正方法と比べてどんな違いがあるのでしょうか? 今回はセラミック矯正のメリット・デメリット、対応できる歯並びなどについて詳しく解説していきます。  セラミック矯正とは?治療できるのはこんな歯並び セラミック矯正には「矯正」というワードが付いていることから、ワイヤー矯正やマウスピース矯正のような矯正歯科治療の一種だと考える人も少なくありません。 しかし、セラミック矯正は矯正歯科治療のように歯に矯正力をかけて歯並びを整える治療ではないため、厳密には矯正治療とはいいません。 それでは、セラミック矯正とはどのような治療方法なのでしょうか? まずは、セラミック矯正の詳しい治療法と対応できる歯並びについて確認していきましょう。  セラミック矯正とは セラミック矯正とは、歯を削って上からセラミックでできた被せ物をすることで、生えている位置や向きなどが気になる歯の見た目を改善させる治療です。 ワイヤー矯正やマウスピース矯正のように、歯並びを整えるために装置を使って歯を動かすことはありません。 セラミック矯正に使用されるセラミックと呼ばれる素材は、陶器でできているため、前歯などの目立つ場所に使用しても見た目が非常に良いことが特徴です。 天然の歯のような自然な透明感と光沢感があることから、人工歯であることがほとんど分かりません。 歯を動かさず上から被せるだけなので、ワイヤー矯正やマウスピース矯正のように長い治療期間をかけずに見た目を変えられるというメリットがあります。  セラミック矯正が対応できるのは軽度な出っ歯やすきっ歯などの症状 セラミック矯正の治療対象となる歯並びは、軽度の出っ歯やすきっ歯などの症状です。 ガタガタが大きい歯並びや、傾きの大きい重度な出っ歯などは基本的に治療対象とはならず、ワイヤー矯正やマウスピース矯正での治療が向いていると判断されるケースもあるでしょう。  骨格に問題があるケースなどは適用外となる 一言に出っ歯といっても、出っ歯に見える原因はさまざまです。 歯の傾きによって出っ歯になっているケースもあれば、上顎の骨格が下顎に対して大きすぎることが原因で出っ歯だと感じる場合もあります。 セラミック矯正では軽度な歯の傾きなどを改善する効果は期待できるものの、骨格まで改善することは難しいです。 そのため、骨格が原因で出っ歯になっている場合なども、基本的にはセラミック矯正の適応外となるでしょう。  セラミック矯正のメリット 次は、セラミック矯正のメリットについてご紹介します。  治療期間が短い セラミック矯正は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正と比べて、治療期間が短くて済みます。 ワイヤー矯正やマウスピース矯正の治療期間は、数本の歯を動かす部分矯正であっても半年程度かかることが多いです。 歯を一気に動かすと痛みが生じたり、歯の健康を損なったりする可能性があるためです。 それに対してセラミック矯正は、歯を削って被せ物をするだけで見た目が改善されます。...

    セラミック矯正が対応できる歯並びって?費用や治療方法も解説します

    セラミック矯正が対応できる歯並びって?費用や治療方法も解説します 歯並びを改善する方法について調べてみると「セラミック矯正」という方法があります。 セラミック矯正とは、他の矯正方法と比べてどんな違いがあるのでしょうか? 今回はセラミック矯正のメリット・デメリット、対応できる歯並びなどについて詳しく解説していきます。  セラミック矯正とは?治療できるのはこんな歯並び セラミック矯正には「矯正」というワードが付いていることから、ワイヤー矯正やマウスピース矯正のような矯正歯科治療の一種だと考える人も少なくありません。 しかし、セラミック矯正は矯正歯科治療のように歯に矯正力をかけて歯並びを整える治療ではないため、厳密には矯正治療とはいいません。 それでは、セラミック矯正とはどのような治療方法なのでしょうか? まずは、セラミック矯正の詳しい治療法と対応できる歯並びについて確認していきましょう。  セラミック矯正とは セラミック矯正とは、歯を削って上からセラミックでできた被せ物をすることで、生えている位置や向きなどが気になる歯の見た目を改善させる治療です。 ワイヤー矯正やマウスピース矯正のように、歯並びを整えるために装置を使って歯を動かすことはありません。 セラミック矯正に使用されるセラミックと呼ばれる素材は、陶器でできているため、前歯などの目立つ場所に使用しても見た目が非常に良いことが特徴です。 天然の歯のような自然な透明感と光沢感があることから、人工歯であることがほとんど分かりません。 歯を動かさず上から被せるだけなので、ワイヤー矯正やマウスピース矯正のように長い治療期間をかけずに見た目を変えられるというメリットがあります。  セラミック矯正が対応できるのは軽度な出っ歯やすきっ歯などの症状 セラミック矯正の治療対象となる歯並びは、軽度の出っ歯やすきっ歯などの症状です。 ガタガタが大きい歯並びや、傾きの大きい重度な出っ歯などは基本的に治療対象とはならず、ワイヤー矯正やマウスピース矯正での治療が向いていると判断されるケースもあるでしょう。  骨格に問題があるケースなどは適用外となる 一言に出っ歯といっても、出っ歯に見える原因はさまざまです。 歯の傾きによって出っ歯になっているケースもあれば、上顎の骨格が下顎に対して大きすぎることが原因で出っ歯だと感じる場合もあります。 セラミック矯正では軽度な歯の傾きなどを改善する効果は期待できるものの、骨格まで改善することは難しいです。 そのため、骨格が原因で出っ歯になっている場合なども、基本的にはセラミック矯正の適応外となるでしょう。  セラミック矯正のメリット 次は、セラミック矯正のメリットについてご紹介します。  治療期間が短い セラミック矯正は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正と比べて、治療期間が短くて済みます。 ワイヤー矯正やマウスピース矯正の治療期間は、数本の歯を動かす部分矯正であっても半年程度かかることが多いです。 歯を一気に動かすと痛みが生じたり、歯の健康を損なったりする可能性があるためです。 それに対してセラミック矯正は、歯を削って被せ物をするだけで見た目が改善されます。 