東京でおすすめの安いマウスピース矯正を紹介!マウスピース矯正の選び方についても解説! Zenyum Japan

東京でおすすめの安いマウスピース矯正を紹介!マウスピース矯正の選び方についても解説!

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東京でおすすめの安いマウスピース矯正を紹介!マウスピース矯正の選び方についても解説!

「東京でマウスピース矯正をしたいけど、どこを選べばいいか分からない」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、東京でおすすめの安いマウスピース矯正を紹介します。

本記事を参考にすれば、ご自身に合うマウスピース矯正を見つけられるでしょう。

また、マウスピース矯正を失敗しないためには、マウスピース矯正選びが重要です。

最後に、マウスピース矯正の選び方や注意点についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。 

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正は、透明のプラスチックでできた矯正装置を装着することにより、歯を動かして歯並びを整える治療方法です。

この矯正装置は、1日20時間以上装着し、段階に応じて矯正器具を変えながら少しずつ歯を動かしていきます。

従来のワイヤー矯正とは異なり、透明な矯正装置であるため、周囲の人に矯正していることを知られにくいです。

また少しずつ矯正していくため、歯の痛みが少なく、痛みが苦手な方にも人気です。

マウスピース矯正を始める際は、まず矯正歯科でカウンセリングを行い、歯型を取ります。

患者様に合ったマウスピースを作り、段階的にマウスピースを交換しながら歯を動かしていき、歯並びをきれいに整えるという流れです。

ただし、マウスピース矯正が適応しない歯並びもあるため注意が必要です。

 

マウスピース矯正のメリット・デメリット

マウスピース矯正には、メリットとデメリットがあります。

マウスピース矯正を検討している方は、事前にメリットとデメリットについて知ることで、後悔なくマウスピース矯正を始められるでしょう。

以下では、マウスピース矯正のメリットとデメリットについて解説します。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正には、主に5つのメリットがあります。

マウスピース矯正のメリットは、以下のとおりです。 

  • 見た目が気にならない
  • 費用が安い傾向にある
  • 来院が少ない
  • 取り外しできる
  • 金属アレルギーでも矯正できる 

以下では、各メリットについて解説します。

メリット①見た目が気にならない

マウスピース矯正は、透明のプラスチックでできているため目立ちにくく、矯正していることが周囲に気づかれにくいです。

仕事柄、矯正器具が目立つと困る方や、学校や職場で矯正を目立たせたくないと感じている方にも最適でしょう。

見た目が気にならないことにより、精神的ストレスも軽減してくれるはずです。

メリット②費用が安い傾向にある

マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正に比べて費用が安い傾向にあります。

歯並びの状態により異なりますが、全顎矯正は50〜100万円程度、部分矯正の場合は10〜40万円程度でマウスピース矯正を始められます。

ワイヤー矯正とは異なり、矯正装置の定期的な調整も必要ないため、メンテナンス費用がかかることもありません。

ただし、矯正歯科やマウスピース矯正ブランドによって費用が異なるため、事前に確認しておきましょう。

メリット③来院が少ない

マウスピース矯正は、自分でマウスピースを交換していくため、ワイヤー矯正のように定期的に来院する必要がありません。

普段忙しくて歯科医院に通う時間がない方でも、少ない通院回数で予定通りに治療を進められます。

自分のペースで矯正を進めたい方には、マウスピース矯正が最適です。

メリット④取り外しができる

マウスピース矯正は、自分で取り外しをすることができます。

ワイヤー矯正の場合、食べ物が歯に詰まったり、歯磨きがしにくかったりなど、口腔内を清潔に保つのが困難です。

また、ワイヤー矯正は、硬い食べ物やキャラメルなどは避ける必要があります。

しかしマウスピース矯正は、着脱可能であるため、食事の制限がなく歯磨きがしやすいことから、口腔内も清潔に保ちやすいです。

矯正中も口腔内をキレイに保ちたいとお考えの方には、マウスピース矯正が向いています。

メリット⑤金属アレルギーでも矯正できる

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正とは異なり金属を使用せずに歯並びを整えられるため、金属アレルギーの方でも矯正可能です。

金属アレルギーとは、金属に対する免疫反応によりアレルギー症状が出ることです。

マウスピース矯正であれば、プラスチック製の素材で歯列矯正するため、金属アレルギーでお悩みの方も治療できます。

マウスピース矯正のデメリット

マウスピース矯正には、メリットがある一方で、デメリットも存在します。

デメリットを理解せずにマウスピース矯正を始めてしまうと、後悔するリスクが高まります。

マウスピース矯正のデメリットは、以下のとおりです。 

  • 1日20〜22時間以上着用する必要がある
  • 口の中に違和感がある
  • 歯並びの状態よっては矯正が向かない 

以下では、各デメリットについて解説します。

デメリット①1日20〜22時間以上着用する必要がある

マウスピース矯正は、1日20〜22時間以上装着しなければ、予定通りに治療が進まない可能性が高あります。

矯正歯科では、患者様がマウスピースを予定通りに装着することを想定して、治療計画を立てています。

したがって、自分で装着時間を管理できない場合は、治療計画が崩れて治療期間が長引いてしまうかもしれません。

しかし、自分で取り外しができないワイヤー矯正と比べて、マウスピースを長時間着用する必要があることは、必ずしもデメリットになるとは限らないでしょう。

デメリット② 口の中に違和感がある

マウスピース矯正は、口に違和感が生じることがあります。

マウスピース自体は薄いプラスチックで作成されていますが、付け始めは話しにくかったり、締め付けられた感覚があったりと、違和感があるかもしれません。

しかし、時間が経つにつれて慣れていき、徐々に口の中の違和感はなくなるため心配はいらないでしょう。

デメリット③ 歯並びの状態よっては矯正が向かない

マウスピース矯正は、すべての症例に対応できるというわけではなく、歯並びの状態によっては矯正が難しい場合があります。

マウスピース矯正に対応できない歯並びの状態は、以下のとおりです。 

  • 骨格に問題がある出っ歯
  • クロスバイト(奥歯のかみ合わせがずれている)
  • 左右が大幅にずれている 

ただ、近年のマウスピース矯正は、対応できる症例が増えており、八重歯・すきっ歯・開咬・出っ歯などのあらゆる歯並びを治療できます。

対応できる症例は、個人の歯並びの状態や矯正歯科医師、マウスピース矯正ブランドにより異なるため、まずはマウスピース矯正ができるかどうか相談してみましょう。

 

おすすめのマウスピース矯正ブランド

マウスピース矯正ブランドには、多くの種類があります。

マウスピース矯正ブランドにより、治療方針や治療可能な歯並びが異なるため、ブランドごとの特徴を理解することが重要です。

おすすめのマウスピース矯正ブランドは、以下のとおりです。 

  • Zenyum(ゼニュム)
  • インビザライン
  • キレイライン
  • クリアコレクト
  • アソアライナー
  • ウィ・スマイル
  • ホワイトライン 

以下では、各マウスピース矯正ブランドの特徴について解説します。

Zenyum(ゼニュム)

画像引用:Zenyum

Zenyum(ゼニュム)は、シンガポール発のマウスピース矯正ブランドです。

創業から4年で世界9カ国に進出している実績を持ちます。

歯並びを美しく整えて笑顔が増えるようにという思いを込めて「スマイルコスメティックス」という新ジャンルのビジネスを展開しています。

ゼニュムでは、AI(人工知能)とML(機械学習)の遠隔歯科治療で、少ない通院回数かつリーズナブルな価格で矯正が可能です。

マウスピース矯正を開始する際は、通院なしでもご自身のスマートフォンで歯の状態を撮影してゼニュムに送るだけで、歯科医師が診断をして治療可能な提携クリニックを紹介してくれます。

