マウスピース矯正とインビザラインの違いって?ワイヤー矯正との違いについても解説 Zenyum Japan

マウスピース矯正とインビザラインの違いって?ワイヤー矯正との違いについても解説

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マウスピース矯正とインビザラインの違いって?ワイヤー矯正との違いについても解説

マウスピース矯正、インビザラインは、ともに透明で取り外し可能なマウスピース(アライナー)を使用して歯並びを整える方法です。

この治療法は、それぞれ見た目が目立たず、快適に装着できる点が特徴です。

しかし、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。またワイヤー矯正との違いも見ていきましょう。

 

マウスピース矯正とインビザラインの特徴・違いについて

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正は歯列矯正治療の一つです。従来の金属ブラケットやワイヤーを使用した矯正治療とは異なり、歯科医師によって設計された透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯並びを整える治療です。

以下にその特徴と利点を挙げます。

(1)プラスチック製で透明なため、他人に目立ちにくく、見た目が自然です。

(2)患者さんの口腔内の印象(歯型)を採り、それをもとに歯科医師が個々の治療計画に合わせたマウスピースを製作します。このマウスピースは交換していくことで歯を徐々に移動させるよう設計されています。

(3)食事や歯磨きの際にマウスピースを外すことができます。これにより、口の中が清潔に維持できます。

(4)金属ブラケットやワイヤーを使用した従来の矯正治療と比較して、舌や頰粘膜の摩擦や痛みが少なく、快適に治療を受けることができます。

(5)マウスピース矯正は軽度の歯並びの修正に適しています。

 

マウスピース矯正とインビザラインの違いとは

インビザラインは、マウスピース矯正の一つです。マウスピース矯正と特徴は重なる部分が多いですが、以下で違いについて解説します。

(1)製造方法

マウスピース矯正は一般的に歯科医師が口腔内の印象(歯型)を採ってから製作します。

一方でインビザラインは、口腔内スキャナーを使用して歯並びの情報を取得し、マウスピースを製作します。

(2)目的

マウスピース矯正は、軽度の歯並びの修正、歯の回転、歯の動きを少しずつ調整するような症例に適しています。

インビザラインは他のマウスピース矯正では対応できないような難易度の高い症例に使われますが、それでもワイヤー矯正ほど強い力をかけられるわけではありません。

(3)治療期間と頻度

・マウスピース矯正は週に1回程度、新しいマウスピースに交換していきます。そして定期的な歯科医師による確認が必要です。

インビザラインでは、治療の進行に応じて、約2週間ごとに新しいマウスピースに交換します。

・それぞれ治療全体の期間は症例によって異なりますが、通常は数カ月から数年かかることがあります。

(4)費用

インビザラインは特許を取得している関係や難易度の高い症例に用いられる傾向があることから、費用は比較的高価になります。

マウスピース矯正は、インビザラインと比較してかなり安価であることがほとんどです。

 

 

マウスピース矯正はワイヤー矯正とどう違うの?

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い

マウスピース矯正とワイヤー矯正(金属ブラケット矯正)にはどのような違いがあるのでしょうか?

それぞれの違いについて解説します。

(1)装置の形状と材質

マウスピース矯正は透明なプラスチック製のマウスピース(アライナー)を使用します。これは歯全体にフィットする形状になっており、目立ちにくいです。

ワイヤー矯正はメタルブラケットとワイヤーからなる装置を使用します。ブラケットは歯の表面に接着し、ワイヤーで結んで、ワイヤーの力などを利用して歯を移動させます。

(2)取り外しができるか

マウスピース矯正は取り外し可能なため、食事や歯磨きの際に外すことができます。ただし、治療効果を保つため、装着時間は1日20時間以上が推奨されます。

一方ワイヤー矯正は、ブラケットとワイヤーが歯に接着されているため、日常生活で取り外すことはできません。

(3)快適性と見た目

マウスピース矯正はプラスチック製で滑らかな表面のマウスピースを使います。口の中での摩擦や痛みが少ないです。また透明なので、見た目は自然で気付かれにくいです。

一方ワイヤー矯正では、初期の装着時や調整時には、ブラケットやワイヤーが頰粘膜や舌に摩擦を引き起こし、口内炎を起こすこともあります。また金属のブラケットが目立ち、装着していることが気付かれやすいでしょう。

(4)治療期間と調整頻度

マウスピース矯正は週に1回程度、新しいマウスピースに交換していきます。治療の進行に応じて歯科医師による調整が必要です。

ワイヤー矯正ではブラケットやワイヤーの調整が必要な場合があり、定期的に歯科医院を訪れて調整を受ける必要があります。

(5)対応できる症例の幅

マウスピース矯正は、歯並びの修正の程度が軽度から中等度の症例に向いています。しかし、歯の移動量が多い、複雑な移動が必要な症例は、ワイヤー矯正が必要になってきます。

これらの違いにより、患者の個別の状況や治療の目的に応じて、マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらが適しているかが決定されます。

 

ワイヤー矯正のデメリット

ワイヤー矯正(金属ブラケット矯正)にはいくつかのデメリットがあります。

(1)見た目が目立つ

ブラケットやワイヤーは金属製であり、口の中で目立ちます。特に前歯部分に装着する場合、見た目が気になることがあります。

(2)摩擦による不快感

ブラケットやワイヤーが口腔内にあるため、口の中で摩擦や痛みを引き起こすことがあります。特に初期の装着時や調整時に不快感が強くなることがあります。

(3)食事内容の制限

ワイヤーやブラケットが口の中にあるため、硬い食べ物や粘着性のある食べ物で矯正装置が破壊されるリスクがあります。そのためガムやせんべいなどは、食べないか食べる際に十分な注意を要することが求められるでしょう。

(4)歯磨きがしにくい

ブラケットやワイヤーの間に食べかすや歯垢がたまりやすく、口腔衛生の管理がより難しくなることがあります。適切な歯磨きやフロスの使用が重要ですが、ブラケットやワイヤーの隙間をきれいに保つのは容易ではありません。

(5)治療期間と頻度

ワイヤー矯正は定期的な調整が必要であり、治療の期間が比較的長くなる場合があります。また、調整時にワイヤーを締めるため、一時的な不快感や痛みが増すことがあります。

 