そのため、治療期間は1カ月~2カ月程度と短い傾向があります。  歯の形や色を変えられる ワイヤー矯正やマウスピース矯正では、歯の位置を変えることはできても、歯の大きさや形を変えることはできません。 一方で、セラミック矯正は歯を削った上から被せ物をするため、歯の大きさや形を改善しやすいという特徴があります。 また、セラミックの色は患者さまのご希望に合わせて選ぶことが可能です。 ホワイトニングをしなくても好きな白さまで歯のトーンを上げられるというメリットがあります。  後戻りの心配がない ワイヤーやマウスピースを使って歯を動かすと「後戻り」と呼ばれる、もともと生えていた場所に歯が戻ろうとする働きが起こります。 そのため、歯を動かした後には「リテーナー」と呼ばれる装置を使って歯が元の位置に戻るのを防ぎます。 しかし、セラミック矯正は歯を移動させる治療ではないため、後戻りが起こる心配がありません。 再び歯並びが乱れることを気にしなくて済むというメリットがあります。  装置を取り付ける必要がない セラミック矯正では、ワイヤーやマウスピースといった矯正装置を付けることはありません。 治療中の見た目が大きく変わらないため、お仕事や日常生活に影響を与えにくいといえます。 その代わりセラミック矯正は、歯を削ってから被せ物が出来上がるまでの数週間を仮の歯で過ごす必要があります。  セラミック矯正のデメリット セラミック矯正は、長い治療期間を必要とせず、短期間で理想の歯並びを整えられるなどのメリットがある一方で、いくつかデメリットも存在します。 次でデメリットについても確認しておきましょう。  健康な歯を削る セラミック矯正の場合は、上から被せ物を装着するために健康な歯を削る必要があります。 特に、前歯の傾きが大きい場合などは歯を大きく削る必要があり、場合によっては歯の神経を抜かなければいけないケースもあります。 それに対して、ワイヤー矯正やマウスピース矯正では基本的に大きく歯を削ることはありません。 そのため、健康な歯を削ることに抵抗のある方は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正のほうが向いているかもしれません。  虫歯のリスクが高まる セラミックの被せ物と歯の間には、時間の経過とともに隙間や段差が生じることがあります。 歯磨きを怠ったり、磨き残しが多かったり、定期検診をサボったりしてしまうと、隙間や段差に汚れがたまり、そこから虫歯になる可能性が高まります。 特に、セラミック矯正のために神経を抜いた歯は、他の健康な歯に比べて栄養が行き届きにくくなっており、細菌に対する免疫力が下がっています。 虫歯が進行しやすい可能性があるため、特に注意する必要があるのです。  セラミックが欠けることがある セラミックは陶器でできているため、強い力や衝撃が加わると割れやすいという特徴を持っています。 人や物と接触の可能性があるスポーツをされている方や、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、セラミックが欠けたり割れたりするリスクが高いでしょう。 セラミックが破損した場合は、基本的に作り直しとなり、再度費用がかかります。  根本的な歯並びの悩みを解決できないことがある セラミック矯正は、あくまで見た目だけを改善する治療で、かみ合わせまでを改善することは不可能です。 そのため、かみ合わせや歯並びを改善することで、かむ機能を向上させたりする効果は期待できません。 セラミック矯正では、歯並びを乱している根本的な原因を解決することはできない可能性があるということを覚えておきましょう。 歯並びを乱している根本的な原因の改善を目指すためには、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの矯正歯科治療を行うことをおすすめします。 例えば、マウスピースブランドのゼニュムでは、軽度から重度の症例に対応した「部分矯正」から「全体矯正」まで合計3つのプランを用意しています。 費用は、324,500円~660,000円(税込)と比較的リーズナブルに治療可能です。 (※精密検査代(おおよそ税込22,000円~33,000円※クリニックにより異なる)、追加精密検査代、リテーナー費用は固定料金に含まれません。) また、治療には透明な目立ちにくいマウスピースを使うため、矯正期間中でも外見に大きな影響を与える心配が少なくて済むでしょう。  セラミック治療の費用と流れ セラミック矯正を始める場合、やはり気になるのは費用や具体的な治療方法についてではないでしょうか? 次は、セラミック矯正にかかる費用や、治療の流れについて解説していきます。  セラミック治療の費用 セラミック矯正の費用相場は、1本5万円~15万円程度だといわれています。 基本的に健康保険は適用されず、自由診療となるため、歯科医院ごとに費用に差があるでしょう。 セラミック矯正は、笑ったときに見えやすい前歯6本~8本程度を治療範囲とするケースが多いため、費用は30万円~120万円程度となります。  治療の流れ セラミック矯正は以下のような流れで治療を行います。 1.カウンセリング まずは、カウンセリングで歯の悩みや理想の歯並びについて相談します。 どのような治療の選択肢があるのか、または治療を行う上でのリスクなどについて歯科医師が説明します。 カウンセリングは歯科医院によって無料で行っている場合もありますが、治療費とは別に5,000円~1万円程度かかるケースもあるため、事前に歯科医院のホームページなどで費用を確認しておくとよいでしょう。 2.精密検査 次は、セラミック矯正を行うために口内の状態を診察したり、レントゲンを撮って歯の生え方などを確認したりします。 精密検査を行ってセラミック矯正が適合すると判断されれば、患者様の承諾の上、治療に移ります。 3.歯を削る セラミックを被せるために、歯を削ります。 大きく歯を削る場合は、神経の治療を行ったり、被せ物を装着するための土台を作ったりします。 4.仮歯の製作・装着 セラミックが出来上がるまでは数週間かかるため、その間は仮の歯を付けて過ごします。 