軽度〜中度の歯並びであれば30万円程度から矯正でき、奥歯のかみ合わせは50万円代から治療できると紹介されており、価格も負担が少ないことが分かります。

少ない通院数かつ負担の少ない価格で矯正してもらいたいとお考えの方には「Zenyum(ゼニュム)」がおすすめです。

インビザライン

画像引用:インビザライン

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース矯正ブランドです。

2022年9月時点の「インビザライン・システム」及び「インビザライン Goシステム」の合計では、世界で1,400万人以上が利用している実績を持っています。

子どもから大人の歯並びまで幅広く対応しており、前歯がガタついている歯並びや、かみ合わせの改善なども可能です。

また、インビザラインでは、独自の矯正疑似体験プログラムを提供しています。

歯を見せた笑顔の写真を撮影するだけで、歯科矯正後の新しい笑顔をすぐに確認可能です。

さらに、多くのブランドでは歯科矯正を始める際に複数回歯型を取る必要がありますが、インビザラインは、最初の1回のみで型取りが完了します。

型取りした歯型の他に、レントゲン写真や口腔内写真、光学スキャナなどのデータを用いることで、より再現度が高く理想に近い歯並びを実現しています。

認知度が高く、実績豊富なブランドを使用したい方には「インビザライン」がおすすめです。

キレイライン

画像引用:キレイライン

キレイラインは、リーズナブルな価格で歯科矯正が始められる人気のマウスピース矯正ブランドです。

キレイラインでは、歯科矯正は高額なため治療できないとお悩みの方でも負担なく治療が始められるように、低価格のマウスピース矯正を提供しています。

公式サイトでは、費用目安として19.8〜46.2万円と記載されており、無理なくマウスピース矯正を開始できることがわかります。

3Dプリンタやデジタル技術を採用しており、効率的で高精度なマウスピースを制作できることで、製造コストと小売価格を大幅に抑えられていることが特徴です。

またキレイライン矯正は、マウスピース矯正を採用したことで、歯科医師による矯正器具の交換や調整の手間を省き、人件費の削減も実現しています。

歯並びの状態によっては、20万円もせずに矯正を開始できるため、少ない負担で治療できることが魅力です。

できるだけ安く、高精度なマウスピース矯正を開始したいとお考えの方には「キレイライン」が最適です。

クリアコレクト

画像引用:クリアコレクト

クリアコレクトは、インビザラインを開発したアライン・テクノロジー社の元社長によりアメリカで開発されたマウスピース矯正ブランドです。

アメリカや日本の他にも、中国やヨーロッパなど世界34カ国以上で採用されている認知度の高いマウスピースです。

クリアコレクトでは、従来のマウスピース矯正よりも耐久性の高さや審美性を求めるために、素材にこだわって制作されています。

また、他のマウスピース矯正とは異なり、歯肉を覆う形状となっている点が大きな特徴です。

クリアコレクトで採用されている2mmのトリムラインと三層構造の素材により、効率的に歯並びを整えます。

クリアコレクトは定額プランがあり、高額なプランで60〜70万円程度、歯並びによっては10〜20万円台で矯正可能です。

世界でのシェア率No.2のマウスピース矯正ブランドであるため、信頼性や耐久性が高いリーズナブルなマウスピース矯正を求める方には「クリアコレクト」がおすすめです。

アソアライナー

画像引用:アソアライナー

アソアライナーは、1982年に創業した日本発のマウスピース矯正ブランドです。

国内の矯正専門ラボが提供している日本製のマウスピース矯正になります。

コンピューターで歯の移動量を精密に解析し、患者様に最適なマウスピース矯正を作成しています。

アソアライナーでは、特にマウスピースの厚みや種類にこだわっており、より正確性の高い治療を追求しています。

「ソフト」「ミディアム」「ハード」の3種類のマウスピースを約10日ずつ使用することが、大きな特徴です。

軽度の歯並びであれば、診断後最短10日でアソアライナーの歯列矯正を開始可能です。

マウスピース矯正の中でも、アソアライナーを日本国内で採用している歯科医院も多く、国内だけでなく海外にも展開しています。

すぐにでも信頼度の高いブランドでマウスピース矯正を始めたい方には「アソアライナー」がおすすめです。

ウィ・スマイル

画像引用:ウィ・スマイル

ウィ・スマイルは、毎月30名1回プラン1,650円でお試し矯正ができるマウスピース矯正ブランドです。

最短1回プランから選択可能で、歯並びの状態により4回・8回・12回・18回・24回から、矯正歯科医師と相談した上で回数を選択できます。

多くのマウスピース矯正ブランドでは、1回コースは用意されていないため、いきなりマウスピース矯正を始めることに不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、ウィ・スマイルであれば、自分に合うかどうか確かめたいという方も気軽に始められます。

また、お試しプランを経て本格的に矯正していきたいと感じた場合は、続けて矯正プランを選ぶことも可能です。

矯正を始める際には、どのような歯並びになるのか事前にシミュレーションし、理想の歯並びを医師と一緒にデザインするため、理想の歯並びに近づけられます。

まずはお試しで気軽にマウスピース矯正を始めたい方には「ウィ・スマイル」が適しているでしょう。

ホワイトライン

画像引用:ホワイトライン

ホワイトラインは、完全国内生産のマウスピース矯正を提供しているブランドです。

ホワイトラインでは、患者様の口腔内のスキャンデータから国内の歯科技工所でマウスピースを製造しています。

マウスピース矯正は、海外製のものが一般的で、輸送の際はあらゆる人の手を介して届けられます。

一方、ホワイトラインであれば完全国内生産であるため、制作スタッフの消毒・検温・納品時の超音波洗浄を徹底しており、安全性も高いといえるでしょう。

ホワイトラインのマウスピース矯正にかかる治療費は、17.6〜46.2万円が相場です。

日本製でありながら、治療費が安いという点が特徴です。通常のワイヤー矯正と比べて、約半額以下の費用で治療が受けられます。

また、初期費用2.2万円で初回1回プランも用意していることから、気軽に矯正を始められます。

マウスピース矯正治療において、国内製造で安全性の高さを求める方には「ホワイトライン」がおすすめです。 

東京のマウスピース矯正を選ぶ際のポイント

東京でマウスピース矯正を開始させる場合、失敗しないためにも慎重に矯正ブランドや矯正歯科医師を選ぶ必要があります。

マウスピース矯正を選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。 

  • 日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているか
  • 立地が良いか
  • 矯正方法の種類が豊富か
  • 診療時間が自身に合っているか
  • 費用設定が分かりやすいか
  • 矯正中のトラブルに対応してくれるか
  • 治療計画が明確か
  • 熟練した医師がいるか 

以下では、各ポイントについて解説します。

日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているか

マウスピース矯正を行う場合は、日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているか確認しましょう。

日本矯正歯科学会は、1926年に設立された歯科矯正学専門の学術団体です。

日本矯正歯科学会の認定を取得するためには、5年以上の矯正歯科の研修を受け、難易度の高い学会の試験に合格しなければいけません。

そのため、日本矯正歯科学会の認定を受けている歯科医師が在籍している場合は、矯正歯科の技術や知識が豊富である証拠といえるでしょう。

マウスピース矯正を受ける際は、事前に日本矯正歯科学会のホームページから認定医がいるか確認してください。

立地が良いか

マウスピース矯正を開始する際は、矯正歯科への通いやすさも考えておきましょう。

マウスピース矯正は、通院回数が少ないことが一般的ですが、最初のうちは予定通り治療が進んでいるか1〜2カ月に1回程度通院する必要があります。

遠い場所にある矯正歯科を選んでしまうと、通う時間が取れなかったり、予約がなかなか取れなかったりして、途中で歯科矯正を諦めてしまうかもしれません。

また、トラブルが発生した場合に、矯正歯科が遠いことですぐに通院できなければ、トラブルが悪化して治療期間が長引いてしまう可能性もあります。

歯科矯正に失敗しないためにも、自宅や駅から近い矯正歯科を選択しましょう。

矯正方法の種類が豊富か

マウスピース矯正を受ける際でも、ワイヤー矯正を提供しているかどうかを確認しておきましょう。

マウスピース矯正をするために矯正歯科を訪れても、歯並びによってはマウスピース矯正ができない可能性があります。

また、マウスピース矯正ができる歯並びであっても、状態によりワイヤー矯正のほうが向いているということも考えられます。

ワイヤー矯正を提供している矯正歯科であれば、他の歯科医院へ足を運ばなくても手間なく矯正を開始できるでしょう。

診療時間が自身に合っているか

矯正歯科の診療時間が、ご自身のライフスタイルに合っているか確認しておきましょう。

マウスピース矯正は、通院回数が少ないとはいえ、定期的に通院する必要があります。

普段仕事で忙しい社会人の方であれば、平日の夜間や土日の午後しか時間が取れないという方もいらっしゃるでしょう。

矯正歯科を選ぶ際は、無理なく通院できる曜日や時間に診療しているか事前に確認することも重要です。

費用設定が分かりやすいか

矯正歯科の費用設定も明瞭か事前に確認しておきましょう。

マウスピース矯正は、矯正歯科により大きく異なるため、複数の歯科医院で見積もりを取って比べることが重要です。

中には、治療期間や費用が不明瞭な矯正歯科も存在します。

正確な矯正費用が分からずに歯列矯正を始めると、トラブルにつながる可能性が高まるため注意が必要です。

マウスピース矯正を開始する際は、必ず費用を確認しておきましょう。

矯正中のトラブルに対応してくれるか

マウスピース矯正中に発生したトラブルに対応してくれるかも確認しておきましょう。

マウスピース矯正は、プラスチック製で取り外しも自由にできるため、矯正器具が割れてしまったり、誤って捨ててしまったりなどのトラブルが発生することもあります。

上記のようなトラブルが発生した場合でも、すぐに対応してくれる矯正歯科であれば、治療に影響なく矯正を進められるでしょう。

万が一、トラブルに対応してもらえない矯正歯科を選んでしまうと、治療期間が長引いて余分な費用も発生してしまいます。

そのため、マウスピース矯正を開始する際は、必ずトラブルへの対応があるか確認しておきましょう。

治療計画が明確か

マウスピース矯正を行う際は、治療計画が明確で説明が分かりやすいかも重要です。

歯科医師だけが治療計画を把握していても、患者様が理解していなければトラブルにつながる原因となります。

患者様にも分かりやすい言葉で治療計画を説明してくれる矯正歯科であれば、安心して矯正を任せられるでしょう。

患者様が分からない点や不安な点を医師に伝えても、明確に答えてくれない場合は、歯科医師を考え直すことをおすすめします。

熟練した医師がいるか

矯正歯科に有資格のスタッフが在籍しているかも確認しておきましょう。

矯正歯科では、歯並びに影響する唇や舌の動きのトレーニングを指導されることがあります。しかし毎回、認定医師や歯科衛生士などの認定医に対応してもらえるとは限りません。

そのため矯正歯科のスタッフが対応することがありますが、中にはトレーニングが行き届いていないスタッフや無資格のスタッフが担当する場合もあり、思ったような指導が受けられないという場合もあります。

安心して矯正を進めるためにも、事前に有資格のスタッフが在籍しているかしっかり確認しておきましょう。 

東京都でおすすめのマウスピース矯正ができるクリニック5選

東京都でマウスピース矯正を受けるにも、どの矯正歯科に通うべきかわからずお困りの方もいらっしゃるでしょう。

東京都でマウスピース矯正を受けられるおすすめのクリニックは、以下のとおりです。 

  • 渋谷ルーブル歯科・矯正歯科
  • スマイル+さくらい歯列矯正歯科
  • 赤坂さくら歯科クリニック
  • おおじま駅前歯科・大島駅前矯正歯科
  • 緑のテラス歯科クリニック 

以下では、各クリニックの特徴について解説します。

スマイル+さくらい歯列矯正歯科

画像引用:スマイル+さくらい歯列矯正歯科

スマイル+さくらい歯列矯正歯科は、ゼニュムのマウスピース矯正に対応している矯正歯科です。

矯正歯科専門の歯科医師2名により、精密かつ目立たない矯正を提供しています。

マウスピース矯正はもちろん、見えない裏側矯正にも対応しており、ご希望の矯正を開始できるでしょう。

また、相談検査までの料金がすべて無料で、矯正治療にかかる費用の総額を診断時に教えてもらえる「トータルフィー制度(治療費定額制)」が採用されています。

さらに、治療後の2年間保証もついているため、事前に総額を把握し、治療期間が延長したとしても金額が変更することはありません。

矯正治療の治療期間を短くし、通院回数を少しでも減らして通院できるよう、来院頻度は4〜16週間に1回に設定されています。

相談や検査は無料で受けられるため、まずは歯並びの状態を確認してもらい、マウスピース矯正を開始できるか確認してもらいましょう。

住所 〒158-0094 東京都世田谷区玉川 3-10-11 TK第1ビル 3F
最寄り駅 東急田園都市線・二子玉川駅 徒歩2分
電話番号 03-5717-3477
診療時間 火・水・金:10:30〜18:00/18:00〜20:00