マウスピース矯正はワイヤー矯正より矯正装置が目立たず、口内炎や虫歯になりにくい

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて多くの利点があります。

(1)装置が目立たない

マウスピース矯正は透明なプラスチック製のマウスピース(アライナー)を使用します。これにより、外から見た際にほとんど目立ちません。特に見た目を気にする方や公の場での使用に不安がある方に適しています。

(2)口内炎や傷のリスクが低い

マウスピース矯正は滑らかなプラスチック製で、口腔内の摩擦が少ないため、口内炎や粘膜の損傷のリスクが低くなります。一方でワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーが口腔内にあることで、口内炎や傷が発生する可能性があります。

(3)歯磨きがしやすい

マウスピース矯正は取り外し可能なため、食事や歯磨きの際に外すことができます。これにより、通常の歯磨きやフロスの使用がより効果的に行え、虫歯や歯周病のリスクを減少させることができます。

(4)快適で日常生活に影響が少ない

マウスピース矯正は装着時の快適性が高く、特に初期の装着時に不快感を覚えにくいです。また、外すことができるため、食事の際にも便利です。

マウスピース矯正は目立たず、口の中を清潔にかつ快適に保つことができることから、ワイヤー矯正よりも好まれます。

ただし、治療内容によって最適な選択は異なるため、歯科医師としっかりと相談することが重要です。

 

 

マウスピース矯正、インビザライン、ワイヤー矯正、どうやって選べばいい?

マウスピース矯正の費用と特徴について

マウスピース矯正は、他の矯正方法と比較して異なる特徴と費用があります。その主な特徴と費用について説明します。

(1)特徴

マウスピースは透明なプラスチック製であり、装着時にほとんど目立ちません。見た目が気になる方に適しています。

食事や歯磨きの際にマウスピースを外すことができるため、日常生活における利便性が高いです。また、口内の清掃がしやすく、口腔衛生の維持が容易です。

プラスチック製で滑らかな表面を持ち、口内の摩擦や痛みが少ないとされています。初期の装着時に違和感を覚えることも少ないため、快適に治療を受けることができます。

進行具合に応じて、週に1回程度マウスピースを交換することが一般的です。治療全体の期間は症例によって異なりますが、約6カ月から18カ月かかる傾向があります。

(2)マウスピース矯正の費用

マウスピース矯正の費用は、いくつかの要因によって異なります。一般的に、費用の目安として以下のポイントが関係します。

・矯正が必要な歯の本数や移動させる程度によって費用が変動します。

・治療全体の期間が長ければ費用も高くなる傾向があります。

・歯科医院の地域や歯科医院の設備・技術レベルによっても費用が異なることがあります。

具体的な費用は歯科医院によって異なるため、初回の診察や相談時に詳細な見積もりを書面でもらいましょう。

また、保険の適用や支払い方法(分割払い、デンタルローンなど)についても確認しておくとよいでしょう。

 

マウスピース矯正を選ぶポイントとは

では、マウスピース矯正を選ぶポイントはどこでしょうか?

(1)見た目の自然さ

マウスピース矯正は透明なプラスチック製で、相手からは目立ちにくいため、仕事などで見た目を気にする方に適しています。特に接客や講演などの場で矯正装置を目立たせたくない場合に適しています。

(2)取り外ししやすいこと

食事や歯磨きの際にマウスピースを外すことができるため、歯磨きのしやすさがあります。

(3)快適で痛みがない

プラスチック製のマウスピースは滑らかな表面を持ち、口腔内の摩擦や痛みが少ないとされています。初期の装着時に違和感を覚えることも少なく、快適に治療を受けることができます。

(4)治療計画が分かりやすく、予測しやすいこと

マウスピースは個別に設計されるため、治療計画が事前に予測しやすく、歯の移動や治療のゴールを予測することができます。治療の進行具合が可視化され、自身の歯の変化をリアルタイムで確認できるシステムもあります。

(5)軽度から中程度のケースに適していること

マウスピース矯正は軽度から中程度の歯並び・咬合の問題に適しています。重度の矯正が必要な場合は、ワイヤー矯正など他の矯正方法が必要になることがあります。

これらのポイントを考慮することで、自身の状況や希望に合った最適な矯正方法を選ぶことができます。そして最終的な選択には歯科医師との相談が不可欠です。

 

ワイヤー矯正よりもマウスピース矯正に適した症例

ワイヤー矯正と比較して、マウスピース矯正を選ぶ際のポイントを以下にまとめます。

(1)見た目

ワイヤー矯正は見た目が目立ちますが、マウスピースは目立ちにくいです。見た目を気にする方に適しています。

(2)取り外しのしやすさ

マウスピースを外すことができるため、食事や歯磨きの際にとても便利です。特に、特別なイベントや写真撮影の際にはすぐに取り外すことができるので、柔軟に対応できます。

ワイヤー矯正では装置が固定されており、歯磨きもしにくいというデメリットがあります。

(3)快適さ

マウスピースはプラスチック製で滑らかな表面ですので、装着時の違和感も少なく、快適に治療を受けることができます。また、ワイヤー矯正のような口内炎、粘膜を傷つけるリスクもかなり低いです。

(4)治療の難しさ

マウスピース矯正は軽度から中等度の歯並びの不正に適しています。

(5)治療費

マウスピース矯正の費用は、治療の複雑さや使用するマウスピースの数によって異なります。部分矯正なら30万円台から、全体矯正なら70万円台からが相場です。

なお、インビザラインでは部分矯正で40万円前後、全体矯正では80-110万円あたりが相場となっています。これに調整料が別途1回あたり1万円程度かかる場合が多いようです。