仮歯は削った後の歯の見た目を補ったり、歯茎や削った後の歯を保護したりする役割もありますが、日常的に使用することでかみ合わせに不具合がないか、形やサイズは合っているかを観察するという目的もあります。 そのため、1週間~2週間程度仮歯で過ごして問題がないか確認し、違和感が大きかったり出来上がりに満足できなかったりした場合は、何度か作り直す場合もあるでしょう。 5.セラミックの型取り 仮歯で過ごしてみて問題がない場合には、本番用のセラミックの型取りを行います。 6.セラミックの装着 型取りから数週間後、セラミックの被せ物が出来上がります。 装着して、色や形、かみ合わせなどに問題がなければ、これでセラミック矯正の処置は終了です。  セラミック矯正で注意したいポイント 最後にセラミック治療中、または治療後に注意したいポイントを確認しておきましょう。  仮歯の期間は硬い食べ物や粘着性のある食べ物に注意する 仮歯は着脱が行いやすいように、接着力があまり強くない接着剤が使用されています。 仮歯期間中に、硬い食べ物や、ガムやキャラメルなどの粘着性のある食べ物を食べると、仮歯が外れる恐れがあります。 基本的にいつもどおり過ごしていただいて構いませんが、食べるものには注意が必要です。 また、仮歯が外れたままにしておくと、削った歯がさらされて痛みが出たり、削った歯に細菌が繁殖したりするリスクが高まります。 そのため、仮歯が外れたら速やかに歯科医院で再接着してもらいましょう。 くれぐれもそのまま放置したり、ご自身で接着剤を使って付け直したりすることは避けてください。  セラミック矯正後は、丁寧なセルフケアとメンテナンスを怠らない セラミック矯正後は、虫歯にならないように丁寧なセルフケアを行いましょう。 セラミックと歯の間に隙間や段差が生じると、汚れがたまりやすく、虫歯のリスクが高まるためです。 さらに、歯を大きく削っていることから虫歯の進行も速いため、丁寧なケアがセラミックを守ることにつながります。 また、セラミックを長持ちさせるためには、歯科医院での定期メンテナンスも欠かせません。 定期メンテナンスでは、かみ合わせの確認や口内のクリーニング、磨き残しが多い場合は必要に応じてブラッシング指導などを行います。 定期メンテナンスを行うことで、セルフケアだけの場合よりもさらに口内を清潔に保てるでしょう。 定期メンテナンスの頻度はお口の状態によって異なりますが、3ヶ月~半年に1回程度が一般的です。  歯ぎしり・食いしばりの癖は対策する セラミックは、歯ぎしりや食いしばりのような強い力がかかることで割れてしまうケースが少なくありません。 このような癖がある方は、歯科医院でナイトガードを製作するのがおすすめです。 ナイトガードを付けることで、就寝時などに無意識に行いやすい歯ぎしりや食いしばりの癖から、セラミックやご自身の歯を守れる効果が期待できます。  セラミック矯正にはリスクも!歯のお悩みはまず歯科医院で相談してみよう セラミック矯正は、歯列矯正に比べると治療期間も短めで、装置を装着して過ごす必要がないことから、手軽に行いやすいというメリットはありますが、実はデメリットも多く存在する治療方法です。 リスクもしっかり理解した上で、慎重に治療方法を選択しなければなりません。 セラミック矯正以外にも、歯並びを改善する方法はあります。ワイヤーやマウスピースを使った矯正歯科治療であれば、歯並びのお悩みを根本から解決できるかもしれません。 特にマウスピース矯正は、ブランドによってはリーズナブルに治療できるものもあり、装置も目立ちにくく治療を行えます。 セラミック矯正を考えている方の新たな選択肢として、一度検討してみてはいかがでしょうか。 マウスピース矯正ブランドのゼニュムでは、無料オンライン診断を行っていますので、興味のある方はぜひ一度ご相談ください。

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  • 歯並びが綺麗といわれる条件って?歯並びを綺麗にする方法とメリットを解説

    歯並びが綺麗といわれる条件って?歯並びを綺麗にする方法とメリットを解説

    「歯並びが綺麗」と聞くと、どんな状態をイメージしますか? 綺麗な歯並びの条件は意外とあいまいで「自分の歯並びは大丈夫?」と疑問に感じる人もいるかもしれません。 今回は、綺麗な歯並びの条件や、歯並びを綺麗にすることのメリットや方法などについてご紹介します。  綺麗な歯並びとはどんな状態? 綺麗な歯並びとは具体的にどのような状態を指すのか、その条件について解説します。 一般的には、以下のような条件がそろっている歯並びを綺麗な歯並びだと呼ぶことが多いでしょう。 ・歯列に凹凸がない ・正中線が合っている ・唇が自然と閉じる ・上の歯が下の歯を1/3程度覆っている ・上下の奥歯が正しくかみ合う ・歯同士に隙間がない  歯列に凹凸がない 歯列に凹凸や、重なり合っている歯がない状態は、綺麗な歯並びの条件の一つに挙げられるでしょう。 歯が歯列に収まりきらず、ガタガタとなっている状態は、叢生(そうせい)と呼ばれ、顎の骨格が比較的小さめである日本人に起こりやすい歯並びの乱れだといわれています。 前歯全体がガタガタとなっていたり、歯列から一本だけはみ出て生えていたりと、症状はさまざまです。  正中線が合っている 前歯の中心に位置する線を「正中線」といい、歯をかみ合わせたときに、上顎と下顎の正中線がぴったり一致することが理想の歯並びとされています。 正中線のズレは以下のようなことが原因で起こりやすいでしょう。 ・左右の歯の大きさが異なる ・左右で歯の本数が違う ・顎の骨がゆがんでいる これらは生まれつきの場合もありますが、例えば虫歯などで歯を失ってそのまま放置していた場合や、頬杖をつくなどの癖で後天的に顎の骨格がゆがむケースも考えられます。  唇が自然と閉じる 力を入れなくても、自然と口が閉じることも綺麗な歯並びの条件です。 出っ歯や叢生の症状があると、口を閉じるのに力が必要になったり、無意識に口が開いた状態になり乾燥を感じやすくなったりするでしょう。 上下の奥歯が正しくかみ合う 前歯の見た目が整っていても、奥歯をしっかりかめなければ綺麗な歯並びとはいえません。 歯には食べ物を細かく砕き、すりつぶすための役割があります。 左右均等の力で奥歯をかむことができ、隙間がない状態が理想です。 ...