 

土・日:9:30〜10:30/10:30〜18:00

休診日 月・木・祝

赤坂さくら歯科クリニック

画像引用:赤坂さくら歯科クリニック

赤坂さくら歯科クリニックは、東京都の赤坂に位置する最新機器を用いてマウスピース矯正が実施されているクリニックです。

歯科医師・スタッフは全員女性であるため、歯のお悩みを異性に相談することに抵抗がある女性の患者様も安心して来院できます。

赤坂さくら歯科クリニックでは、患者様の一人につき必ず1時間を確保して丁寧なカウンセリングが行われます。

ゼニュムのマウスピース矯正も提供しており、高額な矯正に抵抗がある方も、費用面と歯並びの症例の多さからマウスピース矯正を選ぶ方が多くいるようです。

赤坂さくら歯科クリニックは、完全個室でプライバシーに配慮したクリニックであるため、人の目が気になる方も通いやすいでしょう。

住所 〒107-0052 東京都港区赤坂5-4-6 赤坂三辻ビル5F
最寄り駅 ・東京メトロ千代田線 赤坂駅4出口 徒歩30秒

 

・東京メトロ銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅 徒歩8分

・東京メトロ南北線・銀座線 溜池山王駅 徒歩7分

電話番号 03-6807-4817
診療時間 月〜金:7:30〜13:00/14:30〜17:00
休診日 土・日・祝

おおじま駅前歯科・大島駅前矯正歯科

画像引用:おおじま駅前歯科・大島駅前矯正歯科

おおじま駅前歯科・大島駅前矯正歯科は、「通いたくなる歯科クリニックを当たり前に」をモットーにマウスピース矯正を提供している矯正歯科です。

おおじま駅前歯科・大島駅前歯科では、マウスピース矯正の治療実績が5,000件以上あります。

口腔環境は人により異なるため、マウスピース矯正実績の豊富さは重要な要素といえるでしょう。

また、ゼニュムを含む15ブランド以上からマウスピース矯正を選択でき、医師と相談しながら最適なブランドを選択可能です。

多くの人に矯正治療を受けてもらえるよう、明瞭な費用でマウスピース矯正を提供しています。

相談にかかる費用は無料であるため、まずはマウスピース矯正に関するお悩みや不安を相談してみましょう。

住所 〒136-0072 東京都江東区大島6丁目26-7 太田ビル1F
最寄り駅 都営新宿線大島駅A6出口より徒歩3分
電話番号 03-5628-7001
診療時間 月〜水・土・日  9:30〜12:30/14:30〜19:30
休診日 木・金・祝

MYデンタルクリニック

画像引用:MYデンタルクリニック

MYデンタルクリニックは、渋谷駅から徒歩5分でマウスピース矯正が開始できる矯正歯科です。

矯正・インプラント・親知らずの抜歯など、それぞれの診療項目を専門とした歯科医師が所属しています。

それぞれの診療項目の専門性を活かし、患者様一人一人のなりたい歯並びを実現しています。

また、MYデンタルクリニックでは、最新の設備と機器を揃えているため、安心して矯正を始められるでしょう、

在籍する歯科医師やスタッフも有資格の方が多いため、バラつきのない幅広い技術で対応してもらえる点でも魅力です。

渋谷付近でマウスピース矯正を始めたいとお考えの方には、MYデンタルクリニックがおすすめです。

住所 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町36-1 SANWA SHIBUYA Bldg. 3F
最寄り駅 JR線:渋谷駅より徒歩5分

 

東京メトロ 半蔵門線:渋谷駅より徒歩6分

東京メトロ 銀座線:渋谷駅より徒歩6分

電話番号 03-6452-5285
診療時間 月〜日:10:00〜21:00
休診日

Lily Smile Dental Clinic

画像引用:Lily Smile Dental Clinic

Lily Smile Dental Clinicは、クオリティの高い治療を提供するために自由診療のみを提供している歯科医院です。

マウスピース矯正の他に表側と裏側のワイヤー矯正にも対応しているため、あらゆる歯並びの治療にも対応しています。

患者様と歯科医師の間で治療に対する相違がないよう、納得できるまでカウンセリングの時間を設けています。

どのような治療費でどれくらいの治療期間があるのか、メリット・デメリットなど、丁寧に説明してもらえて安心です。

また、痛みが苦手で矯正するかお悩みの方でも負担なく治療が受けられるよう、全身麻酔に近い状態の鎮静麻酔を選択した治療も提供しています。

歯医者が苦手な方でも治療が受けやすいため、まずはマウスピース矯正に関するお悩みを相談してみましょう。

住所 〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-2-10 八勝堂ビル 2F
最寄り駅 池袋駅西口C2出口より徒歩1分
電話番号 070-9119-6680
診療時間 月・木〜日:10:00〜13:30/14:30〜20:00

 

水:カウンセリングと急患対応のみ

休診日

 

自分に合ったマウスピース矯正の選び方

マウスピース矯正には、ブランドがいくつかあるため、自分に合ったものを選ぶことが重要です。

自分に合うマウスピース矯正の選び方が分からなければ、治療に後悔してしまうリスクが高まります。

マウスピース矯正の選び方は、以下のとおりです。 

  • プラン内容
  • 費用
  • 治療期間
  • 治療範囲
  • 通院頻度
  • 支払い方法
  • サポート体制 

以下では、自分に合うマウスピース矯正を選ぶ際のポイントについて解説します。

プラン内容

プラン内容は、マウスピース矯正ブランドによって異なります。

マウスピース矯正の「プラン制」とは、部分矯正や全体矯正など、マウスピースの最大使用枚数・矯正範囲・対応症例などから、あらかじめプランを設定する方法です。

また「回数制」という治療回数やマウスピースの使用枚数により、治療費用や治療期間が変わるという方法もあり、満足できるまで治療を進めることができます。

プラン制であれば、決定したプラン内で治療の再設計やマウスピースの追加が可能です。

ただし、歯並びの乱れが軽度の場合、あらかじめ料金が設定されているプラン制では、費用が高額になる可能性があるでしょう。

一方で回数制は、1回の治療から提供されている点がメリットです。

マウスピース矯正を始める際は、予算を超えてしまわないようプラン内容をよく確認しておきましょう。

費用

マウスピース矯正にかかる費用は、歯並びの状態やマウスピースブランドにより異なります。

マウスピース矯正ブランドによっては、同じ歯並びでも料金設定が異なるため、かかる費用が変わってきます。より安いプランを選びたい場合は、事前に複数の歯科医師に相談・見積もり依頼をして、比較することが重要です。

また矯正治療には、装置の費用だけでなく、検査料や調整料が必要になります。

各治療費が明確に記載されていないと、予算を超えてしまったり、追加料金が大幅に発生してしまったりすることもあります。

事前にどのような費用が必要になるかを確認しておきましょう。

治療期間

マウスピース矯正ブランドごとに、治療期間も変わってきます。

最短3ヶ月で完了するマウスピース矯正ブランドもあれば、1年以上かかるブランドもあります。

ただし、患者様の歯並びの状態により治療期間は左右するため、ご自身の歯並びの状態から見た治療期間でマウスピース矯正ブランドを選ぶことも重要です。

治療範囲

治療範囲は、マウスピース矯正ブランドにより異なります。

気になる前歯だけを修正する場合は、部分矯正が実施されています。

部分矯正は、難易度が低い治療のため、多くのマウスピース矯正ブランドで提供されています。

一方、中〜重度の歯並びやかみ合わせの場合は、全顎矯正が一般的です。

全顎矯正は、マウスピース矯正ブランドによっては実施されていない場合もあります。

場合によってはワイヤー矯正が進められるケースもあるため、カウンセリングなどを受けて事前に確認しておきましょう。

通院頻度

通院頻度もマウスピース矯正ブランドにより異なります。

多くのマウスピース矯正ブランドでは、2〜3カ月に1回の通院が設定されています。

しかし、1カ月に1回と定めているブランドもあれば、アプリ内で写真を送れば通院が不要としているマウスピース矯正ブランドもあります。

Zenyum(ゼニュム)は、オンライン無料診断を実施しているため、定期的な通院が不要です。

マウスピース矯正ブランドを選ぶ際は、自身のライフスタイルに合う通院頻度で通えるかも確認しておきましょう。

支払い方法

マウスピース矯正ブランドにより、支払い方法も異なることがあります。

支払い方法としては、現金・クレジットカード・銀行振込・ショッピングローンなどが主流です。

しかし、マウスピース矯正ブランドによりご希望の支払い方法に対応していない可能性があります。

ご希望の支払い方法がある際は、対応しているかも確認しておきましょう。

サポート体制

マウスピース矯正ブランドごとに、異なるサポート体制を提供しています。

マウスピース矯正は自己管理が重要です。自己管理がうまくいかなければ治療ペースが落ち、予定通りに治療できない可能性が高まります。

ブランドにより、自己管理がしやすいようにオンラインサポートを行っていたり、治療進捗を確認できるサポートを提供しています。

また、自己管理が難しい場合は、あえて通院するプランを提供しているマウスピース矯正ブランドもあるため、サポート体制をよく確認しておきましょう。

 

マウスピース矯正で失敗しないために

マウスピース矯正をするならば、できるだけ失敗は避けたいと考える方も多いでしょう。

この章では、マウスピース矯正で失敗しないためのポイントを紹介します。 

  • 経験豊富な医師により治療してもらう
  • 装着時間を守る
  • セルフケアを行う
  • 気になることは医師に相談する
  • 自分の歯並びがマウスピース矯正できるか確認する
  • 実績のあるマウスピース矯正ブランドを利用する 