また、ワイヤー矯正の費用は約70〜140万円が相場ですので、マウスピース矯正のほうが安価になる可能性が高いでしょう。

支払い方法(分割払い、デンタルローンなど)などもうまく使って、予算に合った治療を選びましょう。

目次

マウスピース矯正を検討したい方へ

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歯列矯正によって歯並びや噛み合わせが改善されると、面長が目立たなくなったり、フェイスラインがすっきりしたりと、メリットがあります。 しかしながら、場合によっては面長が目立ってしまうことがあります。 その理由を確認していきましょう。 矯正装置によって口元が膨らむ 矯正装置の厚みによって口元が膨らむと、その分人中が伸びるため、顔が長くなったと感じることがあります。 また、無理に口を閉じようとすると下顎が伸び、顔の縦ラインが強調されてしまいます。 装置の厚みによって見た目が変化している場合、矯正期間が終了して装置が外れれば、見た目が気になることはほとんどないでしょう。 一時的なものなので、過度に心配する必要はありません。 出っ歯が改善され口元の張りがなくなった 前に傾いて生えていた歯や、凹凸のある歯列が矯正治療によって改善され、噛み合わせが正常な状態になると、口元やエラがすっきりして逆に面長になったと感じることがあります。 また、抜歯をして口元を大きく後ろに下げすぎると、鼻の下の皮膚が伸びて面長に見える原因になります。 症状によっては、抜歯が必要なケースももちろんありますが、抜歯が原因ですべての人が面長に見えるというわけではありません。 食事の量が減って痩せた 矯正期間中は、歯が動く痛みや違和感で食事の内容が変わったり、食事回数が減ったりすることがあります。 一回一回の食事に時間がかかることから、少しの量で満腹感を得るようになったと感じる人もいるでしょう。 食事の内容や量が変わったり、装置の着脱が面倒で間食が減ったりすることが原因となり、矯正前よりも痩せて頬がこけたことで、面長になったと感じるケースがあります。 表情筋が衰えた 食事の量や回数が減ると、必然的に咀嚼回数も減ります。 また、装置が邪魔で話しづらいと感じる人もいることから、口周りの筋肉を動かす機会が減ることが予想されます。 すると、口周りの筋肉が衰えてしまい、顔全体が下がった印象になりやすく、面長になったと感じることがあるのです。   歯列矯正で面長にならないためにできること 面長になるリスクは、装置や歯科医院の選び方、日常のケアによって減らすことができます。 具体的には、以下のような方法がおすすめです。   ・口元に厚みの出にくい装置を選ぶ ・矯正中の食事が不安な方は着脱式の装置を選ぶ ・顔のバランスを考慮した治療をしてくれる歯科医院を選ぶ ・表情筋を鍛える   それぞれ解説します。 口元に厚みの出にくい装置を選ぶ 装置の厚みによって面長になるのが嫌という方は、ワイヤー裏側矯正やマウスピース矯正を選ぶといいでしょう。 ワイヤー裏側矯正は、歯の裏側に装置を取り付けるので、装置によって口元が出っ張ることはありません。 マウスピース矯正は、歯全体を覆う形でマウスピースを装着するので、多少の厚みはありますが、違和感を覚えるほど見た目に変化はないでしょう。 ワイヤー表側矯正は、ブラケットとワイヤーを装着する分の厚みがでやすいので、口元が膨らむと感じてしまう可能性が高いです。 特に、もともと出っ歯の症状がある方は、そこへさらにブラケットワイヤーの厚みがプラスされることで、見た目の変化を感じやすいでしょう。 矯正中の食事が不安な方は着脱式の装置を選ぶ ワイヤー矯正は、強い力を使って歯を動かしていく矯正方法のため、マウスピース矯正に比べると咀嚼時に痛みを感じやすかったり、食事がしづらかったりすることがあります。 一方でマウスピース矯正は、比較的弱い力で歯を動かしていくため、痛みを感じにくいです。また、食事中は装置を取り外せることから、食事内容を変える必要がありません。 矯正によって「食事が楽しめなくなるのは嫌だな」「痩せてしまうのは避けたい」という方には、マウスピース矯正がおすすめです。 ただし、ワイヤー矯正の方が強い力をかけて歯を動かせるため、対応できる症例が多いことも事実です。 そのため、マウスピース矯正で治療をしたいと思っていても、ワイヤー矯正の方が向いていると判断されることもあります。 最終的には、歯科医師の意見を参考にしながら、ご自身に合う矯正装置を選ぶようにしましょう。 顔のバランスを考慮した治療をしてくれる歯科医院を選ぶ 歯列矯正を始める前のシミュレーションや検査が不十分だと、口元を後ろに下げすぎてしまい、顔のバランスが変わってしまうことがあります。 矯正を検討する際は、精密検査やシミュレーションをしっかり行っている歯科医院を選ぶことが大切です。 また、歯並びだけでなく、治療後の顔のバランスの変化まで考慮して治療を進めてくれる歯科医院だと、見た目が嫌に変化してしまうというリスクを最小限に抑えられるでしょう。 表情筋を鍛える 矯正治療中は、痛みによって食事の回数が減ってしまうことから、口元の筋肉が衰えてしまう傾向にあります。 表情筋が衰えると、顔が長くなったと感じやすくなるため、表情筋を鍛えるトレーニングをするのがおすすめです。 口を大きく動かしたり、舌を出したりすると、口周りの筋肉が鍛えられるでしょう。   面長が気になる方は一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください 顔が面長に見える理由には、歯並びや顎の長さ、額の広さなど、多くの原因が関係していることもあるでしょう。 歯並びが原因で面長となっている場合、症状によっては歯列矯正で改善できる可能性があります。 ただし、すべてのケースで改善できるとは限りませんので、まずは歯科医師に相談するのがおすすめです。 とはいえ、相談するために歯科医院の予約を取り、実際に来院するのは面倒だと感じる人もいるかもしれません。 マウスピース矯正のゼニュムでは、患者さまが通院する負担を減らすために、無料オンライン診断を実施しています。 無料オンライン診断であれば、自宅にいながらマウスピース矯正が適用となるのか診断できます。「私の面長は治療可能なのかな?」と疑問に思った方は、ぜひお気軽にご活用ください。  

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  • 部分矯正で治せる前歯ってどんな症状?メリット・デメリットを解説

