歯列矯正で頬コケが気になるようになってきた!頬コケの原因と改善方法を紹介 歯列矯正をしたあとに「頬こけ」が気になるという人がいます。
頬こけとは、頬がやつれ、老けた印象を与える状態をいいます。
歯列矯正によって頬こけしてしまう原因や治った改善方法、予防対策について、説明します。
歯列矯正で頬こけが生じる原因
頬こけが生じる原因として、以下のことが考えられます。
・抜歯による頬のへこみ
・表情筋が弱るため
・噛み合わせが良くなりエラの張りがなくなったため
【原因1】抜歯による頬のへこみ
歯列矯正で大きく歯並びを変える場合、抜歯をして歯の移動スペースを確保する必要があります。
その際に頬に近い歯を抜くことで、今まででっぱっていた歯がなくなり、頬がくぼむということがあります。
頬骨はそのままですので、歯の部分が凹んだようになってしまいます。
【原因2】表情筋が弱るため
歯列矯正をする際にマウスピースやワイヤーといった矯正器具を装着します。
器具をつけたことによって不装着時よりもよりうまく噛めず、噛む際に使っていた表情筋が落ちることで、頬がこけてみえます。
【原因3】噛み合わせが良くなりエラの張りがなくなった
歯並びが悪く普段から噛み合わせに無理が生じていた場合、顎の筋肉に余計な負荷がかかることが多く、えらが張ったような輪郭になるケースがあります。
歯列矯正で歯並びを良くすることで、顎への余計な負荷が減り、不必要な筋肉が減ります。
顎の筋肉が減ることで、頬が細くなり、頬がこけたように見えることがあります。
歯列矯正以外の頬こけの原因
歯列矯正をした後でも、別の原因によって頬こけしたように見える場合があります。
無理なダイエットなど食生活の偏りやストレス、体調に異変、肌の老化によっては、頬がこけたように見えることがあります。
これらに原因も一度考えてみるといいでしょう。
歯列矯正の頬コケを改善する方法
歯列矯正による頬こけは、原因によっては改善できます。
原因は様々ですが、基本的には表情筋のトレーニングやよく噛むことが大事になります。
【方法1】あいうえおトレーニング
顎まわりのトレーニングにオススメなのが「あいうえおトレーニング」です。
以下の方法で行います。
「あ」という口にして、口を大きく開く
「い」という口にして、口を横に引っ張る
「う」という口にして、口唇をすぼめる
「え」という口にして、口角と眉を上げる
「お」という口にして、鼻の下を伸ばす
口の形をそれぞれ1〜3秒程度キープして10回を1セット、1日3セットやっていきましょう。
筋肉が衰えただけなら、しっかりとトレーニングをすることで、元にもどすことができます。
【方法2】ガムを噛む
噛み合わせが良くなり、これまでついていた無駄な筋肉がなくなってしまった場合は、今まで以上にものを噛む習慣をつけることで、顎周辺の筋肉をつけられます。
その際には、ガムを噛む習慣を取り入れるといいでしょう。
歯列矯正前の頬こけ対策
歯列矯正前に頬こけを予防するには、以下の3つのポイントがあります。
・経験値の多い医師を選ぶこと
・精密検査による分析
・医師から事前の説明を聞くこと
【対策1】経験値の多い医師を選ぶこと
トラブルを防ぐ一番の方法は、歯列矯正の経験値の多い医師を選ぶことです。
抜歯をせずに歯列矯正をすることもできますが、抜歯をする場合は大きく歯を動かすことになり、頬こけする可能性が高くなります。
その際に十分にスキルのある医師なら、頬こけせずに処置してもらえる確率が高くなります。
【対策2】精密検査による分析
歯列矯正をすることで頬こけが起こるかどうか、事前に精密検査を受けておくべきです。
もともとの歯並びによっては、どうしても頬こけが避けられないという判断もあるでしょう。
しかし事前に予想できていれば、表情筋トレーニングなどで対策をしやすくなります。
【対策3】医師から事前の説明を聞くこと
歯列矯正をする際に、医師からどのような施術を行い、術後どのようになるのかをしっかりと聞くことも大事になります。
つい医者任せになりがちですが、抜歯をする場合は基本時には元には戻せないので、しっかりと納得して聞きましょう。
頬こけと歯科矯正のまとめ
今回の記事では、歯列矯正で頬こけが生じる原因と、頬こけが治った改善方法、頬こけの予防について説明しました。
歯列矯正によって頬こけが生じる原因は、抜歯による頬のへこみ、表情筋が弱ること、エラの張りがなくなったことがあげられます。
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Zenyumの歯列矯正のビフォーアフター
ここでは実際にZenyumで歯列矯正(歯科矯正)をされた方の、ビフォーアフターの写真を紹介します。
①叢生(歯のデコボコ)のビフォーアフター
通院回数:3回
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②出っ歯(上顎前突症)のビフォーアフター
通院回数:3回
治療期間:7ヶ月
アライナーの枚数:16枚
③すきっ歯のビフォーアフター
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④受け口(下顎前突症)のビフォーアフター
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⑤開咬(オープンバイト)のビフォーアフター
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