    歯並びが綺麗といわれる条件って?歯並びを綺麗にする方法とメリットを解説

    「歯並びが綺麗」と聞くと、どんな状態をイメージしますか? 綺麗な歯並びの条件は意外とあいまいで「自分の歯並びは大丈夫?」と疑問に感じる人もいるかもしれません。 今回は、綺麗な歯並びの条件や、歯並びを綺麗にすることのメリットや方法などについてご紹介します。  綺麗な歯並びとはどんな状態? 綺麗な歯並びとは具体的にどのような状態を指すのか、その条件について解説します。 一般的には、以下のような条件がそろっている歯並びを綺麗な歯並びだと呼ぶことが多いでしょう。 ・歯列に凹凸がない ・正中線が合っている ・唇が自然と閉じる ・上の歯が下の歯を1/3程度覆っている ・上下の奥歯が正しくかみ合う ・歯同士に隙間がない  歯列に凹凸がない 歯列に凹凸や、重なり合っている歯がない状態は、綺麗な歯並びの条件の一つに挙げられるでしょう。 歯が歯列に収まりきらず、ガタガタとなっている状態は、叢生(そうせい)と呼ばれ、顎の骨格が比較的小さめである日本人に起こりやすい歯並びの乱れだといわれています。 前歯全体がガタガタとなっていたり、歯列から一本だけはみ出て生えていたりと、症状はさまざまです。  正中線が合っている 前歯の中心に位置する線を「正中線」といい、歯をかみ合わせたときに、上顎と下顎の正中線がぴったり一致することが理想の歯並びとされています。 正中線のズレは以下のようなことが原因で起こりやすいでしょう。 ・左右の歯の大きさが異なる ・左右で歯の本数が違う ・顎の骨がゆがんでいる これらは生まれつきの場合もありますが、例えば虫歯などで歯を失ってそのまま放置していた場合や、頬杖をつくなどの癖で後天的に顎の骨格がゆがむケースも考えられます。  唇が自然と閉じる 力を入れなくても、自然と口が閉じることも綺麗な歯並びの条件です。 出っ歯や叢生の症状があると、口を閉じるのに力が必要になったり、無意識に口が開いた状態になり乾燥を感じやすくなったりするでしょう。 上下の奥歯が正しくかみ合う 前歯の見た目が整っていても、奥歯をしっかりかめなければ綺麗な歯並びとはいえません。 歯には食べ物を細かく砕き、すりつぶすための役割があります。 左右均等の力で奥歯をかむことができ、隙間がない状態が理想です。  上の歯が下の歯を1/3程度覆っている 上下の歯をかみ合わせたときに、上の歯が下の歯を1/3程度覆っていれば正常な状態といってよいでしょう。 逆に、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている、上の歯と下の歯が当たらない、上の歯が下の歯を完全に覆っているような歯並びは、かみ合わせに問題がある状態です。  歯同士に隙間がない 歯と歯の間に隙間がないことも綺麗な歯並びの条件の一つです。 隙間がある状態を「すきっ歯」と呼びます。 すきっ歯は叢生とは反対に、顎の骨格が大きすぎたり、歯のサイズが小さかったりすることが原因で起こります。  歯並びを綺麗にすることのメリット 歯並びを綺麗にすることは、単に見た目がよくなることだけでなく多くのメリットをもたらします。 代表的なものは以下のとおりです。 ・虫歯や歯周病のリスクが減る ・顔のバランスが整う ・歯を長く使える可能性が高まる ・しっかりかめるようになる ・発音がしやすくなる それぞれ詳しくご紹介します。  虫歯や歯周病のリスクが減る 歯並びが綺麗になると、ブラッシングしやすくなったり、歯と歯の間に汚れがたまりにくくなったりする効果が期待できます。 そのため、虫歯や歯周病などのリスクが減るでしょう。 特に、歯同士が重なり合っている歯並びだと、歯ブラシが届きにくいことに加え、後ろの歯は隠れている部分が多いため、虫歯の発見が遅れる可能性があります。 綺麗な歯並びになれば、口内の衛生状態を保ちやすくなるでしょう。  顔のバランスが整う 歯並びと同時にかみ合わせも改善されると、顔のバランスが左右均等になったり、口元の出っ張りがなくなることでEラインが整ったりする効果も期待できるでしょう。 Eラインとは横顔の美しさの指標の一つで、特に出っ歯や受け口の症状がある人は、歯並びが変化することで横顔も改善されることがあります。 また、歯並びが整うと口周りの筋肉が正しく使えるようになるため、ゆがみが解消され、顔のラインがシュッとして見えたりすることもあるでしょう。  歯を長く使える可能性が高まる 歯並びが整うと、セルフケアがしやすくなるため虫歯・歯周病予防になります。 また全体の歯で均等にかめるようになれば、一部の歯に負担がかかることが減るため、ご自身の歯を長く使える可能性が高まるでしょう。 虫歯になると、歯を削らなくてはならないため、健康な歯に比べて歯がもろくなります。 また、かみ合わせが悪く、同じ歯ばかりでかむことが習慣になっていると、過度に力がかかることで歯の寿命を縮める原因になりかねません。 ご自身の歯を長く使えれば、トラブルの治療費を抑えやすいことはもちろん、しっかりかむことができるため食事の楽しさを失わずに済むというメリットがあります。  しっかりかめるようになる 歯並びが綺麗になると、食べ物を前歯でかみ切りやすくなったり、正しい位置でかめるようになったりするため、咀嚼が行いやすくなるでしょう。 しっかりかめるようになると、消化器官への負担を緩和できたり、咀嚼の回数がアップして満腹感が得られやすくなったりとメリットがあります。  発音がしやすくなる 歯並びがよくなると、発音もよくなることがあります。 綺麗な歯並びになると、歯の隙間から息が漏れたり、舌の動きが制限されたりすることが減るためです。 舌の位置も安定するので、滑舌がよくなったと感じる方もいるでしょう。  歯並びをよくする方法とは? 歯並びを綺麗にする方法には、大きく分けると「矯正歯科治療」と「被せ物による治療」の2種類が挙げられます。 矯正歯科治療の魅力は、ご自身の歯を大きく削ることなく、見た目と機能面の改善が目指せる点です。