以下では、各ポイントについて解説します。

経験豊富な医師により治療してもらう

マウスピース矯正をする際は、経験豊富な医師に治療してもらいましょう。

経験豊富な歯科矯正医師であれば、患者様の歯並びに合わせて適切な治療プランを作成してくれます。

また万が一、治療中にトラブルが起こった場合でも、経験豊富な医師が在籍していれば、適切に軌道修正してくれるはずです。

装着時間を守る

マウスピース矯正でプラン通りに治療するためには、装着時間が重要です。

マウスピース矯正は、基本的に1日20時間以上装着する必要があります。

装着時間が短すぎる場合、うまく歯が動かず治療スピードが遅くなったり、歯が元の位置に戻ってしまったりするかもしれません。

シミュレーション通りに歯並びを整えるためにも、必ず装着時間は守りましょう。

セルフケアを行う

マウスピース矯正は、基本的に食事と歯磨き以外の時間は装着する必要があります。

食事を終えたら、歯磨きをして再びマウスピースを装着するのがマウスピース矯正の流れです。

食事後に歯磨きをせずにマウスピースを装着してしまうと、マウスピース内に細菌が繁殖したり、虫歯のリスクが高まったりすることもあります。

歯並びだけでなく、口腔内の環境をきれいに保つためにも、セルフケアは必須です。

気になることは医師に相談する

マウスピース矯正中に気になることがあれば、必ず医師に相談しましょう。

気になることや不満がある状態のまま、医師に伝えられずに治療を進めてしまうと、理想の歯並びを目指すことが困難になります。

歯並びが理想の位置からずれ始めている場合は、早めに相談することで治療期間が延長されることなく、早期に軌道修正してもらえるでしょう。

気になることは、気になった時点ですぐに医師に伝えるようにしてください。

自分の歯並びがマウスピース矯正できるか確認する

マウスピース矯正は、患者様の歯並びの状態によっては適用していないことがあります。

近年では、マウスピース矯正できる症例も増えていますが、すべての歯並びに対応しているわけではありません。

ワイヤー矯正を進められているにもかかわらず、無理にマウスピース矯正を選択してしまうと、失敗するリスクが高まります。

マウスピース矯正が向かないと判断された場合は、他の矯正方法を検討することも視野に入れましょう。

実績のあるマウスピース矯正ブランドを利用する

マウスピース矯正ブランドは豊富にあるため、失敗しないためには実績があるブランドを選ぶようにしましょう。

実績豊富なブランドであれば、過去にも多くの症例に対応している経験から、適切な矯正プランを提供してくれるはずです。

マウスピース矯正ブランドにこだわりがないという方も、必ず実績があるか確認しておきましょう。

 

特におすすめなのがZenyum(ゼニュム)のマウスピース矯正

画像引用:Zenyum

マウスピース矯正ブランドでも特におすすめなのが「Zenyum(ゼニュム)」です。

ゼニュムのマウスピース矯正には、3つのおすすめポイントがあります。 

  • 幅広い症例に対応している
  • 実績が豊富である
  • 進捗状況を自身で確認できる 

以下では、ゼニュムのおすすめポイントについて解説します。

幅広い症例に対応している

ゼニュムのマウスピース矯正は、幅広い症例に対応していることが魅力です。

ゼニュムが対応している症例は、以下のとおりです。 

  • がたつき
  • 歯のねじれ
  • すきっ歯
  • クロスバイト
  • 開咬
  • アンダーバイト 

複雑な症例でも対応してくれるため、ワイヤー矯正よりもマウスピース矯正で歯並びを整えたいとお考えの方に向いています。

自分の歯並びがマウスピース矯正に向いているか確かめるためにも、一度オンライン無料診断で相談してみましょう。

実績が豊富である

ゼニュムは、2018年にシンガポールで開設され、4年で9カ国に進出している実績あるマウスピース矯正ブランドです。

ゼニュムのマウスピース矯正と提携している矯正歯科も全国に10院あり、うち3院は東京にあるため、東京でもゼニュムのマウスピース矯正を始めやすいでしょう。

最新の機器・最高のテクノロジー・高い技術を持つ歯科医師により、理想の歯並びを手に入れられるはずです。

進捗状況を自身で確認できる

ゼニュムのマウスピース矯正は、専用スマホアプリからいつでも治療の進捗を確認できます。

専用アプリから定期的に歯の写真を送れば、歯科専門家が歯の動きを確認して治療を進めることができるため、通院が不要な点でも魅力的です。

普段忙しくて矯正歯科まで足を運ぶのが難しいという方でも、少ない通院数で治療が進められるため、負担をあまりかけずに歯並びを整えられるでしょう。

 

東京でマウスピース矯正をするならZenyum(ゼニュム)がおすすめ!

本記事では、東京でおすすめのマウスピース矯正について解説しました。

中でもおすすめのマウスピース矯正ブランドは「Zenyum(ゼニュム)」です。

ゼニュムは、2018年に開業してから4年で世界9カ国に進出した実績あるマウスピース矯正ブランドです。

豊富な症例に対応していることから、他のマウスピース矯正ブランドでは対応していない症例でも、ゼニュムであればマウスピース矯正を受けられる可能性があります。

ゼニュムでは無料診断も実施されています。マウスピース矯正をご検討している方は、ぜひZenyum(ゼニュム)へご自身の歯並びに対応しているかどうか、相談してみましょう。

目次

マウスピース矯正を検討したい方へ

ゼニュムでは、スマホやパソコンから簡単に出来るオンライン無料診断を実施しております。マウスピース矯正で治療が可能かどうかだけではなく、治療する場合のおおよその期間や費用、その他歯列矯正に関する疑問にもお答えいたします。

  • 歯列矯正で面長は治せるの?面長の治療方法についてご紹介

    歯列矯正で面長は治せるの?面長の治療方法についてご紹介

    「歯列矯正をしたら歯並びだけでなく面長も改善される?」「歯列矯正で顔が長くなったという口コミを目にしたんだけど大丈夫?」 面長と感じるにはいくつかの原因があり、歯並びを改善しても治らないケースがあります。 そこで今回は、面長が改善される見込みのある歯並びや、歯列矯正で顔が長くなったと感じないための対処法などについて解説します。   面長が改善される見込みのある歯並びの例 歯並びが原因で面長になっている場合、歯列矯正で歯並びが変化することによって顔の印象も変わり、面長が改善される可能性はあります。 顎の骨が長いことや、額が広いことなどが関係している面長の場合は、外科手術が必要となるなど、歯列矯正だけでは治らないケースもあるでしょう。 歯列矯正で面長が改善される歯並びは、次のとおりです。   ・出っ歯 ・乱ぐい歯 ・受け口 ・開咬   ただし、実際に歯列矯正で面長が改善されるかどうかは、歯科医師の診察を受けてみないと分かりません。 症状に当てはまっていたとしても、患者さまの症状によっては改善が難しいケースもあるので、まずは歯科医院で相談するようにしてください。 出っ歯 出っ歯の症状がある方は、前歯が前方に突出しているため、その前歯の傾きによって鼻の下が伸びて面長な印象を与えます。 歯列矯正で前歯の傾きを変えたり、位置を後ろに下げたりすると、鼻の下の皮膚が伸びなくなるため、面長の改善が期待できます。 ただし歯並びの問題だけではなく、上顎そのものが前に突き出て出っ歯になっているといったように、骨格にも問題がある場合は、顎の骨を切る外科手術が必要となることもあります。 乱ぐい歯 乱ぐい歯とは、歯と歯が重なりあって生えており、歯列から歯がはみ出ているような、ガタガタな歯並びのことを指します。 他にも、叢生や八重歯とも呼ばれます。 乱ぐい歯を治療すると、歯並びや噛み合わせが改善され、輪郭がすっきりと見えるようになる可能性があります。 受け口 上顎よりも下顎が前にでている状態を受け口といいます。 受け口だと顎が長く見えるため、面長に見られやすいでしょう。 歯並びが原因で受け口になっているケースでは、下の歯を後方へ下げる治療をすることにより、面長が改善される見込みがあります。 ただし、骨格に問題のある受け口では、矯正治療だけでは改善されないこともあります。 開咬...