    部分矯正で治せる前歯ってどんな症状?メリット・デメリットを解説

    「私の歯並びって部分矯正で治るのかな?」「手軽に矯正できる部分矯正に魅力を感じるけど、デメリットってあるのかな?」 部分矯正は治療範囲を限定することで、治療期間や費用を抑えやすい矯正方法です。 しかし、部分矯正には適応できる症例とできない症例があります。 今回は、部分矯正が適応できる可能性が高い症例や、メリット・デメリットなどについて解説します。   部分矯正が適応できる症例 よく知られている歯列矯正は「全体(全顎)矯正」といい、すべての歯に矯正装置を付けて歯並びの改善を目指します。 しかし、歯列矯正を検討中の方の中には「もっとリーズナブルに歯並びを治す方法はないの?」「前歯の隙間をちょっと埋めたいだけなのに、大袈裟な装置をつけるのは嫌…」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。 そんなお悩みを持っている方には、気になる部分のみを矯正する「部分矯正」という選択肢があります。 全体矯正はすべての歯を動かせるため、多くの症例に対応できるという特徴がありますが、反対に部分矯正は見た目の改善を目的とした治療のため、お悩みの根本的な解決にならない場合があります。 そのため、歯並びによっては全体矯正の方が理想の歯並びに近づける可能性があるでしょう。 では、具体的にどのような症状が部分矯正に向いているのか解説していきます。 ①前歯に軽度なガタつきや重なりがある 「前歯一本だけが少し前に出ている」「一本だけ歯列からはみ出て生えている」など、前歯の歯列に軽度なガタつきが見られる場合は、部分矯正で改善できる可能性があります。 前歯が全体的にガタガタしていたり、歯列からかなり外れた場所に歯が生えたりしている場合などは、奥歯から全体的に歯を動かさなければいけない可能性があるため、全体矯正の方が向いているでしょう。 ②前歯が少しだけねじれて生えている 前歯の一部が他の歯と比べて回転していたり、斜めになって生えていたりする場合は、部分矯正で歯の向きや角度を変えることにより、見た目を改善できる可能性があります。 ③一部の歯に矯正治療後の後戻りが起こっている 過去に歯列矯正をしており、一部の歯が再び動いて歯並びが戻ってきたと感じる場合、部分矯正で再矯正できるケースがあります。   部分矯正が適応できない症例 一方、部分矯正で治療できない症例には以下のようなものが挙げられるでしょう。 ①噛み合わせを含めた治療が必要である 歯列の乱れは、単に見た目に関する問題なだけではなく「上下の歯が噛み合わない」など、噛み合わせの異常を引き起こしていることもあります。   ・奥歯を噛んだ時に上下の前歯の間に隙間ができる(開咬) ・奥歯を噛んだ時に上の歯が下の歯に深く覆いかぶさる(過蓋咬合) ・受け口   このような噛み合わせの異常は、部分矯正では対応できない可能性が高いでしょう。...