(※症状によっては、抜歯・IPRの処置が必要となることがあります) 矯正歯科治療には、ワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。 ここでは、治療方法や装置の特徴を解説していきます。  ワイヤー表側矯正 ワイヤー表側矯正とは、ブラケットと呼ばれるワイヤーを通すための装置とワイヤーを、歯の前側に取り付けて歯を動かす矯正方法です。 装置は、専用の接着剤を使って歯に固定するため、治療が終わるまでご自身で取り外すことはできません。 ワイヤーの力を使って歯に力をかけるため、大きく歯を動かすことが可能です。 そのため、抜歯が必要となるような重度な症例にも対応できる可能性が高く、症例数の多さが特徴です。 しかし、口を開けると装置が目立ちやすいので「こっそり矯正したい」「口元に注目されるのが嫌」という人にはあまり向かない方法でしょう。 ◆ワイヤー表側矯正のメリット ・対応できる症例の数が多い ・対応できる歯科医院の数が多い ・装置の自己管理が不要   ◆ワイヤー表側矯正のデメリット ・装置が目立つ ・歯磨きがやりにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まることがある ・装置で口内が傷つく恐れがある   ワイヤー裏側矯正 最近では、ワイヤー裏側矯正と呼ばれる歯の裏側(舌側)に装置を取り付ける方法もあります。 前から装置が見えないため「矯正していることを知られたくない」という人にもおすすめです。 ただし、裏側矯正は汚れが目視で確認しづらく、歯磨きがしにくくなることが予想されるため、虫歯や歯周病のリスクが高まるというデメリットもあるでしょう。 また、裏側矯正は見えづらい歯の裏側に装置を取り付けるため、治療には歯科医師の高度な技術を必要とします。 そのため、歯科医院によっては裏側矯正に対応していない場合があるほか、費用面では表側矯正に比べて高額になりやすいという特徴があります。 ◆ワイヤー裏側矯正のメリット ・矯正装置がほぼ見えない ・対応できる症例の数が多い ・装置の自己管理が不要   ◆ワイヤー裏側矯正のデメリット ・汚れが目で確認しづらく、歯磨きがやりにくいため虫歯や歯周病のリスクが高まりやすい ・費用が高額になりやすい ・装置で口内が傷つく恐れがある ・慣れるまで発音しづらいことがある   マウスピース矯正 マウスピース矯正とは、透明なマウスピースを使った矯正方法です。 形の異なる複数枚のマウスピースを製作し、1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換することで歯を動かしていきます。 ワイヤー矯正と大きく異なる点は、患者さま自身で装置が着脱できる点です。 食事と歯磨きのときは、マウスピースを外せるので、装置を気にせずに食事ができます。 装置が邪魔でブラッシングしづらいといった心配もないので、ワイヤー矯正に比べると口内を清潔に保ちやすいでしょう。 ただし、マウスピースの装着時間を守らなければ治療が計画どおりに進まなくなる恐れもあり、装置の自己管理が重要となる矯正法ともいえます。 また、ワイヤー矯正に比べると、対応できる症例に限りがあるため、歯並びの状態によってはワイヤー矯正の方が向いていると判断されるケースもあるでしょう。 ◆マウスピース矯正のメリット ・装置が目立ちにくい ・ワイヤー矯正に比べると痛みを感じにくい ・口内が傷つきにくい ・装置を外した状態で食事と歯磨きができる   ◆マウスピース矯正のデメリット ・対応できる症例に限りがある ・装着時間を守らないと治療の効果が得られにくい ・装置の洗浄やマウスピースの交換タイミングなどすべて自己管理となる   現在、さまざまなブランドからマウスピースが販売されています。 前歯など目立つ箇所の部分矯正であれば、30万円台で矯正治療を始められる場合もあります。 例えば、マウスピースブランドのゼニュムの場合であれば、部分矯正が324,500円(税込)、全体矯正の場合だと575,000円(税込)もしくは660,000円(税込)で治療可能です。 症状に合わせて3つのプランから選ぶことができ、全体矯正の場合でも費用は100万円以下とリーズナブルといえるでしょう。 目立ちにくい透明なマウスピースを使用するので、見た目が大きく変わることなく綺麗な歯並びを目指せます。 お客様の症状が、ゼニュムのマウスピース矯正に適合するかどうか、まずは無料オンライン診断でご相談ください。 ゼニュムの無料オンライン診断   歯列矯正以外の治療方法 歯列矯正以外の治療方法には、次のようなものもあります。  外科手術 骨格の問題を伴うような歯並びの乱れは、歯列矯正だけでは治療が難しい場合があります。 顎の骨を切り取り、位置を変えるなどの外科手術が必要となるケースもあるでしょう。  セラミック治療 歯列矯正では、歯の位置や傾きを変えることはできても、歯の大きさや形を変えることはできません。 そのため、前歯が大きいことで出っ歯に見える、また左右で歯の大きさが違うなどの歯並びのお悩みを抱える方は、セラミック治療やラミネートベニアなどの治療方法が有効となる場合があるでしょう。 セラミック治療とは歯の周囲を大きく削り、上からセラミックでできた被せ物を被せるという治療方法です。 一方で、ラミネートベニアは歯の表面だけを薄く削って、セラミックの薄いシェルを貼り付けることで歯の形を変えられる治療方法です。 これらの方法は、健康な歯を削るというデメリットがあり、あくまで見た目だけを改善する治療方法のため、慎重に検討する必要があるでしょう。  私の歯並びは大丈夫?迷ったら歯科医院へ相談しよう 綺麗な歯並びとは、見た目が整っていることだけでなく、しっかりかめているか、きちんと口が閉じるかどうかも条件に含まれます。 歯並びが整っていることは、見た目のメリットだけでなく歯や全身の健康を守ることにもつながるでしょう。 歯並びを綺麗にする方法はいくつかあります。今回の記事を参考に、自分に合う治療方法を見つけてみてはいかがでしょうか?