    歯列矯正で面長は治せるの?面長の治療方法についてご紹介

    「歯列矯正をしたら歯並びだけでなく面長も改善される?」「歯列矯正で顔が長くなったという口コミを目にしたんだけど大丈夫?」 面長と感じるにはいくつかの原因があり、歯並びを改善しても治らないケースがあります。 そこで今回は、面長が改善される見込みのある歯並びや、歯列矯正で顔が長くなったと感じないための対処法などについて解説します。   面長が改善される見込みのある歯並びの例 歯並びが原因で面長になっている場合、歯列矯正で歯並びが変化することによって顔の印象も変わり、面長が改善される可能性はあります。 顎の骨が長いことや、額が広いことなどが関係している面長の場合は、外科手術が必要となるなど、歯列矯正だけでは治らないケースもあるでしょう。 歯列矯正で面長が改善される歯並びは、次のとおりです。   ・出っ歯 ・乱ぐい歯 ・受け口 ・開咬   ただし、実際に歯列矯正で面長が改善されるかどうかは、歯科医師の診察を受けてみないと分かりません。 症状に当てはまっていたとしても、患者さまの症状によっては改善が難しいケースもあるので、まずは歯科医院で相談するようにしてください。 出っ歯 出っ歯の症状がある方は、前歯が前方に突出しているため、その前歯の傾きによって鼻の下が伸びて面長な印象を与えます。 歯列矯正で前歯の傾きを変えたり、位置を後ろに下げたりすると、鼻の下の皮膚が伸びなくなるため、面長の改善が期待できます。 ただし歯並びの問題だけではなく、上顎そのものが前に突き出て出っ歯になっているといったように、骨格にも問題がある場合は、顎の骨を切る外科手術が必要となることもあります。 乱ぐい歯 乱ぐい歯とは、歯と歯が重なりあって生えており、歯列から歯がはみ出ているような、ガタガタな歯並びのことを指します。 他にも、叢生や八重歯とも呼ばれます。 乱ぐい歯を治療すると、歯並びや噛み合わせが改善され、輪郭がすっきりと見えるようになる可能性があります。 受け口 上顎よりも下顎が前にでている状態を受け口といいます。 受け口だと顎が長く見えるため、面長に見られやすいでしょう。 歯並びが原因で受け口になっているケースでは、下の歯を後方へ下げる治療をすることにより、面長が改善される見込みがあります。 ただし、骨格に問題のある受け口では、矯正治療だけでは改善されないこともあります。 開咬 開咬(オープンバイト)とは、奥歯が噛み合っていても前歯が噛み合わず、上下の前歯に隙間が空いた状態になることです。 口が開いた状態になりやすかったり、口を閉じようとすると下顎に梅干しのようなシワができたりするため、面長な印象を与えやすい症状の一つといえます。 開咬が起こりやすい原因として、前歯が傾斜して生えていることや、歯が一定の位置まで伸びきれなかったことなどが挙げられます。 歯列矯正で開咬を改善できれば、口を閉じやすくなり、顎が短くなったように見えるため、面長に見えにくくなるでしょう。   面長の矯正方法にはどんな種類がある? 面長を歯列矯正で改善する場合には、以下の代表的な3つの方法があります。   ・ワイヤー表側矯正 ・ワイヤー裏側矯正 ・マウスピース矯正   それぞれの治療方法について詳しく解説します。 ワイヤー表側矯正 ワイヤー表側矯正とは、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置や金属のワイヤーを取り付け、ワイヤーの力で歯列を整える治療法です。 装置は固定式のため、着脱や管理が面倒という方にはおすすめの方法といえます。 また、多くの症例に対応しているため、マウスピース矯正では治療が難しい重度な歯並びの乱れなどでも、ワイヤー矯正であれば治療できる可能性が高いでしょう。 ただし、歯の表側につける装置が目立つため、見た目に抵抗があるという方も少なくありません。 最近では、歯の色に合わせて透明なブラケットや白いワイヤーなどを選択できる歯科医院もありますが、やはり装置の凹凸などを完全に目立たなくすることは難しいでしょう。 ワイヤー裏側矯正 歯を動かす原理はワイヤー表側矯正と同じで、さらに装置を目立たなくしたものがワイヤー裏側矯正です。 装置を歯の裏側(舌側)の見えない位置に取り付けるため、矯正中であることがほぼ分からないというメリットがあります。 費用は3つの方法の中でも高額になりやすく、費用相場は100〜150万円程度といわれています。 高額な理由としては、装置の取り付けやワイヤーの調整に高い技術力が必要となるためです。 また、歯の裏に装置があって着脱ができないことから、歯磨きがしづらいというデメリットも挙げられます。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は、着脱式の透明なマウスピースを使って行う矯正治療です。 どんな歯並びの方でもマウスピース矯正ができるというわけではなく、噛み合わせの問題がない軽度な症例のみに対応しているなど、マウスピースブランドによっては適用範囲が限定されることもあります。 そのため「私の歯並びはマウスピース矯正で治療できるの?」と心配な方は、一度歯科医院で相談してみると良いでしょう。 また、ワイヤー矯正の費用相場が30〜150万円程度なのに対し、マウスピース矯正は30〜90万円程度と、比較的リーズナブルに治療できる可能性が高いのもメリットの一つです。 ワイヤー矯正では、装置が邪魔となって歯磨きがしにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まる恐れがあります。 その点、マウスピース矯正ならば食事と歯磨きの際は装置が外せるため、ストレスなく過ごすことが可能です。 歯列矯正をしながら口内をできる限り清潔に保ちたい方は、着脱可能なマウスピース矯正がおすすめです。 ただし、装着時間を守らないと矯正治療の効果が出ない可能性があることを覚えておきましょう。 マウスピース矯正ブランドのゼニュムでは、部分矯正と全体矯正それぞれに対応したプランをご用意しています。 ・「ゼニュムクリア」324,500円(税込):部分矯正・軽中度の症例に対応 ・「ゼニュムクリア・プラス」575,000円(税込):全体矯正・重度の症例に対応 ・「ゼニュムクリア・プラス+」660,000円(税込):複雑な症例に対応   ゼニュムの場合、一般的な通院頻度も2〜4回程度と少ないため、お仕事や家庭の都合で通院に不安がある方でも、比較的始めやすいといえます。 通院頻度が少ないと、歯科医師に治療に関する質問などを気軽にしにくいことから、患者様の中には治療中に不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。 ゼニュムでは、LINEを通じて専門医に疑問や不安を相談できるサービスや、アプリから治療の進捗状況を確認できるサービスを提供しています。 「通院回数が少ないから歯科医師に相談できない」「治療の進捗状況が分からない」ということはないので、安心してお任せください。 ゼニュムのマウスピース矯正が気になるという方は、まずは無料オンライン診断より、お気軽にご相談ください 無料オンライン診断で分かることは、マウスピース矯正が適用となるのか、症例の難易度、治療期間、費用などです。 自宅にいながら診断ができるため、忙しい方はもちろん「とりあえずマウスピース矯正ができるのかどうか知りたい」という方でも、気軽にご相談いただけます。 以下のフォームから、ぜひ無料オンライン診断をご利用ください。 ゼニュムの無料オンライン診断   歯列矯正で面長になることはある? 歯列矯正によって歯並びや噛み合わせが改善されると、面長が目立たなくなったり、フェイスラインがすっきりしたりと、メリットがあります。 しかしながら、場合によっては面長が目立ってしまうことがあります。 その理由を確認していきましょう。 矯正装置によって口元が膨らむ 矯正装置の厚みによって口元が膨らむと、その分人中が伸びるため、顔が長くなったと感じることがあります。 また、無理に口を閉じようとすると下顎が伸び、顔の縦ラインが強調されてしまいます。 装置の厚みによって見た目が変化している場合、矯正期間が終了して装置が外れれば、見た目が気になることはほとんどないでしょう。 一時的なものなので、過度に心配する必要はありません。 出っ歯が改善され口元の張りがなくなった 前に傾いて生えていた歯や、凹凸のある歯列が矯正治療によって改善され、噛み合わせが正常な状態になると、口元やエラがすっきりして逆に面長になったと感じることがあります。 また、抜歯をして口元を大きく後ろに下げすぎると、鼻の下の皮膚が伸びて面長に見える原因になります。 症状によっては、抜歯が必要なケースももちろんありますが、抜歯が原因ですべての人が面長に見えるというわけではありません。 食事の量が減って痩せた 矯正期間中は、歯が動く痛みや違和感で食事の内容が変わったり、食事回数が減ったりすることがあります。 一回一回の食事に時間がかかることから、少しの量で満腹感を得るようになったと感じる人もいるでしょう。 食事の内容や量が変わったり、装置の着脱が面倒で間食が減ったりすることが原因となり、矯正前よりも痩せて頬がこけたことで、面長になったと感じるケースがあります。 表情筋が衰えた 食事の量や回数が減ると、必然的に咀嚼回数も減ります。 また、装置が邪魔で話しづらいと感じる人もいることから、口周りの筋肉を動かす機会が減ることが予想されます。 すると、口周りの筋肉が衰えてしまい、顔全体が下がった印象になりやすく、面長になったと感じることがあるのです。   歯列矯正で面長にならないためにできること 面長になるリスクは、装置や歯科医院の選び方、日常のケアによって減らすことができます。 具体的には、以下のような方法がおすすめです。   ・口元に厚みの出にくい装置を選ぶ ・矯正中の食事が不安な方は着脱式の装置を選ぶ ・顔のバランスを考慮した治療をしてくれる歯科医院を選ぶ ・表情筋を鍛える   それぞれ解説します。 口元に厚みの出にくい装置を選ぶ 装置の厚みによって面長になるのが嫌という方は、ワイヤー裏側矯正やマウスピース矯正を選ぶといいでしょう。 ワイヤー裏側矯正は、歯の裏側に装置を取り付けるので、装置によって口元が出っ張ることはありません。 マウスピース矯正は、歯全体を覆う形でマウスピースを装着するので、多少の厚みはありますが、違和感を覚えるほど見た目に変化はないでしょう。 ワイヤー表側矯正は、ブラケットとワイヤーを装着する分の厚みがでやすいので、口元が膨らむと感じてしまう可能性が高いです。 特に、もともと出っ歯の症状がある方は、そこへさらにブラケットワイヤーの厚みがプラスされることで、見た目の変化を感じやすいでしょう。 矯正中の食事が不安な方は着脱式の装置を選ぶ ワイヤー矯正は、強い力を使って歯を動かしていく矯正方法のため、マウスピース矯正に比べると咀嚼時に痛みを感じやすかったり、食事がしづらかったりすることがあります。 一方でマウスピース矯正は、比較的弱い力で歯を動かしていくため、痛みを感じにくいです。また、食事中は装置を取り外せることから、食事内容を変える必要がありません。 矯正によって「食事が楽しめなくなるのは嫌だな」「痩せてしまうのは避けたい」という方には、マウスピース矯正がおすすめです。 ただし、ワイヤー矯正の方が強い力をかけて歯を動かせるため、対応できる症例が多いことも事実です。 そのため、マウスピース矯正で治療をしたいと思っていても、ワイヤー矯正の方が向いていると判断されることもあります。 最終的には、歯科医師の意見を参考にしながら、ご自身に合う矯正装置を選ぶようにしましょう。 顔のバランスを考慮した治療をしてくれる歯科医院を選ぶ 歯列矯正を始める前のシミュレーションや検査が不十分だと、口元を後ろに下げすぎてしまい、顔のバランスが変わってしまうことがあります。 矯正を検討する際は、精密検査やシミュレーションをしっかり行っている歯科医院を選ぶことが大切です。 また、歯並びだけでなく、治療後の顔のバランスの変化まで考慮して治療を進めてくれる歯科医院だと、見た目が嫌に変化してしまうというリスクを最小限に抑えられるでしょう。 表情筋を鍛える 矯正治療中は、痛みによって食事の回数が減ってしまうことから、口元の筋肉が衰えてしまう傾向にあります。 表情筋が衰えると、顔が長くなったと感じやすくなるため、表情筋を鍛えるトレーニングをするのがおすすめです。 口を大きく動かしたり、舌を出したりすると、口周りの筋肉が鍛えられるでしょう。   面長が気になる方は一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください 顔が面長に見える理由には、歯並びや顎の長さ、額の広さなど、多くの原因が関係していることもあるでしょう。 歯並びが原因で面長となっている場合、症状によっては歯列矯正で改善できる可能性があります。 ただし、すべてのケースで改善できるとは限りませんので、まずは歯科医師に相談するのがおすすめです。 とはいえ、相談するために歯科医院の予約を取り、実際に来院するのは面倒だと感じる人もいるかもしれません。 マウスピース矯正のゼニュムでは、患者さまが通院する負担を減らすために、無料オンライン診断を実施しています。 無料オンライン診断であれば、自宅にいながらマウスピース矯正が適用となるのか診断できます。「私の面長は治療可能なのかな?」と疑問に思った方は、ぜひお気軽にご活用ください。  

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  • 部分矯正で治せる前歯ってどんな症状?メリット・デメリットを解説

