マウスピース矯正とは?値段やメリット・デメリットなど Zenyum Japan

マウスピース矯正とは?値段やメリット・デメリットなど

Zenyum Japan
マウスピース矯正とは?値段やメリット・デメリットなど

今ちまたで話題のマウスピース矯正について紹介します。

従来のワイヤー矯正との違いや歯列矯正(歯科矯正)が必要なレベル、メリットやデメリット、値段や支払い方法など、気になる点をまとめました。

マウスピース矯正とは?

マウスピース矯正とは、透明のアライナーを歯に装着して歯並びを整えていく、今最も流行りの歯列矯正です。

矯正中でも目立たないから気にならない、治療期間が非常に短いことから、若者中心に世界的に流行になっています。

ワイヤー矯正との違い

ここでは従来のワイヤー矯正との違いについて紹介します。

【違い1】値段・費用

最も大きな違いは値段・費用です。

従来のワイヤー矯正は、通常100万円〜200万円かかることが多く、高いハードルとなっていました。

しかしマウスピース矯正では、多くの場合30万円〜60万円程度で治療できるため、今までの1/3以下のコストで歯科矯正をすることができるようになりました。

【違い2】矯正中の見た目

矯正期間中の見た目も大きな違いです。

ワイヤー矯正では、歯の表面に金属製のワイヤーを装着するため、周りからの見た目が大きなネックになっていました。

しかしマウスピース矯正では、透明のアライナーを装着するため、歯列矯正中も周りの目を気にする必要がありません。

【違い3】治療期間

ワイヤー矯正では、定期的に歯科クリニックに通院する必要があるため、1年〜2年程度の通院期間を要していました。

マウスピース矯正では、多くのブランドで自分自身でアライナーを交換しながら歯並びを整えていくため、短い場合で3ヶ月程度、通常6ヶ月程度て治療が完了します。

歯列矯正が必要なレベル

歯列矯正が必要とされるレベル・基準は、以下の4つがあげられます。

①噛み合わせが悪く身体に影響
②虫歯や歯周病のリスクが高い
③強いコンプレックス
④生活に支障をきたす

【基準1】噛み合わせが悪く身体に影響

歯並びが悪いと、食事をする時にあごの周辺の筋肉に負担がかかり、筋肉が硬直することで血行が滞り肩こりにつながります。

またあごの筋肉だけでなく、噛むときに使う側頭筋も硬直し頭痛になりやすくなることもあります。

また噛み合わせが悪いことから、あごの変形やずれがおこり、顎関節症なども引き起こすことも。

【基準2】虫歯や歯周病のリスクが高い

歯並びが悪いと歯磨きがしづらくなります。

歯並びによっては歯磨きの精度が落ちてしまい、長時間ブラッシングをしても歯垢が取れません。

つまりプラークコントロールができなくなります。

一生懸命歯を磨いたり、デンタルフロスを使用しても歯垢が取れない場合もあり、歯のスキマや歯茎の隙間に残った歯垢によって、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

また歯並びの状態によっては「口呼吸」になりやすくなります。

口呼吸になると乾燥を好む菌が口の中に増え、歯周病リスクが高まります。

【基準3】強いコンプレックス

歯並びの乱れによって、見た目に強いコンプレックスを抱く人もいます。

コンプレックスのせいで外出を控えたり、人前で自然と話ができなかったり、口を開けて笑うことがでいないといった影響が出て、生活しづらくなります。

コミュニケーションに支障がでている場合も歯科矯正が必要なレベルです。

【基準4】生活に支障をきたす

歯並びの状態が悪い場合、上記以外でも生活に支障がでてきます。

たとえば開咬といって前歯が噛み合わないと、食事が口からでてしまいます。

また空隙歯列(くうげきしれつ:すきっ歯)だと、歯の隙間から息がもれてしまい、うまく発声・発音が不明瞭になる原因にもなります。

マウスピース矯正のメリット・デメリット

ここではマウスピース矯正のメリットとデメリットについて詳しく紹介します。

・マウスピース矯正のメリット

【メリット1】見た目が気にならない

マウスピース矯正も最も大きなメリットは「見た目が気にならない」ということです。

透明のアライナーを装着するだけなので、人と会話をするときも、矯正していることが相手に分かることはほとんどありません。

【メリット2】治療期間と通院回数が少ない

マウスピース矯正は、あらかじめ必要な枚数分のアライナーを受け取って自分で交換していきます。

そのため最少1〜2回程度の通院で治療が完了することもあり、最短3ヶ月程度の治療期間で歯列矯正が終わります。

【メリット3】安い費用・値段

またなんといっても、マウスピース矯正は値段・費用が安いことが大きな特徴です。

特に目立つ部分だけを治療する「部分矯正」の場合、30万円程度で治療が終わり、またクレジットカードやローン払いをすることで、少ない手元資金でも歯科矯正をスタートすることができます。

・マウスピース矯正のデメリット

【デメリット1】1日20時間以上装着する必要がある

マウスピース矯正ではアライナーを1日20時間以上装着しないと効果が期待できません。

従来のワイヤー矯正では患者自身が取り外すことができないようになっていました。しかし、マウスピース矯正では虫歯や歯周病の観点から取り外すことが可能となっているのです。