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  • 歯列矯正で面長は治せるの?面長の治療方法についてご紹介

    歯列矯正で面長は治せるの?面長の治療方法についてご紹介

    「歯列矯正をしたら歯並びだけでなく面長も改善される?」「歯列矯正で顔が長くなったという口コミを目にしたんだけど大丈夫?」 面長と感じるにはいくつかの原因があり、歯並びを改善しても治らないケースがあります。 そこで今回は、面長が改善される見込みのある歯並びや、歯列矯正で顔が長くなったと感じないための対処法などについて解説します。   面長が改善される見込みのある歯並びの例 歯並びが原因で面長になっている場合、歯列矯正で歯並びが変化することによって顔の印象も変わり、面長が改善される可能性はあります。 顎の骨が長いことや、額が広いことなどが関係している面長の場合は、外科手術が必要となるなど、歯列矯正だけでは治らないケースもあるでしょう。 歯列矯正で面長が改善される歯並びは、次のとおりです。   ・出っ歯 ・乱ぐい歯 ・受け口 ・開咬   ただし、実際に歯列矯正で面長が改善されるかどうかは、歯科医師の診察を受けてみないと分かりません。 症状に当てはまっていたとしても、患者さまの症状によっては改善が難しいケースもあるので、まずは歯科医院で相談するようにしてください。 出っ歯 出っ歯の症状がある方は、前歯が前方に突出しているため、その前歯の傾きによって鼻の下が伸びて面長な印象を与えます。 歯列矯正で前歯の傾きを変えたり、位置を後ろに下げたりすると、鼻の下の皮膚が伸びなくなるため、面長の改善が期待できます。 ただし歯並びの問題だけではなく、上顎そのものが前に突き出て出っ歯になっているといったように、骨格にも問題がある場合は、顎の骨を切る外科手術が必要となることもあります。 乱ぐい歯 乱ぐい歯とは、歯と歯が重なりあって生えており、歯列から歯がはみ出ているような、ガタガタな歯並びのことを指します。 他にも、叢生や八重歯とも呼ばれます。 乱ぐい歯を治療すると、歯並びや噛み合わせが改善され、輪郭がすっきりと見えるようになる可能性があります。 受け口 上顎よりも下顎が前にでている状態を受け口といいます。 受け口だと顎が長く見えるため、面長に見られやすいでしょう。 歯並びが原因で受け口になっているケースでは、下の歯を後方へ下げる治療をすることにより、面長が改善される見込みがあります。 ただし、骨格に問題のある受け口では、矯正治療だけでは改善されないこともあります。 開咬...