    部分矯正で治せる前歯ってどんな症状?メリット・デメリットを解説

    「私の歯並びって部分矯正で治るのかな?」「手軽に矯正できる部分矯正に魅力を感じるけど、デメリットってあるのかな?」 部分矯正は治療範囲を限定することで、治療期間や費用を抑えやすい矯正方法です。 しかし、部分矯正には適応できる症例とできない症例があります。 今回は、部分矯正が適応できる可能性が高い症例や、メリット・デメリットなどについて解説します。   部分矯正が適応できる症例 よく知られている歯列矯正は「全体(全顎)矯正」といい、すべての歯に矯正装置を付けて歯並びの改善を目指します。 しかし、歯列矯正を検討中の方の中には「もっとリーズナブルに歯並びを治す方法はないの?」「前歯の隙間をちょっと埋めたいだけなのに、大袈裟な装置をつけるのは嫌…」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。 そんなお悩みを持っている方には、気になる部分のみを矯正する「部分矯正」という選択肢があります。 全体矯正はすべての歯を動かせるため、多くの症例に対応できるという特徴がありますが、反対に部分矯正は見た目の改善を目的とした治療のため、お悩みの根本的な解決にならない場合があります。 そのため、歯並びによっては全体矯正の方が理想の歯並びに近づける可能性があるでしょう。 では、具体的にどのような症状が部分矯正に向いているのか解説していきます。 ①前歯に軽度なガタつきや重なりがある 「前歯一本だけが少し前に出ている」「一本だけ歯列からはみ出て生えている」など、前歯の歯列に軽度なガタつきが見られる場合は、部分矯正で改善できる可能性があります。 前歯が全体的にガタガタしていたり、歯列からかなり外れた場所に歯が生えたりしている場合などは、奥歯から全体的に歯を動かさなければいけない可能性があるため、全体矯正の方が向いているでしょう。 ②前歯が少しだけねじれて生えている 前歯の一部が他の歯と比べて回転していたり、斜めになって生えていたりする場合は、部分矯正で歯の向きや角度を変えることにより、見た目を改善できる可能性があります。 ③一部の歯に矯正治療後の後戻りが起こっている 過去に歯列矯正をしており、一部の歯が再び動いて歯並びが戻ってきたと感じる場合、部分矯正で再矯正できるケースがあります。   部分矯正が適応できない症例 一方、部分矯正で治療できない症例には以下のようなものが挙げられるでしょう。 ①噛み合わせを含めた治療が必要である 歯列の乱れは、単に見た目に関する問題なだけではなく「上下の歯が噛み合わない」など、噛み合わせの異常を引き起こしていることもあります。   ・奥歯を噛んだ時に上下の前歯の間に隙間ができる(開咬) ・奥歯を噛んだ時に上の歯が下の歯に深く覆いかぶさる(過蓋咬合) ・受け口   このような噛み合わせの異常は、部分矯正では対応できない可能性が高いでしょう。...

    部分矯正で治せる前歯ってどんな症状?メリット・デメリットを解説

    「私の歯並びって部分矯正で治るのかな?」「手軽に矯正できる部分矯正に魅力を感じるけど、デメリットってあるのかな?」 部分矯正は治療範囲を限定することで、治療期間や費用を抑えやすい矯正方法です。 しかし、部分矯正には適応できる症例とできない症例があります。 今回は、部分矯正が適応できる可能性が高い症例や、メリット・デメリットなどについて解説します。   部分矯正が適応できる症例 よく知られている歯列矯正は「全体(全顎)矯正」といい、すべての歯に矯正装置を付けて歯並びの改善を目指します。 しかし、歯列矯正を検討中の方の中には「もっとリーズナブルに歯並びを治す方法はないの?」「前歯の隙間をちょっと埋めたいだけなのに、大袈裟な装置をつけるのは嫌…」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。 そんなお悩みを持っている方には、気になる部分のみを矯正する「部分矯正」という選択肢があります。 全体矯正はすべての歯を動かせるため、多くの症例に対応できるという特徴がありますが、反対に部分矯正は見た目の改善を目的とした治療のため、お悩みの根本的な解決にならない場合があります。 そのため、歯並びによっては全体矯正の方が理想の歯並びに近づける可能性があるでしょう。 では、具体的にどのような症状が部分矯正に向いているのか解説していきます。 ①前歯に軽度なガタつきや重なりがある 「前歯一本だけが少し前に出ている」「一本だけ歯列からはみ出て生えている」など、前歯の歯列に軽度なガタつきが見られる場合は、部分矯正で改善できる可能性があります。 前歯が全体的にガタガタしていたり、歯列からかなり外れた場所に歯が生えたりしている場合などは、奥歯から全体的に歯を動かさなければいけない可能性があるため、全体矯正の方が向いているでしょう。 ②前歯が少しだけねじれて生えている 前歯の一部が他の歯と比べて回転していたり、斜めになって生えていたりする場合は、部分矯正で歯の向きや角度を変えることにより、見た目を改善できる可能性があります。 ③一部の歯に矯正治療後の後戻りが起こっている 過去に歯列矯正をしており、一部の歯が再び動いて歯並びが戻ってきたと感じる場合、部分矯正で再矯正できるケースがあります。   部分矯正が適応できない症例 一方、部分矯正で治療できない症例には以下のようなものが挙げられるでしょう。 ①噛み合わせを含めた治療が必要である 歯列の乱れは、単に見た目に関する問題なだけではなく「上下の歯が噛み合わない」など、噛み合わせの異常を引き起こしていることもあります。   ・奥歯を噛んだ時に上下の前歯の間に隙間ができる(開咬) ・奥歯を噛んだ時に上の歯が下の歯に深く覆いかぶさる(過蓋咬合) ・受け口   このような噛み合わせの異常は、部分矯正では対応できない可能性が高いでしょう。 ②重度な不正咬合 重度の出っ歯や歯列の全体的なガタつき、歯の重なりが大きいなど、不正咬合の症状が重い場合は、部分矯正ができないことがあります。 これらの症状は、歯がきれいに並ぶスペースが不足していることで起こりやすいといわれています。 治療のためには、抜歯などでスペースを確保しなければいけないケースが多いのですが、部分矯正の場合は歯を動かすスペースが限られているため、治療が困難となるのです。 そのため、重度な不正咬合の場合には、全体矯正の方が向いていると判断されることがあります。 ③骨格の問題がある 重度の出っ歯や受け口の症状では、単なる歯の傾きや生える位置だけでなく、骨格の問題を伴っているケースもあります。 上下の顎が大きくずれていることが原因の場合は、矯正治療に加えて外科手術が必要になることもあるでしょう。   部分矯正のメリット 部分矯正は対応できる症例が限られるものの、適用となれば多くのメリットがある治療方法です。 部分矯正には、主に以下のようなメリットがあります。   ・治療期間が比較的短い ・全体矯正に比べて費用が抑えやすい ・痛みを抑えやすい   それぞれ詳しく解説していきます。 治療期間が比較的短い 部分矯正は、動かす歯の本数が少ないことから、全体矯正に比べて歯の移動量が少ないです。 元々の症状や目指す歯並びによって異なりますが、治療期間は比較的短いといえます。 マウスピース矯正の場合、全体矯正の一般的な治療期間が6〜15カ月程度なのに対し、部分矯正は3〜9カ月程度と短めです。 矯正装置によっては、矯正期間中に食事がしづらかったり、見た目が気になったりするという方も多いでしょう。 治療期間が短いと、その分ストレスが軽減でき、通院回数も少なく済むというメリットもあります。 全体矯正に比べて費用が抑えやすい 部分矯正は、治療期間が短いことや、使用する矯正器具が少なく済むことから、全体矯正に比べて費用を抑えやすいという特徴もあります。 歯列矯正というと、100万円を超えるイメージを持つ方もいるかもしれません。 しかし、部分矯正であれば、全体矯正の半分程度の費用で治療できる可能性が高いでしょう。 痛みを抑えやすい 部分矯正は、動かす歯の本数や距離が少ない分、全体矯正と比べて痛みを抑えられやすいでしょう。 「矯正中に痛みが原因で食事をおいしく食べられなかったら嫌だな」「痛みに弱いから歯列矯正を諦めていた」という方でも、部分矯正が適用となれば挑戦しやすくなるかもしれません。   部分矯正のデメリット メリットがある一方で、部分矯正にはデメリットも存在します。 メリットとデメリットの両方を理解し、納得した上で治療方法を選択するのがおすすめです。 部分矯正のデメリットは、以下のとおりです。   ・対応できる症例が限られる ・歯を削るケースがある ・無理に部分矯正をすると思ったような仕上がりにならないことがある   それぞれ解説していきます。 対応できる症例が限られる 部分矯正では、動かせる歯の範囲が限定されます。 そのため、重度な歯並びの乱れが重度の場合や、噛み合わせの問題を伴っているケースなど、複雑な症例には対応できません。 部分矯正は、そもそも機能面の改善ではなく、前歯の小さなズレやねじれなど「見た目の改善」を目的とした治療です。 ご自身では「前歯を1本だけ部分矯正で治せば、歯並びがきれいになるだろう」と思っていても、実際に歯科医師の診断を受けると、全体矯正が必要だと判断されるケースもあります。 あらかじめ「部分矯正には対応できる症例が少ない」ということを頭に入れておくと良いでしょう。 また、部分矯正では何本の歯が治療対象になるのか、歯科医院やマウスピース矯正ブランドごとに異なります。 本数が少ない場合は、期待できる効果も小さい場合があるため、何本の歯を動かすことができるのか、事前に確認しておくことをおすすめします。 歯を削るケースがある 部分矯正での治療をする場合、抜歯をしないという治療方針の歯科医院やマウスピースブランドが多いです。 その代わり「IPR」と呼ばれる歯の周囲を削る処置により、スペースを確保する場合があります。 IPRは、歯の一番外側にあるエナメル質を少量削るだけなので、しみたり、歯がもろくなったりするトラブルはほとんどないでしょう。 症状によっては、IPRも抜歯も不要となるケースもあります。 無理に部分矯正をすると思ったような仕上がりにならないことがある 部分矯正は、歯の全体バランスや噛み合わせなども考慮して治療する全体矯正とは違い、気になる部分の見た目だけを整える治療法です。 前歯以外にも気になる場所があるにもかかわらず、無理に部分矯正で治療をしたり、治療完了後の目標を高く設定したりしている方は、思ったような仕上がりではないと感じることがあります。   部分矯正の治療方法は? 部分矯正には、次の3つの方法があります。   ・ワイヤー表側矯正 ・ワイヤー裏側矯正 ・マウスピース矯正   向いている矯正装置は、症状によって異なります。ご自身にはどのような矯正方法の選択肢があるのか、まずは一度歯科医院で相談してみることがおすすめです。 では、それぞれにどのような特徴があるのかチェックしていきましょう。 ワイヤー表側矯正 ワイヤー表側矯正は、歯の表面にワイヤーとワイヤーを通すためのブラケットを接着し、ワイヤーによる力で歯を移動させる方法です。 矯正方法の中でも、最も広く知られている矯正装置でしょう。 装置は固定式なので、1〜2カ月に1回ほど歯科医院へ通院してワイヤーを調整します。そのため、ご自身で管理する手間や時間を省くことが可能です。 一方、歯磨きがしにくい、装置が目立ちやすい、ブラケットの厚みで口元がやや膨らみやすいなど、デメリットもあるでしょう。 ワイヤー裏側矯正 ワイヤー矯正にはもう一種類、ワイヤー裏側矯正という方法もあります。 ブラケットとワイヤーを使用する点は同じですが、装置を取り付ける位置が裏側(舌側)となるため、装置がほとんど見えません。 そのため、とにかく矯正中であることが知られたくないという方におすすめの方法でしょう。 目立ちにくいというメリットがある一方で、見えない場所に装置があることから、歯磨きがしづらく磨き残しが増える傾向にあります。 また、舌が装置に触れやすいため、慣れるまでは会話がしづらいと感じたり、舌が傷つきやすかったりするデメリットもあるでしょう。 さらに、裏側に装置があることにより、ワイヤーの取り付けや調整の難易度が高くなるため、ワイヤー表側矯正に比べて費用が高額になります。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は、歯全体を覆うような透明のマウスピース型の矯正装置を付け、歯を動かす矯正法です。 最初に複数のマウスピースを製作し、決められたタイミングがきたら患者さま自身でマウスピースを交換していただきます。 食事と歯磨きのときはマウスピースを取り外せるので、食事がしづらい、歯磨きがしにくいといったストレスが軽減できるでしょう。 ただし、決められた装着時間を守らないと、思ったような仕上がりにならない可能性があります。 また、装置の紛失や破損などでマウスピースが使用できなくなると、マウスピースの作り直しや修理が必要となり、治療を一時中断してしまう恐れもあります。 そのため、マウスピースの装着時間を守れるような、自己管理がきちんとできる方に向いている治療法といえるでしょう。 マウスピース矯正ブランドのゼニュムでは、部分矯正プランの「ゼニュムクリア」が324,500円(税込)から始められます。このプランは、主に軽中度の症例に対応しています。 一般的なマウスピースを使った部分矯正は、治療範囲を上下合わせて12本の歯としている場合が多いです。 しかし、同じ部分矯正でもゼニュムの部分矯正であれば、上下合わせて最大20本の歯を動かせます。 もし、部分矯正ではなく全体矯正が必要だと判断された場合でも、ゼニュムではマウスピースを使った全体矯正プランもご用意しているのでご安心ください。 全体矯正のプランは2種類あります。 重度な症例に対応できる「ゼニュムクリア・プラス」は575,000円(税込)、より複雑な症例に対応した「ゼニュムクリア・プラス+」は660,000円(税込)です。 ゼニュムのマウスピース矯正が気になった方は、無料オンライン診断をご利用ください。マウスピース矯正が適用となるのか、適用となる場合はどのプランになるかなど、おおよその状況をご案内いたします。 以下のフォームから、無料オンランイン診断へお進みいただけます。お気軽にお問合せください。 ゼニュムの無料オンライン診断   全体矯正と部分矯正あなたにあった方法で快適な矯正生活を送ろう 部分矯正は見た目重視の治療であることから、歯並びの乱れが重度の方などには向いていない治療方法です。 全体矯正と部分矯正のどちらで治療をした方がいいのかご自身で判断することは難しいので、まずは歯科医院へ相談してみてください。 部分矯正が適用となれば、矯正装置の選択肢は多くの場合「ワイヤー表側矯正」「ワイヤー裏側矯正」「マウスピース矯正」の3種類となります。 特徴やメリット・デメリットはそれぞれ異なるため、歯科医師と相談しながらご自身に合う装置を探してみてください。 マウスピース矯正のゼニュムでは、部分矯正と全体矯正の両方に対応したプランをご用意しております。 また、無料オンライン診断では、マウスピース矯正が可能かどうか、治療する場合はどのようなプランになるのかなど、おおよその状態をお答えいたします。ぜひお気軽にご活用ください。 ゼニュムの無料オンライン診断    

