歯列矯正で保険適用となる条件とは?安く抑える方法についてもご紹介 Zenyum Japan

歯列矯正で保険適用となる条件とは?安く抑える方法についてもご紹介

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歯列矯正で保険適用となる条件とは?安く抑える方法についてもご紹介

歯列矯正には高額なイメージがあり「保険は適用されないの?」と思ったことのある方も多いのではないでしょうか。

歯列矯正の場合は、基本的に自由診療となりますが、一部のケースでは保険が適用されます。今回は、歯列矯正が保険適用外となる理由や、保険適用される具体的なケース、費用を抑える方法などについてご紹介します。

 

歯列矯正は基本的に保険適用外

歯列矯正には原則、健康保険が適用されません。

歯科医院ごとに費用を設定する「自由診療」となるため、費用に幅があるのが特徴です。

まずは、矯正装置ごとの費用相場と、歯列矯正が保険適用外になる理由を解説していきます。

歯列矯正にかかる費用

歯列矯正は、治療する範囲によって以下の2種類に分けられます。

・部分矯正:前歯などの気になる箇所だけを治療する

・全顎(全体)矯正:かみ合わせや、奥歯を含む歯列全体を治療する

部分矯正は、歯並びの乱れの範囲が限定的で、軽度な症状の治療に対応しています。

一方で全顎矯正は、歯並びの乱れが大きい、噛み合わせに問題があるなど、幅広い症状に対応できる可能性が高い治療法です。

どちらの方法で治療をするかは、歯科医師と相談しながら決めていきます。

「部分矯正で前歯の乱れだけを治したい」と思っていても、実際に診断をしてみると全顎矯正で全体的に歯を動かさなければ、前歯の乱れが改善されない場合もあるのです。

部分矯正は、全顎矯正に比べて治療範囲が狭いため、費用を抑えやすいでしょう。

また、歯列矯正は使用する矯正装置によっても費用が異なります。

矯正装置には、以下の2種類があります。

・ワイヤー矯正:ブラケットを歯の表面に接着してワイヤーを装着する固定式の矯正方法です。歯の表側に装置を付けるワイヤー表側矯正と歯の裏側につけるワイヤー裏側矯正があります。

・マウスピース矯正:透明なマウスピースを使った*着脱式の矯正方法です。マウスピースを定期的に交換することで歯並びを改善していきます。

*決められた装着時間を守る必要があります。

それぞれの費用相場は次のとおりです。

 

部分矯正

全顎矯正

ワイヤー表側矯正

2060万円程度

90万円程度

ワイヤー裏側矯正

3080万円程度

120140万円程度

マウスピース矯正

1060万円程度

4580万円程度

 

(費用参考資料:https://www.zenyum.com/jp-ja/blog/invisible-braces-high-school/

https://funabori-garden-dc.com/column/orthodontic/orthodontic-cost-price/

 

歯列矯正が保険適用外になる理由

歯列矯正が保険適用外になる理由として、矯正治療は「審美目的(見た目をよくすること)」で行われることが多いためです。

健康保険は、病気やケガなど、健康に影響を与える可能性のあるものに対する医療行為に適用されるものです。

「歯の出っ張りがなくなったら横顔がもっとキレイに見えるのに…」「歯のがたつきがそろったら自信を持って笑える」などの理由では、健康には大きな影響を与えず、日常生活を送る上では問題ないとみなされます。

そのため、歯列矯正は基本的に全額自己負担となります。

 

歯列矯正で保険が適用されるケースとは?

歯列矯正には原則、保険適用されませんが一部例外があります。

以下の条件に当てはまる場合は、保険が適用される可能性が高いです。

・先天性異常

・顎変形症

・永久歯が生えてこないことによる噛み合わせの異常

それぞれくわしく解説します。

先天性異常

生まれつき噛み合わせに異常がある場合、矯正治療に保険が適用されることがあります。

適用範囲は厚生労働大臣が定める疾患の「唇顎口蓋裂」「鎖骨・頭蓋骨異形成」「ダウン症候群」などで、20248月現在では合計61個の疾患の保険適用が認められています。(参照元:公益社団法人 日本矯正歯科学会