    部分矯正で治せる前歯ってどんな症状?メリット・デメリットを解説

    「私の歯並びって部分矯正で治るのかな?」「手軽に矯正できる部分矯正に魅力を感じるけど、デメリットってあるのかな?」 部分矯正は治療範囲を限定することで、治療期間や費用を抑えやすい矯正方法です。 しかし、部分矯正には適応できる症例とできない症例があります。 今回は、部分矯正が適応できる可能性が高い症例や、メリット・デメリットなどについて解説します。   部分矯正が適応できる症例 よく知られている歯列矯正は「全体(全顎)矯正」といい、すべての歯に矯正装置を付けて歯並びの改善を目指します。 しかし、歯列矯正を検討中の方の中には「もっとリーズナブルに歯並びを治す方法はないの?」「前歯の隙間をちょっと埋めたいだけなのに、大袈裟な装置をつけるのは嫌…」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。 そんなお悩みを持っている方には、気になる部分のみを矯正する「部分矯正」という選択肢があります。 全体矯正はすべての歯を動かせるため、多くの症例に対応できるという特徴がありますが、反対に部分矯正は見た目の改善を目的とした治療のため、お悩みの根本的な解決にならない場合があります。 そのため、歯並びによっては全体矯正の方が理想の歯並びに近づける可能性があるでしょう。 では、具体的にどのような症状が部分矯正に向いているのか解説していきます。 ①前歯に軽度なガタつきや重なりがある 「前歯一本だけが少し前に出ている」「一本だけ歯列からはみ出て生えている」など、前歯の歯列に軽度なガタつきが見られる場合は、部分矯正で改善できる可能性があります。 前歯が全体的にガタガタしていたり、歯列からかなり外れた場所に歯が生えたりしている場合などは、奥歯から全体的に歯を動かさなければいけない可能性があるため、全体矯正の方が向いているでしょう。 ②前歯が少しだけねじれて生えている 前歯の一部が他の歯と比べて回転していたり、斜めになって生えていたりする場合は、部分矯正で歯の向きや角度を変えることにより、見た目を改善できる可能性があります。 ③一部の歯に矯正治療後の後戻りが起こっている 過去に歯列矯正をしており、一部の歯が再び動いて歯並びが戻ってきたと感じる場合、部分矯正で再矯正できるケースがあります。   部分矯正が適応できない症例 一方、部分矯正で治療できない症例には以下のようなものが挙げられるでしょう。 ①噛み合わせを含めた治療が必要である 歯列の乱れは、単に見た目に関する問題なだけではなく「上下の歯が噛み合わない」など、噛み合わせの異常を引き起こしていることもあります。   ・奥歯を噛んだ時に上下の前歯の間に隙間ができる(開咬) ・奥歯を噛んだ時に上の歯が下の歯に深く覆いかぶさる(過蓋咬合) ・受け口   このような噛み合わせの異常は、部分矯正では対応できない可能性が高いでしょう。 ②重度な不正咬合 重度の出っ歯や歯列の全体的なガタつき、歯の重なりが大きいなど、不正咬合の症状が重い場合は、部分矯正ができないことがあります。 これらの症状は、歯がきれいに並ぶスペースが不足していることで起こりやすいといわれています。 治療のためには、抜歯などでスペースを確保しなければいけないケースが多いのですが、部分矯正の場合は歯を動かすスペースが限られているため、治療が困難となるのです。 そのため、重度な不正咬合の場合には、全体矯正の方が向いていると判断されることがあります。 ③骨格の問題がある 重度の出っ歯や受け口の症状では、単なる歯の傾きや生える位置だけでなく、骨格の問題を伴っているケースもあります。 上下の顎が大きくずれていることが原因の場合は、矯正治療に加えて外科手術が必要になることもあるでしょう。   部分矯正のメリット 部分矯正は対応できる症例が限られるものの、適用となれば多くのメリットがある治療方法です。 部分矯正には、主に以下のようなメリットがあります。   ・治療期間が比較的短い ・全体矯正に比べて費用が抑えやすい ・痛みを抑えやすい   それぞれ詳しく解説していきます。 治療期間が比較的短い 部分矯正は、動かす歯の本数が少ないことから、全体矯正に比べて歯の移動量が少ないです。 元々の症状や目指す歯並びによって異なりますが、治療期間は比較的短いといえます。 マウスピース矯正の場合、全体矯正の一般的な治療期間が6〜15カ月程度なのに対し、部分矯正は3〜9カ月程度と短めです。 矯正装置によっては、矯正期間中に食事がしづらかったり、見た目が気になったりするという方も多いでしょう。 治療期間が短いと、その分ストレスが軽減でき、通院回数も少なく済むというメリットもあります。 全体矯正に比べて費用が抑えやすい 部分矯正は、治療期間が短いことや、使用する矯正器具が少なく済むことから、全体矯正に比べて費用を抑えやすいという特徴もあります。 歯列矯正というと、100万円を超えるイメージを持つ方もいるかもしれません。 しかし、部分矯正であれば、全体矯正の半分程度の費用で治療できる可能性が高いでしょう。 痛みを抑えやすい 部分矯正は、動かす歯の本数や距離が少ない分、全体矯正と比べて痛みを抑えられやすいでしょう。 「矯正中に痛みが原因で食事をおいしく食べられなかったら嫌だな」「痛みに弱いから歯列矯正を諦めていた」という方でも、部分矯正が適用となれば挑戦しやすくなるかもしれません。   部分矯正のデメリット メリットがある一方で、部分矯正にはデメリットも存在します。 メリットとデメリットの両方を理解し、納得した上で治療方法を選択するのがおすすめです。 部分矯正のデメリットは、以下のとおりです。   ・対応できる症例が限られる ・歯を削るケースがある ・無理に部分矯正をすると思ったような仕上がりにならないことがある   それぞれ解説していきます。 対応できる症例が限られる 部分矯正では、動かせる歯の範囲が限定されます。 そのため、重度な歯並びの乱れが重度の場合や、噛み合わせの問題を伴っているケースなど、複雑な症例には対応できません。 部分矯正は、そもそも機能面の改善ではなく、前歯の小さなズレやねじれなど「見た目の改善」を目的とした治療です。 ご自身では「前歯を1本だけ部分矯正で治せば、歯並びがきれいになるだろう」と思っていても、実際に歯科医師の診断を受けると、全体矯正が必要だと判断されるケースもあります。 あらかじめ「部分矯正には対応できる症例が少ない」ということを頭に入れておくと良いでしょう。 また、部分矯正では何本の歯が治療対象になるのか、歯科医院やマウスピース矯正ブランドごとに異なります。 本数が少ない場合は、期待できる効果も小さい場合があるため、何本の歯を動かすことができるのか、事前に確認しておくことをおすすめします。 歯を削るケースがある 部分矯正での治療をする場合、抜歯をしないという治療方針の歯科医院やマウスピースブランドが多いです。 その代わり「IPR」と呼ばれる歯の周囲を削る処置により、スペースを確保する場合があります。 IPRは、歯の一番外側にあるエナメル質を少量削るだけなので、しみたり、歯がもろくなったりするトラブルはほとんどないでしょう。 症状によっては、IPRも抜歯も不要となるケースもあります。 無理に部分矯正をすると思ったような仕上がりにならないことがある 部分矯正は、歯の全体バランスや噛み合わせなども考慮して治療する全体矯正とは違い、気になる部分の見た目だけを整える治療法です。 前歯以外にも気になる場所があるにもかかわらず、無理に部分矯正で治療をしたり、治療完了後の目標を高く設定したりしている方は、思ったような仕上がりではないと感じることがあります。   部分矯正の治療方法は? 部分矯正には、次の3つの方法があります。   ・ワイヤー表側矯正 ・ワイヤー裏側矯正 ・マウスピース矯正   向いている矯正装置は、症状によって異なります。ご自身にはどのような矯正方法の選択肢があるのか、まずは一度歯科医院で相談してみることがおすすめです。 では、それぞれにどのような特徴があるのかチェックしていきましょう。 ワイヤー表側矯正 ワイヤー表側矯正は、歯の表面にワイヤーとワイヤーを通すためのブラケットを接着し、ワイヤーによる力で歯を移動させる方法です。 矯正方法の中でも、最も広く知られている矯正装置でしょう。 装置は固定式なので、1〜2カ月に1回ほど歯科医院へ通院してワイヤーを調整します。そのため、ご自身で管理する手間や時間を省くことが可能です。 一方、歯磨きがしにくい、装置が目立ちやすい、ブラケットの厚みで口元がやや膨らみやすいなど、デメリットもあるでしょう。 ワイヤー裏側矯正 ワイヤー矯正にはもう一種類、ワイヤー裏側矯正という方法もあります。 ブラケットとワイヤーを使用する点は同じですが、装置を取り付ける位置が裏側(舌側)となるため、装置がほとんど見えません。 そのため、とにかく矯正中であることが知られたくないという方におすすめの方法でしょう。 目立ちにくいというメリットがある一方で、見えない場所に装置があることから、歯磨きがしづらく磨き残しが増える傾向にあります。 また、舌が装置に触れやすいため、慣れるまでは会話がしづらいと感じたり、舌が傷つきやすかったりするデメリットもあるでしょう。 さらに、裏側に装置があることにより、ワイヤーの取り付けや調整の難易度が高くなるため、ワイヤー表側矯正に比べて費用が高額になります。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は、歯全体を覆うような透明のマウスピース型の矯正装置を付け、歯を動かす矯正法です。 最初に複数のマウスピースを製作し、決められたタイミングがきたら患者さま自身でマウスピースを交換していただきます。 食事と歯磨きのときはマウスピースを取り外せるので、食事がしづらい、歯磨きがしにくいといったストレスが軽減できるでしょう。 ただし、決められた装着時間を守らないと、思ったような仕上がりにならない可能性があります。 また、装置の紛失や破損などでマウスピースが使用できなくなると、マウスピースの作り直しや修理が必要となり、治療を一時中断してしまう恐れもあります。 そのため、マウスピースの装着時間を守れるような、自己管理がきちんとできる方に向いている治療法といえるでしょう。 マウスピース矯正ブランドのゼニュムでは、部分矯正プランの「ゼニュムクリア」が324,500円(税込)から始められます。このプランは、主に軽中度の症例に対応しています。 一般的なマウスピースを使った部分矯正は、治療範囲を上下合わせて12本の歯としている場合が多いです。 しかし、同じ部分矯正でもゼニュムの部分矯正であれば、上下合わせて最大20本の歯を動かせます。 もし、部分矯正ではなく全体矯正が必要だと判断された場合でも、ゼニュムではマウスピースを使った全体矯正プランもご用意しているのでご安心ください。 全体矯正のプランは2種類あります。 重度な症例に対応できる「ゼニュムクリア・プラス」は575,000円(税込)、より複雑な症例に対応した「ゼニュムクリア・プラス+」は660,000円(税込)です。 ゼニュムのマウスピース矯正が気になった方は、無料オンライン診断をご利用ください。マウスピース矯正が適用となるのか、適用となる場合はどのプランになるかなど、おおよその状況をご案内いたします。 以下のフォームから、無料オンランイン診断へお進みいただけます。お気軽にお問合せください。 ゼニュムの無料オンライン診断   全体矯正と部分矯正あなたにあった方法で快適な矯正生活を送ろう 部分矯正は見た目重視の治療であることから、歯並びの乱れが重度の方などには向いていない治療方法です。 全体矯正と部分矯正のどちらで治療をした方がいいのかご自身で判断することは難しいので、まずは歯科医院へ相談してみてください。 部分矯正が適用となれば、矯正装置の選択肢は多くの場合「ワイヤー表側矯正」「ワイヤー裏側矯正」「マウスピース矯正」の3種類となります。 特徴やメリット・デメリットはそれぞれ異なるため、歯科医師と相談しながらご自身に合う装置を探してみてください。 マウスピース矯正のゼニュムでは、部分矯正と全体矯正の両方に対応したプランをご用意しております。 また、無料オンライン診断では、マウスピース矯正が可能かどうか、治療する場合はどのようなプランになるのかなど、おおよその状態をお答えいたします。ぜひお気軽にご活用ください。 ゼニュムの無料オンライン診断    