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  • 犬歯と八重歯の違いとは?歯列矯正で八重歯は治せるの?

    犬歯と八重歯の違いとは?歯列矯正で八重歯は治せるの?

    「犬歯(八重歯)が気になるけど、治療した方がいいのかな?」「犬歯(八重歯)を治すにはどんな方法が向いているんだろう?」 このようなお悩みはありませんか? 混同しやすい「犬歯」と「八重歯」ですが、犬歯と八重歯はそれぞれ別物なのです。 そこで今回は、犬歯と八重歯の違いや八重歯になる原因、八重歯の治療方法などについて解説します。   犬歯と八重歯は違うの? 多くの方が「犬歯=八重歯」だと認識していますが、実は犬歯と八重歯は別物であり、それぞれ別の意味を持っています。 一体なぜ、犬歯は八重歯と間違われやすいのでしょうか? まず、犬歯と八重歯はそれぞれ何を指すのか、混同されやすい理由について確認していきましょう。 犬歯と八重歯は別物 前述のとおり、犬歯と八重歯は別物です。 犬歯は前歯から数えて3番目の歯のことで、つまりは歯の名称を指しています。 一方で八重歯は、歯が重なるようにして生えている歯並びの状態をいいます。 そのため、生えている位置が通常よりもずれている歯は、すべて八重歯と呼ぶのです。 もちろん、犬歯が八重歯になることもありますが、犬歯以外の歯を八重歯と呼ぶこともあります。 犬歯=八重歯だと思われやすい理由 多くの方が「犬歯=八重歯」だと思っている理由は、犬歯が八重歯になりやすい歯といえるためでしょう。 上の歯が乳歯から永久歯に生え変わるときは、前歯から奥歯へと順番に抜けていくことが多いです。 その中でも、犬歯は両隣の歯に比べて生えてくるのが遅く、先に生えた永久歯によってスペースが奪われると、歯列からはみ出て生えてしまう可能性があります。 そのため、犬歯が八重歯になるケースが多いことから、混同されやすいのです。   八重歯になる原因 次は、八重歯になる原因についてご紹介します。 他の歯よりも生えるタイミングが遅い 乳歯から永久歯へと生え変わるタイミングが遅い歯は、先に生えた永久歯によってスペースが奪われることが多く、歯列からはみ出た形になりやすいです。 反対に、虫歯などのトラブルが原因となり、本来よりも早い段階で乳歯が抜けてしまうと、永久歯が生えるまでに時間がかかります。 すると、両隣の歯がスペースを埋めようと倒れ込んで生える形となり、永久歯が生える頃にはスペースが足りず、八重歯になってしまうケースもあるのです。 顎が小さい 顎が小さい方は、口内にスペースが不足しやすいため、八重歯になりやすいです。 顎の骨格が生まれつき小さい方もいますが、口周りの癖や食生活などによっては顎の発育が不十分で、結果として八重歯になってしまう場合もあります。...

    犬歯と八重歯の違いとは?歯列矯正で八重歯は治せるの?