顎変形症

顎変形症とは、上顎または下顎の大きさや形が原因により、噛み合わせが悪くなっている症状のことを指します。

顎変形症で保険を使用する場合には、以下の条件を満たす必要があります。

・「顎口腔機能診断施設」で顎変形症の診断を受けること

・顎の骨を切るなどの外科手術を受けること

永久歯萌出不全による噛み合わせの異常

永久歯萌出不全とは、乳歯が抜けた後に永久歯が生えてこない症状のことをいいます。

保険対象となるのは、前歯(前から数えて13番目の歯)と小臼歯(前から数えて4番目と5番目の歯)が3本以上生えず、かみ合わせに問題が起こっており、歯茎を切開して永久歯を出す手術が必要なケースです。

 

保険適用外でも医療費控除の申請ができるケースがある

健康保険が適用外であっても、医療費控除を受けられるケースがあります。

ただし、医療費控除にも適用条件があるため、すべての場合に利用できるわけではありません。

医療費控除とは

医療費控除とは、1年間に支払った世帯内の医療費が10万円(総所得が200万円以下の場合は総所得の5%)以上となるときに、所得税の控除が受けられる制度のことです。

医療費控除はご自身で必要な書類を用意し、申請してはじめて控除を受けられます。

会社員の場合、会社の年末調整で医療費控除の申告をすることはできません。

条件を満たすようであれば、ご自身で確定申告を行いましょう。

また、医療費控除は過去5年以内であれば遡って申請ができます。

申請できると知らず、すでに矯正治療を終えてしまったという方でも、間に合う可能性があります。

医療費控除が適用されるケース

歯列矯正で医療費控除が適用されるケースでは、以下の条件を満たしている必要があります。

・1年間の医療費の合計が10万円以上である

・審美目的の治療でないこと

医療費控除は11日〜1231日までに支払った医療費が10万円を超える場合、もしくは年間の総所得が200万円以下の方で所得の5%を超える場合に対象となります。

医療費は個人ではなく、生計を共にする家族の合計で計算できます。

同居していなくても、仕送りをしているお子さまや介護中の祖父母も生計を共にする家族に含まれます。

2つ目の条件として「審美目的の治療でないこと」が挙げられます。

歯列矯正の場合は、噛み合わせが悪いため咀嚼がうまくできず健康に影響を与えているなどのケースが対象です。

噛み合わせなどの機能面に問題がなく「顔のバランスを整えたい」「重なっている歯列をきれいに並べたい」など、見た目の改善を目的とした治療では医療費控除が適用されません。

大人の歯列矯正の場合は、ほとんどのケースで「審美目的」とみなされます。

一方、子どもの歯列矯正では、顎や歯の適切な成長を促すための必要な治療と認められることが多いです。

特に小学生から中学生のお子さまの歯列矯正は、医療費控除の対象となる可能性が高いです。

しかし、すべてのお子さまの矯正治療が医療費控除の対象となるわけではありません。

最終的に対象となるかどうかは、税務署が判断するということを覚えておきましょう。

 

歯列矯正の費用を抑える方法

健康保険や医療費控除以外にも、歯列矯正の費用負担を抑える方法があります。

主に以下の方法が挙げられます。

・デンタルローンやショッピングローンを利用する

・マウスピース矯正で治療する

・トータルフィープランで治療する

それぞれの方法について詳しく見ていきます。

デンタルローンやショッピングローンを利用する

デンタルローンとは、歯科治療に特化したローンのことを指します。

デンタルローンやショッピングローンは、支払う総額が安くなるわけではありませんが、分割して月々の支払いができるため、まとまったお金がなくても歯列矯正に挑戦できるというメリットがあります。