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  • 犬歯と八重歯の違いとは?歯列矯正で八重歯は治せるの?

    犬歯と八重歯の違いとは?歯列矯正で八重歯は治せるの?

    「犬歯(八重歯)が気になるけど、治療した方がいいのかな?」「犬歯(八重歯)を治すにはどんな方法が向いているんだろう?」 このようなお悩みはありませんか? 混同しやすい「犬歯」と「八重歯」ですが、犬歯と八重歯はそれぞれ別物なのです。 そこで今回は、犬歯と八重歯の違いや八重歯になる原因、八重歯の治療方法などについて解説します。   犬歯と八重歯は違うの? 多くの方が「犬歯=八重歯」だと認識していますが、実は犬歯と八重歯は別物であり、それぞれ別の意味を持っています。 一体なぜ、犬歯は八重歯と間違われやすいのでしょうか? まず、犬歯と八重歯はそれぞれ何を指すのか、混同されやすい理由について確認していきましょう。 犬歯と八重歯は別物 前述のとおり、犬歯と八重歯は別物です。 犬歯は前歯から数えて3番目の歯のことで、つまりは歯の名称を指しています。 一方で八重歯は、歯が重なるようにして生えている歯並びの状態をいいます。 そのため、生えている位置が通常よりもずれている歯は、すべて八重歯と呼ぶのです。 もちろん、犬歯が八重歯になることもありますが、犬歯以外の歯を八重歯と呼ぶこともあります。 犬歯=八重歯だと思われやすい理由 多くの方が「犬歯=八重歯」だと思っている理由は、犬歯が八重歯になりやすい歯といえるためでしょう。 上の歯が乳歯から永久歯に生え変わるときは、前歯から奥歯へと順番に抜けていくことが多いです。 その中でも、犬歯は両隣の歯に比べて生えてくるのが遅く、先に生えた永久歯によってスペースが奪われると、歯列からはみ出て生えてしまう可能性があります。 そのため、犬歯が八重歯になるケースが多いことから、混同されやすいのです。   八重歯になる原因 次は、八重歯になる原因についてご紹介します。 他の歯よりも生えるタイミングが遅い 乳歯から永久歯へと生え変わるタイミングが遅い歯は、先に生えた永久歯によってスペースが奪われることが多く、歯列からはみ出た形になりやすいです。 反対に、虫歯などのトラブルが原因となり、本来よりも早い段階で乳歯が抜けてしまうと、永久歯が生えるまでに時間がかかります。 すると、両隣の歯がスペースを埋めようと倒れ込んで生える形となり、永久歯が生える頃にはスペースが足りず、八重歯になってしまうケースもあるのです。 顎が小さい 顎が小さい方は、口内にスペースが不足しやすいため、八重歯になりやすいです。 顎の骨格が生まれつき小さい方もいますが、口周りの癖や食生活などによっては顎の発育が不十分で、結果として八重歯になってしまう場合もあります。...

    犬歯と八重歯の違いとは?歯列矯正で八重歯は治せるの?