    「犬歯(八重歯)が気になるけど、治療した方がいいのかな?」「犬歯(八重歯)を治すにはどんな方法が向いているんだろう?」 このようなお悩みはありませんか? 混同しやすい「犬歯」と「八重歯」ですが、犬歯と八重歯はそれぞれ別物なのです。 そこで今回は、犬歯と八重歯の違いや八重歯になる原因、八重歯の治療方法などについて解説します。   犬歯と八重歯は違うの? 多くの方が「犬歯=八重歯」だと認識していますが、実は犬歯と八重歯は別物であり、それぞれ別の意味を持っています。 一体なぜ、犬歯は八重歯と間違われやすいのでしょうか? まず、犬歯と八重歯はそれぞれ何を指すのか、混同されやすい理由について確認していきましょう。 犬歯と八重歯は別物 前述のとおり、犬歯と八重歯は別物です。 犬歯は前歯から数えて3番目の歯のことで、つまりは歯の名称を指しています。 一方で八重歯は、歯が重なるようにして生えている歯並びの状態をいいます。 そのため、生えている位置が通常よりもずれている歯は、すべて八重歯と呼ぶのです。 もちろん、犬歯が八重歯になることもありますが、犬歯以外の歯を八重歯と呼ぶこともあります。 犬歯=八重歯だと思われやすい理由 多くの方が「犬歯=八重歯」だと思っている理由は、犬歯が八重歯になりやすい歯といえるためでしょう。 上の歯が乳歯から永久歯に生え変わるときは、前歯から奥歯へと順番に抜けていくことが多いです。 その中でも、犬歯は両隣の歯に比べて生えてくるのが遅く、先に生えた永久歯によってスペースが奪われると、歯列からはみ出て生えてしまう可能性があります。 そのため、犬歯が八重歯になるケースが多いことから、混同されやすいのです。   八重歯になる原因 次は、八重歯になる原因についてご紹介します。 他の歯よりも生えるタイミングが遅い 乳歯から永久歯へと生え変わるタイミングが遅い歯は、先に生えた永久歯によってスペースが奪われることが多く、歯列からはみ出た形になりやすいです。 反対に、虫歯などのトラブルが原因となり、本来よりも早い段階で乳歯が抜けてしまうと、永久歯が生えるまでに時間がかかります。 すると、両隣の歯がスペースを埋めようと倒れ込んで生える形となり、永久歯が生える頃にはスペースが足りず、八重歯になってしまうケースもあるのです。 顎が小さい 顎が小さい方は、口内にスペースが不足しやすいため、八重歯になりやすいです。 顎の骨格が生まれつき小さい方もいますが、口周りの癖や食生活などによっては顎の発育が不十分で、結果として八重歯になってしまう場合もあります。   ・口呼吸が習慣になっており、常に口周りの筋肉がダランとしている ・柔らかいものばかりを食べていて、固い食べ物を口にする機会が少ない   例えば上記2つに当てはまるような方は、口周りの筋肉のバランスが乱れたり、顎をしっかり使えていなかったりすることにより、顎の発育に影響を与えている可能性があります。 歯が大きい 一本一本の歯のサイズが大きい場合も、歯列がきれいに並ぶスペースが不足しやすく、八重歯の症状が現れやすいといえます。 歯の形や大きさは、後天的に変わることはあまりなく、遺伝による影響を受けていることがほとんどでしょう。 歯の本数が多い 一般的に、永久歯の本数は親知らずを含めて32本です。 しかし、中には32本以上生えてくるケースもあり、通常よりも歯が多い状態を「過剰歯」といいます。 歯の本数が多い場合も、歯が並ぶスペースが足りなくなってしまう傾向にあり、歯が重なって生える原因となります。   八重歯は治療した方がいいの?八重歯のデメリットとは 「八重歯は治した方がいいの?」「何か良くない影響を与える可能性はある?」と疑問に思う方もいるかもしれません。では見た目以外において、八重歯にはどのようなデメリットがあるのでしょうか? 八重歯を治療しない場合には、以下のようなリスクが考えられるでしょう。   ・虫歯や歯周病になりやすい ・口の中を傷つけやすい ・他の歯に負担がかかる ・肩こりや頭痛の原因になることがある   それぞれの内容を詳しく解説していきます。 虫歯や歯周病になりやすい 八重歯は周りの歯との間に段差が生まれやすく、重なり合っている部分が多いことから、歯磨きがしづらいです。 丁寧に歯磨きを行なっていても、八重歯との間にある段差に磨き残しが発生しやすく、汚れがたまることで虫歯や歯周病のリスクが高まるでしょう。 口の中を傷つけやすい 八重歯は歯列からはみ出て生えているため、食事のときなどに唇や口内の粘膜を傷つけてしまう場合があります。 八重歯で何度も同じ場所を傷つけてしまうと、口内炎ができたり、一度できた傷がなかなか治らなかったりする事態も考えられるでしょう。 他の歯に負担がかかる 八重歯になりやすい犬歯には、食べ物を噛み切るという役割があります。 犬歯が八重歯になっていると、上下の歯がきちんと噛み合わず、うまく噛み切れなくなる恐れがあります。 その代わりに周囲の歯へ負担がかかってしまい、長期間にわたって特定の歯に負担がかかり続けると、本来よりも歯の寿命が縮んでしまうリスクもあります。 肩こりや頭痛の原因になることがある 歯が正しい位置にないと、噛み合わせのバランスが崩れ、顎関節に負担がかかったり、口周りの筋肉のバランスが崩れたりする恐れがあります。 上下の歯を噛み合わせるときに使用する筋肉は、頭や肩とつながっているため、噛み合わせが悪いと頭痛や肩こりを引き起こす可能性があるでしょう。 また、顎関節に負担がかかると顎関節症を発症することもあります。 顎関節症になると、口を開けるときに痛みを感じたり、口が開きにくくなる、顎関節がパキパキと鳴ったりするなど、さまざまな症状がでることがあるでしょう。   歯列矯正で八重歯を治療する方法 ここまで、八重歯には見た目の問題だけではなく、さまざまなデメリットがあることが分かりました。 そんな八重歯ですが、歯列矯正によって改善できる可能性があります。 八重歯を治療することにより、思いっきり笑えるようになるのはもちろんのこと、歯磨きがしやすくなります。また、虫歯や歯周病のリスクを防いだり、周囲の歯への負担を軽減したりする効果も期待できます。 一言に歯列矯正といっても、八重歯の治療方法にはさまざまな方法があります。 そのため、抜歯をするのかどうか、どのような矯正装置を使うのかなど、矯正治療について気になる方は多いでしょう。 ここからは、歯列矯正で八重歯を治療する方法について解説します。 全体矯正か部分矯正か まずは、矯正治療を行う範囲を決めます。 歯列矯正には、使用する矯正装置にかかわらず「全体矯正」と「部分矯正」の2種類があります。 全体矯正とはすべての歯を動かす矯正方法のため、噛み合わせを含む歯並びの改善や、重度な症例を得意としています。 部分矯正は、目立ちやすい「前歯だけ」「気になる歯数本だけ」など、治療範囲を一部分に絞った矯正方法です。 範囲を限定することにより、費用や治療期間が抑えやすいことが特徴です。 しかし部分矯正では、噛み合わせに問題がない軽度な八重歯や、段差の少ない八重歯など、対応できる症例が限られています。 そのため、部分矯正と全体矯正のどちらで治療をするのかに関しては、歯科医師が診察した上で判断します。 抜歯か非抜歯か 八重歯の矯正治療では、必ず抜歯をするわけではなく、症状によって抜歯の必要性は異なります。 八重歯を抜歯しないケースは、歯のガタつきや重なり具合が比較的軽度であり、抜歯以外の方法でスペースを作り出せる場合です。 スペースを作るには、以下のような方法があります。   ・歯の周囲を削る(IPR) ・歯列を拡大する ・奥歯を後ろに下げる   一方、八重歯が歯列からかなり外れている場合には抜歯を伴います。 抜歯をすることで確実にスペースを確保できるため、IPRや歯列の拡大だけでは歯列に収めることができなければ、基本的に抜歯が必要です。 歯列からはみ出た歯を抜歯するケースや、前から4番目または5番目の歯を抜く場合など、抜歯が必要なケースはさまざまです。 抜歯と非抜歯のどちらで治療を進めるのか、また抜歯する歯の位置や本数などについては、症状によって異なります。 抜歯をした方が理想の歯並びに近づく場合もありますので、まずはカウンセリングで歯科医師に相談するようにしましょう。 装置の種類①ワイヤー表側矯正 ワイヤー表側矯正とは、金属のワイヤーとワイヤーを通すためのブラケットを歯に取り付け、ワイヤーが引っ張る力で歯列を改善する方法です。 ワイヤー表側矯正は、最も歴史のある矯正方法で、ほとんどの症例に対応できることが特徴です。 歯並びの乱れが大きい場合でも、ワイヤー矯正であれば治療できる可能性が高いでしょう。 ワイヤー矯正は、歯科医師が手作業でワイヤーを調整し、歯にかかる力を変えていきます。 そのため、1~2カ月に1回ほど歯科医院に通院する必要があります。 なお、矯正装置は固定式であることから、歯磨きがしづらく、丁寧に磨くにはやや時間を要するでしょう。 さらに、矯正期間中は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、いつも以上に丁寧なセルフケアが必要となります。 他にも、歯の表側に装置を取り付けるので、矯正中であることが目立ちやすいでしょう。 装置の種類②ワイヤー裏側矯正 ワイヤー裏側矯正は、歯の裏側にワイヤーとブラケットを装着する矯正方法です。 見えない位置に装置を取り付けるので、矯正中であることを周囲に知られたくない人におすすめです。 ただし、歯の裏側は複雑な形をしているため、表側矯正に比べると装置の取り付けや調整の難易度が上がります。 また、歯の裏側の形にブラケットを合わせるためには、既製のブラケットは使えず、歯型をとってオーダーメイドで製作します。 そのため、費用はワイヤー表側矯正に比べて高額です。 他にも、装置に舌が触れやすくなるので、慣れるまでは話しにくいと感じたり、口内に違和感を覚えやすかったりするでしょう。 装置の種類③マウスピース矯正 透明なマウスピースを使ったマウスピース矯正は、ワイヤー裏側矯正の次に装置が目立ちにくい方法といえるでしょう。 ワイヤー矯正との大きな違いは、装置が患者さま自身で着脱できるという点です。 食事と歯磨きの際は、マウスピースを外した状態で行えるため、食事内容や磨き残しに悩む必要がありません。 また、装置がブラッシングの邪魔をしないので、歯磨きのしやすさは矯正前と変わらず、虫歯や歯周病のリスクも最小限に防げます。 ただし、マウスピース矯正にはブランドごとに決められた装着時間があり、装着を怠ると効果が出ないというリスクがあります。 そのため、装着時間や決められたマウスピースの交換タイミングを守り、正しく使用する必要があります。   マウスピース矯正ブランドのゼニュムでは「部分矯正」と「全体矯正」の両方に対応できるよう、複数のプランをご用意しております。 ・「ゼニュムクリア」324,500円(税込):部分矯正・軽中度の症例に対応 ・「ゼニュムクリア・プラス」575,000円(税込):全体矯正・重度の症例に対応 ・「ゼニュムクリア・プラス+」660,000円(税込):複雑な症例に対応   「歯列矯正は100万円を超える」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、ゼニュムでは比較的リーズナブルな費用で矯正治療を始められます。 また、ゼニュムの魅力は価格だけではありません。 格安マウスピースの多くは、部分矯正の範囲を上下合わせて12本の歯のみとしています。 その点ゼニュムの部分矯正は、上下合わせて最大20本の歯を動かせるため、目立つ歯のみならず、その奥の歯並びも改善できる可能性が高いのです。 さらに、一般的な通院回数は2〜4回程度と少ないため、患者さまが通院する負担を軽減しています。 治療の進捗状況は、専用アプリでいつでも確認可能ですが、3カ月に1度は歯科医院で経過観察も行います。そのため、通院回数が少ないと言っても、定期的に歯科医師が診察いたしますのでご安心ください。 ゼニュムについて気になった方は、以下のボタンから無料オンライン診断が受けられますので、この機会にぜひご活用ください。 ゼニュムの無料オンライン診断   犬歯は八重歯になる可能性が高い歯!まずは歯科医院の受診がおすすめ 生えるタイミングによっては、犬歯は八重歯になりやすい歯といえます。 また、八重歯は見た目の印象を変えるだけでなく、体にも良くない影響を与える恐れがあります。 八重歯の治療には「ワイヤー矯正」「マウスピース矯正」などがありますが、どの治療方法が向いているのか、抜歯は必要なのかなど、詳しく知るには歯科医師の診察が必要です。 まずは一度、歯科医院を受診してみましょう。 ゼニュムでは、自宅にいながら好きなタイミングで診断を受けられる「無料オンライン診断」を受け付けております。 歯並びにお悩みのある方は、お気軽にご相談ください。

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