    歯列矯正で面長は治せるの?面長の治療方法についてご紹介

    「歯列矯正をしたら歯並びだけでなく面長も改善される?」「歯列矯正で顔が長くなったという口コミを目にしたんだけど大丈夫?」 面長と感じるにはいくつかの原因があり、歯並びを改善しても治らないケースがあります。 そこで今回は、面長が改善される見込みのある歯並びや、歯列矯正で顔が長くなったと感じないための対処法などについて解説します。   面長が改善される見込みのある歯並びの例 歯並びが原因で面長になっている場合、歯列矯正で歯並びが変化することによって顔の印象も変わり、面長が改善される可能性はあります。 顎の骨が長いことや、額が広いことなどが関係している面長の場合は、外科手術が必要となるなど、歯列矯正だけでは治らないケースもあるでしょう。 歯列矯正で面長が改善される歯並びは、次のとおりです。   ・出っ歯 ・乱ぐい歯 ・受け口 ・開咬   ただし、実際に歯列矯正で面長が改善されるかどうかは、歯科医師の診察を受けてみないと分かりません。 症状に当てはまっていたとしても、患者さまの症状によっては改善が難しいケースもあるので、まずは歯科医院で相談するようにしてください。 出っ歯 出っ歯の症状がある方は、前歯が前方に突出しているため、その前歯の傾きによって鼻の下が伸びて面長な印象を与えます。 歯列矯正で前歯の傾きを変えたり、位置を後ろに下げたりすると、鼻の下の皮膚が伸びなくなるため、面長の改善が期待できます。 ただし歯並びの問題だけではなく、上顎そのものが前に突き出て出っ歯になっているといったように、骨格にも問題がある場合は、顎の骨を切る外科手術が必要となることもあります。 乱ぐい歯 乱ぐい歯とは、歯と歯が重なりあって生えており、歯列から歯がはみ出ているような、ガタガタな歯並びのことを指します。 他にも、叢生や八重歯とも呼ばれます。 乱ぐい歯を治療すると、歯並びや噛み合わせが改善され、輪郭がすっきりと見えるようになる可能性があります。 受け口 上顎よりも下顎が前にでている状態を受け口といいます。 受け口だと顎が長く見えるため、面長に見られやすいでしょう。 歯並びが原因で受け口になっているケースでは、下の歯を後方へ下げる治療をすることにより、面長が改善される見込みがあります。 ただし、骨格に問題のある受け口では、矯正治療だけでは改善されないこともあります。 開咬 開咬(オープンバイト)とは、奥歯が噛み合っていても前歯が噛み合わず、上下の前歯に隙間が空いた状態になることです。 口が開いた状態になりやすかったり、口を閉じようとすると下顎に梅干しのようなシワができたりするため、面長な印象を与えやすい症状の一つといえます。 開咬が起こりやすい原因として、前歯が傾斜して生えていることや、歯が一定の位置まで伸びきれなかったことなどが挙げられます。 歯列矯正で開咬を改善できれば、口を閉じやすくなり、顎が短くなったように見えるため、面長に見えにくくなるでしょう。   面長の矯正方法にはどんな種類がある? 面長を歯列矯正で改善する場合には、以下の代表的な3つの方法があります。   ・ワイヤー表側矯正 ・ワイヤー裏側矯正 ・マウスピース矯正   それぞれの治療方法について詳しく解説します。 ワイヤー表側矯正 ワイヤー表側矯正とは、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置や金属のワイヤーを取り付け、ワイヤーの力で歯列を整える治療法です。 装置は固定式のため、着脱や管理が面倒という方にはおすすめの方法といえます。 また、多くの症例に対応しているため、マウスピース矯正では治療が難しい重度な歯並びの乱れなどでも、ワイヤー矯正であれば治療できる可能性が高いでしょう。 ただし、歯の表側につける装置が目立つため、見た目に抵抗があるという方も少なくありません。 最近では、歯の色に合わせて透明なブラケットや白いワイヤーなどを選択できる歯科医院もありますが、やはり装置の凹凸などを完全に目立たなくすることは難しいでしょう。 ワイヤー裏側矯正 歯を動かす原理はワイヤー表側矯正と同じで、さらに装置を目立たなくしたものがワイヤー裏側矯正です。 装置を歯の裏側(舌側)の見えない位置に取り付けるため、矯正中であることがほぼ分からないというメリットがあります。 費用は3つの方法の中でも高額になりやすく、費用相場は100〜150万円程度といわれています。 高額な理由としては、装置の取り付けやワイヤーの調整に高い技術力が必要となるためです。 また、歯の裏に装置があって着脱ができないことから、歯磨きがしづらいというデメリットも挙げられます。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は、着脱式の透明なマウスピースを使って行う矯正治療です。 どんな歯並びの方でもマウスピース矯正ができるというわけではなく、噛み合わせの問題がない軽度な症例のみに対応しているなど、マウスピースブランドによっては適用範囲が限定されることもあります。 そのため「私の歯並びはマウスピース矯正で治療できるの?」と心配な方は、一度歯科医院で相談してみると良いでしょう。 また、ワイヤー矯正の費用相場が30〜150万円程度なのに対し、マウスピース矯正は30〜90万円程度と、比較的リーズナブルに治療できる可能性が高いのもメリットの一つです。 ワイヤー矯正では、装置が邪魔となって歯磨きがしにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まる恐れがあります。 その点、マウスピース矯正ならば食事と歯磨きの際は装置が外せるため、ストレスなく過ごすことが可能です。 歯列矯正をしながら口内をできる限り清潔に保ちたい方は、着脱可能なマウスピース矯正がおすすめです。 ただし、装着時間を守らないと矯正治療の効果が出ない可能性があることを覚えておきましょう。 マウスピース矯正ブランドのゼニュムでは、部分矯正と全体矯正それぞれに対応したプランをご用意しています。 ・「ゼニュムクリア」324,500円(税込):部分矯正・軽中度の症例に対応 ・「ゼニュムクリア・プラス」575,000円(税込):全体矯正・重度の症例に対応 ・「ゼニュムクリア・プラス+」660,000円(税込):複雑な症例に対応   ゼニュムの場合、一般的な通院頻度も2〜4回程度と少ないため、お仕事や家庭の都合で通院に不安がある方でも、比較的始めやすいといえます。 通院頻度が少ないと、歯科医師に治療に関する質問などを気軽にしにくいことから、患者様の中には治療中に不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。 ゼニュムでは、LINEを通じて専門医に疑問や不安を相談できるサービスや、アプリから治療の進捗状況を確認できるサービスを提供しています。 