    「犬歯(八重歯)が気になるけど、治療した方がいいのかな?」「犬歯(八重歯)を治すにはどんな方法が向いているんだろう?」 このようなお悩みはありませんか? 混同しやすい「犬歯」と「八重歯」ですが、犬歯と八重歯はそれぞれ別物なのです。 そこで今回は、犬歯と八重歯の違いや八重歯になる原因、八重歯の治療方法などについて解説します。   犬歯と八重歯は違うの? 多くの方が「犬歯=八重歯」だと認識していますが、実は犬歯と八重歯は別物であり、それぞれ別の意味を持っています。 一体なぜ、犬歯は八重歯と間違われやすいのでしょうか? まず、犬歯と八重歯はそれぞれ何を指すのか、混同されやすい理由について確認していきましょう。 犬歯と八重歯は別物 前述のとおり、犬歯と八重歯は別物です。 犬歯は前歯から数えて3番目の歯のことで、つまりは歯の名称を指しています。 一方で八重歯は、歯が重なるようにして生えている歯並びの状態をいいます。 そのため、生えている位置が通常よりもずれている歯は、すべて八重歯と呼ぶのです。 もちろん、犬歯が八重歯になることもありますが、犬歯以外の歯を八重歯と呼ぶこともあります。 犬歯=八重歯だと思われやすい理由 多くの方が「犬歯=八重歯」だと思っている理由は、犬歯が八重歯になりやすい歯といえるためでしょう。 上の歯が乳歯から永久歯に生え変わるときは、前歯から奥歯へと順番に抜けていくことが多いです。 その中でも、犬歯は両隣の歯に比べて生えてくるのが遅く、先に生えた永久歯によってスペースが奪われると、歯列からはみ出て生えてしまう可能性があります。 そのため、犬歯が八重歯になるケースが多いことから、混同されやすいのです。   八重歯になる原因 次は、八重歯になる原因についてご紹介します。 他の歯よりも生えるタイミングが遅い 乳歯から永久歯へと生え変わるタイミングが遅い歯は、先に生えた永久歯によってスペースが奪われることが多く、歯列からはみ出た形になりやすいです。 反対に、虫歯などのトラブルが原因となり、本来よりも早い段階で乳歯が抜けてしまうと、永久歯が生えるまでに時間がかかります。 すると、両隣の歯がスペースを埋めようと倒れ込んで生える形となり、永久歯が生える頃にはスペースが足りず、八重歯になってしまうケースもあるのです。 顎が小さい 顎が小さい方は、口内にスペースが不足しやすいため、八重歯になりやすいです。 顎の骨格が生まれつき小さい方もいますが、口周りの癖や食生活などによっては顎の発育が不十分で、結果として八重歯になってしまう場合もあります。   ・口呼吸が習慣になっており、常に口周りの筋肉がダランとしている ・柔らかいものばかりを食べていて、固い食べ物を口にする機会が少ない   例えば上記2つに当てはまるような方は、口周りの筋肉のバランスが乱れたり、顎をしっかり使えていなかったりすることにより、顎の発育に影響を与えている可能性があります。 歯が大きい 一本一本の歯のサイズが大きい場合も、歯列がきれいに並ぶスペースが不足しやすく、八重歯の症状が現れやすいといえます。 歯の形や大きさは、後天的に変わることはあまりなく、遺伝による影響を受けていることがほとんどでしょう。 歯の本数が多い 一般的に、永久歯の本数は親知らずを含めて32本です。 しかし、中には32本以上生えてくるケースもあり、通常よりも歯が多い状態を「過剰歯」といいます。 歯の本数が多い場合も、歯が並ぶスペースが足りなくなってしまう傾向にあり、歯が重なって生える原因となります。   八重歯は治療した方がいいの?八重歯のデメリットとは 「八重歯は治した方がいいの?」「何か良くない影響を与える可能性はある?」と疑問に思う方もいるかもしれません。では見た目以外において、八重歯にはどのようなデメリットがあるのでしょうか? 八重歯を治療しない場合には、以下のようなリスクが考えられるでしょう。   ・虫歯や歯周病になりやすい ・口の中を傷つけやすい ・他の歯に負担がかかる ・肩こりや頭痛の原因になることがある   それぞれの内容を詳しく解説していきます。 虫歯や歯周病になりやすい 八重歯は周りの歯との間に段差が生まれやすく、重なり合っている部分が多いことから、歯磨きがしづらいです。 丁寧に歯磨きを行なっていても、八重歯との間にある段差に磨き残しが発生しやすく、汚れがたまることで虫歯や歯周病のリスクが高まるでしょう。 口の中を傷つけやすい 八重歯は歯列からはみ出て生えているため、食事のときなどに唇や口内の粘膜を傷つけてしまう場合があります。 八重歯で何度も同じ場所を傷つけてしまうと、口内炎ができたり、一度できた傷がなかなか治らなかったりする事態も考えられるでしょう。 他の歯に負担がかかる 八重歯になりやすい犬歯には、食べ物を噛み切るという役割があります。 犬歯が八重歯になっていると、上下の歯がきちんと噛み合わず、うまく噛み切れなくなる恐れがあります。 その代わりに周囲の歯へ負担がかかってしまい、長期間にわたって特定の歯に負担がかかり続けると、本来よりも歯の寿命が縮んでしまうリスクもあります。 肩こりや頭痛の原因になることがある 歯が正しい位置にないと、噛み合わせのバランスが崩れ、顎関節に負担がかかったり、口周りの筋肉のバランスが崩れたりする恐れがあります。 上下の歯を噛み合わせるときに使用する筋肉は、頭や肩とつながっているため、噛み合わせが悪いと頭痛や肩こりを引き起こす可能性があるでしょう。 また、顎関節に負担がかかると顎関節症を発症することもあります。 顎関節症になると、口を開けるときに痛みを感じたり、口が開きにくくなる、顎関節がパキパキと鳴ったりするなど、さまざまな症状がでることがあるでしょう。   歯列矯正で八重歯を治療する方法 ここまで、八重歯には見た目の問題だけではなく、さまざまなデメリットがあることが分かりました。 そんな八重歯ですが、歯列矯正によって改善できる可能性があります。 八重歯を治療することにより、思いっきり笑えるようになるのはもちろんのこと、歯磨きがしやすくなります。また、虫歯や歯周病のリスクを防いだり、周囲の歯への負担を軽減したりする効果も期待できます。 一言に歯列矯正といっても、八重歯の治療方法にはさまざまな方法があります。 そのため、抜歯をするのかどうか、どのような矯正装置を使うのかなど、矯正治療について気になる方は多いでしょう。 ここからは、歯列矯正で八重歯を治療する方法について解説します。 全体矯正か部分矯正か まずは、矯正治療を行う範囲を決めます。 