ただし、すべての歯科医院でデンタルローンを利用できるわけではありませんので、利用したい場合は歯科医院に相談しましょう。

また、クレジットカードで分割払いをしても、1回に支払う金額を抑えられるため有効でしょう。

透明なマウスピース矯正の「Zenyum(ゼニュム)」では、ショッピングローンのお支払いが可能です。

ショッピングローンを利用すれば、月額3,600円からマウスピース矯正を始められます。

デンタルローンやショッピングローン、クレジットカードの分割払いは、信販会社が費用を先に立て替えて支払い、その総額を月ごとに分けて返済するという方法です。

利用する場合は、治療費にプラスして金利や手数料が発生するため、事前に確認しておきましょう。

マウスピース矯正で治療する

歯列矯正は、使用する矯正装置でも費用が異なります。

マウスピース矯正のブランドによっては、ワイヤー矯正に比べてリーズナブルに歯列矯正ができる場合があります。

ワイヤー矯正では、矯正期間中定期的に歯科医院へ来院し、ワイヤーの太さを変えるなどの調整を行う必要があります。

しかし、マウスピース矯正はご自身でマウスピースを定期的に交換するため、調整に技術料のかからないことが多く、通院頻度も少ない傾向にあります。

そのため、費用を抑えられる可能性が高いといえるでしょう。

また、治療範囲が限定される「部分矯正」は、すべての歯を治療対象とする「全顎矯正」に比べると、費用がかなりリーズナブルです。

部分矯正は治療範囲が狭く、マウスピース矯正の場合であればマウスピースの枚数が少なく済み、治療期間も短いためです。

装置の種類や治療範囲について、必ずしも患者さまの希望通りになるとは限りませんが、検討する際は費用を比較して検討しても良いでしょう。

マウスピースブランドの一つであるZenyum(ゼニュム)では、部分矯正と全顎矯正の2つのプランを始めやすい価格設定でご用意しています。

部分矯正にあたる「ゼニュムクリア」の費用は税込324,500円、全顎矯正にあたる「ゼニュムクリアプラス」の費用は税込575,000円もしくは660,000円です。

複数のプランをご用意しているため、軽度から重度まで幅広い症例に対応ができます。

また、ゼニュムの通院頻度は大体3カ月に1回程度と、従来のワイヤー矯正に比べて少ないです。

仕事や学業で通院が難しい方でも、安心してご利用いただけます。

トータルフィープランで治療する

歯科医院の支払い方法には、治療前に費用の総額が決まっている「固定料金制(トータルフィー)」と、通院ごとに費用を支払う「都度払い制」の2種類があります。

都度払い制は、初期費用が抑えやすいというメリットがります。しかし、追加で治療が必要になったり、治療期間が延びたりすると、その分のマウスピース代や通院費がプラスされます。

一方、固定料金制であれば、あらかじめ決められた費用以外の料金は発生しません。

当初の予定よりも治療期間が延びたとしても費用が変わらないため「思っていたよりもお金がかかった」という事態を避けられます。

ただし、固定料金に含まれる費用については矯正装置のブランドや歯科医院によって異なりますので、どこまでの費用が含まれているのかを確認しておきましょう。

ちなみに、ゼニュムでは「ゼニュムクリア」「「ゼニュムクリアプラス」のどちらのプランも固定料金制です。

予期せぬ費用が発生することはなく、追加治療となった場合のマウスピースの料金も*無料です。*諸条件あり

ゼニュムの固定料金に含まれていない費用は以下のとおりです。

・精密検査代:*22,00033,000円(税込)程度 *歯科医院により異なる

・追加精密検査代:治療計画終了後、追加で治療が必要となった場合の追加スキャン料など

・リテーナー費用:27,000円(税込)

 

歯列矯正が保険適用となるのは条件を満たした場合のみ

歯列矯正は、ほとんどのケースで審美目的とみなされるため、基本的に健康保険が適用されません。

とはいえ、歯列矯正は高額です。少しでも経済的負担を減らせれば、もっと気軽に治療に挑戦できるかもしれません。

そこで、デンタルローンやショッピングローンの利用、リーズナブルな矯正装置を選ぶという方法があります。

ゼニュムのマウスピース矯正は、324,500円〜660,000円(税込)で治療が可能です。

部分矯正と全顎矯正のプランがあるので、さまざまな症状に合わせてプランをお選びいただけます。

「ゼニュムで私の歯並びは改善されるのかな?」「分からないことだらけだからとりあえず話を聞きたい」という方は、無料オンライン診断を受け付けております。

歯のお悩み相談や、実際の歯のお写真を提出していただき、プランのご案内や治療期間の目安などをお伝えいたします。

ぜひ、以下のリンクからお気軽に疑問や不安をご相談ください。

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目次

山崎さとみ(歯科衛生士)

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