「通院回数が少ないから歯科医師に相談できない」「治療の進捗状況が分からない」ということはないので、安心してお任せください。 ゼニュムのマウスピース矯正が気になるという方は、まずは無料オンライン診断より、お気軽にご相談ください 無料オンライン診断で分かることは、マウスピース矯正が適用となるのか、症例の難易度、治療期間、費用などです。 自宅にいながら診断ができるため、忙しい方はもちろん「とりあえずマウスピース矯正ができるのかどうか知りたい」という方でも、気軽にご相談いただけます。 以下のフォームから、ぜひ無料オンライン診断をご利用ください。 ゼニュムの無料オンライン診断   歯列矯正で面長になることはある? 歯列矯正によって歯並びや噛み合わせが改善されると、面長が目立たなくなったり、フェイスラインがすっきりしたりと、メリットがあります。 しかしながら、場合によっては面長が目立ってしまうことがあります。 その理由を確認していきましょう。 矯正装置によって口元が膨らむ 矯正装置の厚みによって口元が膨らむと、その分人中が伸びるため、顔が長くなったと感じることがあります。 また、無理に口を閉じようとすると下顎が伸び、顔の縦ラインが強調されてしまいます。 装置の厚みによって見た目が変化している場合、矯正期間が終了して装置が外れれば、見た目が気になることはほとんどないでしょう。 一時的なものなので、過度に心配する必要はありません。 出っ歯が改善され口元の張りがなくなった 前に傾いて生えていた歯や、凹凸のある歯列が矯正治療によって改善され、噛み合わせが正常な状態になると、口元やエラがすっきりして逆に面長になったと感じることがあります。 また、抜歯をして口元を大きく後ろに下げすぎると、鼻の下の皮膚が伸びて面長に見える原因になります。 症状によっては、抜歯が必要なケースももちろんありますが、抜歯が原因ですべての人が面長に見えるというわけではありません。 食事の量が減って痩せた 矯正期間中は、歯が動く痛みや違和感で食事の内容が変わったり、食事回数が減ったりすることがあります。 一回一回の食事に時間がかかることから、少しの量で満腹感を得るようになったと感じる人もいるでしょう。 食事の内容や量が変わったり、装置の着脱が面倒で間食が減ったりすることが原因となり、矯正前よりも痩せて頬がこけたことで、面長になったと感じるケースがあります。 表情筋が衰えた 食事の量や回数が減ると、必然的に咀嚼回数も減ります。 また、装置が邪魔で話しづらいと感じる人もいることから、口周りの筋肉を動かす機会が減ることが予想されます。 すると、口周りの筋肉が衰えてしまい、顔全体が下がった印象になりやすく、面長になったと感じることがあるのです。   歯列矯正で面長にならないためにできること 面長になるリスクは、装置や歯科医院の選び方、日常のケアによって減らすことができます。 具体的には、以下のような方法がおすすめです。   ・口元に厚みの出にくい装置を選ぶ ・矯正中の食事が不安な方は着脱式の装置を選ぶ ・顔のバランスを考慮した治療をしてくれる歯科医院を選ぶ ・表情筋を鍛える   それぞれ解説します。 口元に厚みの出にくい装置を選ぶ 装置の厚みによって面長になるのが嫌という方は、ワイヤー裏側矯正やマウスピース矯正を選ぶといいでしょう。 ワイヤー裏側矯正は、歯の裏側に装置を取り付けるので、装置によって口元が出っ張ることはありません。 マウスピース矯正は、歯全体を覆う形でマウスピースを装着するので、多少の厚みはありますが、違和感を覚えるほど見た目に変化はないでしょう。 ワイヤー表側矯正は、ブラケットとワイヤーを装着する分の厚みがでやすいので、口元が膨らむと感じてしまう可能性が高いです。 特に、もともと出っ歯の症状がある方は、そこへさらにブラケットワイヤーの厚みがプラスされることで、見た目の変化を感じやすいでしょう。 矯正中の食事が不安な方は着脱式の装置を選ぶ ワイヤー矯正は、強い力を使って歯を動かしていく矯正方法のため、マウスピース矯正に比べると咀嚼時に痛みを感じやすかったり、食事がしづらかったりすることがあります。 一方でマウスピース矯正は、比較的弱い力で歯を動かしていくため、痛みを感じにくいです。また、食事中は装置を取り外せることから、食事内容を変える必要がありません。 矯正によって「食事が楽しめなくなるのは嫌だな」「痩せてしまうのは避けたい」という方には、マウスピース矯正がおすすめです。 ただし、ワイヤー矯正の方が強い力をかけて歯を動かせるため、対応できる症例が多いことも事実です。 そのため、マウスピース矯正で治療をしたいと思っていても、ワイヤー矯正の方が向いていると判断されることもあります。 最終的には、歯科医師の意見を参考にしながら、ご自身に合う矯正装置を選ぶようにしましょう。 顔のバランスを考慮した治療をしてくれる歯科医院を選ぶ 歯列矯正を始める前のシミュレーションや検査が不十分だと、口元を後ろに下げすぎてしまい、顔のバランスが変わってしまうことがあります。 矯正を検討する際は、精密検査やシミュレーションをしっかり行っている歯科医院を選ぶことが大切です。 また、歯並びだけでなく、治療後の顔のバランスの変化まで考慮して治療を進めてくれる歯科医院だと、見た目が嫌に変化してしまうというリスクを最小限に抑えられるでしょう。 表情筋を鍛える 矯正治療中は、痛みによって食事の回数が減ってしまうことから、口元の筋肉が衰えてしまう傾向にあります。 表情筋が衰えると、顔が長くなったと感じやすくなるため、表情筋を鍛えるトレーニングをするのがおすすめです。 口を大きく動かしたり、舌を出したりすると、口周りの筋肉が鍛えられるでしょう。   面長が気になる方は一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください 顔が面長に見える理由には、歯並びや顎の長さ、額の広さなど、多くの原因が関係していることもあるでしょう。 歯並びが原因で面長となっている場合、症状によっては歯列矯正で改善できる可能性があります。 ただし、すべてのケースで改善できるとは限りませんので、まずは歯科医師に相談するのがおすすめです。 とはいえ、相談するために歯科医院の予約を取り、実際に来院するのは面倒だと感じる人もいるかもしれません。 マウスピース矯正のゼニュムでは、患者さまが通院する負担を減らすために、無料オンライン診断を実施しています。 無料オンライン診断であれば、自宅にいながらマウスピース矯正が適用となるのか診断できます。「私の面長は治療可能なのかな?」と疑問に思った方は、ぜひお気軽にご活用ください。  

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