歯列矯正には、使用する矯正装置にかかわらず「全体矯正」と「部分矯正」の2種類があります。 全体矯正とはすべての歯を動かす矯正方法のため、噛み合わせを含む歯並びの改善や、重度な症例を得意としています。 部分矯正は、目立ちやすい「前歯だけ」「気になる歯数本だけ」など、治療範囲を一部分に絞った矯正方法です。 範囲を限定することにより、費用や治療期間が抑えやすいことが特徴です。 しかし部分矯正では、噛み合わせに問題がない軽度な八重歯や、段差の少ない八重歯など、対応できる症例が限られています。 そのため、部分矯正と全体矯正のどちらで治療をするのかに関しては、歯科医師が診察した上で判断します。 抜歯か非抜歯か 八重歯の矯正治療では、必ず抜歯をするわけではなく、症状によって抜歯の必要性は異なります。 八重歯を抜歯しないケースは、歯のガタつきや重なり具合が比較的軽度であり、抜歯以外の方法でスペースを作り出せる場合です。 スペースを作るには、以下のような方法があります。   ・歯の周囲を削る(IPR) ・歯列を拡大する ・奥歯を後ろに下げる   一方、八重歯が歯列からかなり外れている場合には抜歯を伴います。 抜歯をすることで確実にスペースを確保できるため、IPRや歯列の拡大だけでは歯列に収めることができなければ、基本的に抜歯が必要です。 歯列からはみ出た歯を抜歯するケースや、前から4番目または5番目の歯を抜く場合など、抜歯が必要なケースはさまざまです。 抜歯と非抜歯のどちらで治療を進めるのか、また抜歯する歯の位置や本数などについては、症状によって異なります。 抜歯をした方が理想の歯並びに近づく場合もありますので、まずはカウンセリングで歯科医師に相談するようにしましょう。 装置の種類①ワイヤー表側矯正 ワイヤー表側矯正とは、金属のワイヤーとワイヤーを通すためのブラケットを歯に取り付け、ワイヤーが引っ張る力で歯列を改善する方法です。 ワイヤー表側矯正は、最も歴史のある矯正方法で、ほとんどの症例に対応できることが特徴です。 歯並びの乱れが大きい場合でも、ワイヤー矯正であれば治療できる可能性が高いでしょう。 ワイヤー矯正は、歯科医師が手作業でワイヤーを調整し、歯にかかる力を変えていきます。 そのため、1~2カ月に1回ほど歯科医院に通院する必要があります。 なお、矯正装置は固定式であることから、歯磨きがしづらく、丁寧に磨くにはやや時間を要するでしょう。 さらに、矯正期間中は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、いつも以上に丁寧なセルフケアが必要となります。 他にも、歯の表側に装置を取り付けるので、矯正中であることが目立ちやすいでしょう。 装置の種類②ワイヤー裏側矯正 ワイヤー裏側矯正は、歯の裏側にワイヤーとブラケットを装着する矯正方法です。 見えない位置に装置を取り付けるので、矯正中であることを周囲に知られたくない人におすすめです。 ただし、歯の裏側は複雑な形をしているため、表側矯正に比べると装置の取り付けや調整の難易度が上がります。 また、歯の裏側の形にブラケットを合わせるためには、既製のブラケットは使えず、歯型をとってオーダーメイドで製作します。 そのため、費用はワイヤー表側矯正に比べて高額です。 他にも、装置に舌が触れやすくなるので、慣れるまでは話しにくいと感じたり、口内に違和感を覚えやすかったりするでしょう。 装置の種類③マウスピース矯正 透明なマウスピースを使ったマウスピース矯正は、ワイヤー裏側矯正の次に装置が目立ちにくい方法といえるでしょう。 ワイヤー矯正との大きな違いは、装置が患者さま自身で着脱できるという点です。 食事と歯磨きの際は、マウスピースを外した状態で行えるため、食事内容や磨き残しに悩む必要がありません。 また、装置がブラッシングの邪魔をしないので、歯磨きのしやすさは矯正前と変わらず、虫歯や歯周病のリスクも最小限に防げます。 ただし、マウスピース矯正にはブランドごとに決められた装着時間があり、装着を怠ると効果が出ないというリスクがあります。 そのため、装着時間や決められたマウスピースの交換タイミングを守り、正しく使用する必要があります。   マウスピース矯正ブランドのゼニュムでは「部分矯正」と「全体矯正」の両方に対応できるよう、複数のプランをご用意しております。 ・「ゼニュムクリア」324,500円(税込):部分矯正・軽中度の症例に対応 ・「ゼニュムクリア・プラス」575,000円(税込):全体矯正・重度の症例に対応 ・「ゼニュムクリア・プラス+」660,000円(税込):複雑な症例に対応   「歯列矯正は100万円を超える」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、ゼニュムでは比較的リーズナブルな費用で矯正治療を始められます。 また、ゼニュムの魅力は価格だけではありません。 格安マウスピースの多くは、部分矯正の範囲を上下合わせて12本の歯のみとしています。 その点ゼニュムの部分矯正は、上下合わせて最大20本の歯を動かせるため、目立つ歯のみならず、その奥の歯並びも改善できる可能性が高いのです。 さらに、一般的な通院回数は2〜4回程度と少ないため、患者さまが通院する負担を軽減しています。 治療の進捗状況は、専用アプリでいつでも確認可能ですが、3カ月に1度は歯科医院で経過観察も行います。そのため、通院回数が少ないと言っても、定期的に歯科医師が診察いたしますのでご安心ください。 ゼニュムについて気になった方は、以下のボタンから無料オンライン診断が受けられますので、この機会にぜひご活用ください。 ゼニュムの無料オンライン診断   犬歯は八重歯になる可能性が高い歯!まずは歯科医院の受診がおすすめ 生えるタイミングによっては、犬歯は八重歯になりやすい歯といえます。 また、八重歯は見た目の印象を変えるだけでなく、体にも良くない影響を与える恐れがあります。 八重歯の治療には「ワイヤー矯正」「マウスピース矯正」などがありますが、どの治療方法が向いているのか、抜歯は必要なのかなど、詳しく知るには歯科医師の診察が必要です。 まずは一度、歯科医院を受診してみましょう。 ゼニュムでは、自宅にいながら好きなタイミングで診断を受けられる「無料オンライン診断」を受け付けております。 歯並びにお悩みのある方は、お気軽にご相談ください。

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