基本的にワイヤー矯正が一日中装着し続けなければならなかったのと同じで、マウスピース矯正も1日20時間以上アライナーを装着しなければなりません。

「痛みを感じたから」「不快になってきた」といった理由で頻繁に取り外してしまうと予定通りに治療が完了しなくなります。

【デメリット2】装着したまま飲食ができない

アライナーは取り外し可能なため、虫歯や歯周病のリスクを下げることがきます。

しかしアライナーを装着したまま飲食は基本的にできません。口に入れることができるとすれば、以下のものくらいでしょう。

・水
・白湯
・無糖の炭酸水

またコーヒーなど色のついた飲み物を飲んでしまうと、アライナーに色が写ってしまうこともあります。

もちろん固形物を食べることもNGです。

【デメリット3】全ての症状に対応しているわけでは無い

マウスピース矯正は全ての症状に対応できるわけではありません。

どちらかというとワイヤー矯正の方が多くの症状に対応できる矯正方法となります。例えば、

・抜歯をして歯と歯の間が大きく空いてしまった
・重度の凸凹
・顎変形症

などの症状の場合、マウスピース矯正では治療できないことがほとんどです。症状によってマウスピース矯正以外の矯正方法を選択しなければならないこともあります。

一般的な歯列矯正の値段

ここでは一般的な歯列矯正・マウスピース矯正の治療費用について詳しく紹介します。

カウンセリング費用:0円〜2万円程度

現在の歯や歯茎の状態、歯科矯正の方法や矯正器具の概要など、今後どのようなスケジュールで進むのかなど話し合います。

歯科矯正の前には、十分に診断・カウンセリングを行うようにしましょう。

精密検査料:約2万円から6万円程度

矯正方法や矯正ブランドによっては、カウンセリングだけでなく精密検査をする場合があります。

歯科矯正治療計画は、カウンセリングだけではわからないことがあり、精密検査の方法は、歯型取り、レントゲン撮影、顔や口内の撮影が行われます。

矯正治療費用:約10万から約150万円

矯正治療には以下の5つがあります。

・一般的なワイヤー矯正
・ワイヤーの裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)
・マウスピース矯正
・セラミック矯正
・インプラント矯正

それぞれによって治療費が異なり、高いと言われているのがワイヤー矯正、安いと言われているのがマウスピース矯正です。

歯の裏側をやるか表側をやるか、どれだけの期間がかかるか、手術の程度、歯の全体を矯正するか部分矯正にするかなどでも、費用は大きく変わります。

通院が必要な場合は、定期的な診療費用や、矯正器具の調整費用もかかる場合があります。

保定装置代金:無料から約6万円

保定装置(リテーナー)には以下の種類があります。

・ベッグタイプリテーナー:歯全体をワイヤーで囲み、取り外しができるタイプ
・ホーレータイプリテーナー:前歯の表面にワイヤーを通すタイプ
・マウスピースタイプリテーナー:透明のマウスピース
・リンガルリテーナー:剣士の間の前歯を固定し、歯の裏側に装着するタイプ

耐用期間などもきまっており、1年程度で作り直す場合もあります。

料金はクリニックによって異なりますが、約5,000円から6万円程度となります。

マウスピース矯正の支払い方法

マウスピース矯正の支払い方法は、主に以下の4通りがあります。

・現金支払い
・クレジットカード支払い
・デンタルローン支払い
・クリニック独自のローン支払い

現金支払い以外は基本的に分割払いが可能ですが、手数料が発生する場合が多いのでよく注意して利用しましょう。

おすすめのマウスピース矯正

ここではおすすめのマウスピース矯正3ブランドについて紹介します。

①Zenyum(ゼニュム)

Zenyumは2021年に日本に上陸した新しいマウスピース矯正ブランドです。

Smile More(スマイル・モア)”を掲げ、みなさんの素敵な笑顔を心から応援しています。

海外ではすでに9拠点に展開しており、今アジアで最も注目されているマウスピース矯正ブランドの一つです。

①費用(値段)
Zenyumは歯科矯正を始めやすい料金を設定しており、価格は324,500円(税込)〜となっています。

クレジットカードやショッピングローンでの分割払いも可能なので、現在お金に十分余裕がない方でも、治療を始めることが可能です。

②治療期間
治療期間は治療範囲によって異なります。

主に前歯などの目立つ部分だけを治療する「部分矯正」の場合は、約3〜9ヵ月程度で治療が終了します。

奥歯から歯並びを整える「全体矯正」の場合は、約9-15ヵ月で完了します。

③通院回数
通常1~2回
※症状によって3回以上

④サポート体制
Zenyumではスマイルアドバイザーという専属スタッフが、LINE公式アカウントでのサポートを実施しています。

⑤治療範囲・症例
Zenyumでは部分矯正、全体矯正のいずれも対応しています。

具体的には以下のような諸例に対応しています。

・すきっ歯
・出っ歯
・叢生(そうせい)
・オープンバイト
・ディープバイト

などです。

⑥支払い方法
Zenyumでは以下の支払い方法から選ぶことができます。

・現金支払い
・クレジットカード支払い
・ローン支払い

②Oh my teeth(オーマイティース)

Oh my teeth(オーマイティース)は2019年に日本で創業、日経新聞やForbesといったメディアでも取り上げられ、勢いのあるブランドです。

Zenyumと同様に基本的に通院を必要とせず、オンラインで矯正治療を進めることができる特徴があります。

現在では東京や大阪を中心とし、北は北海道、南は鹿児島まで全国各地で治療を受けることができます。

①費用(値段)
Oh my teethでは奥歯から歯並び全体を治す「全体矯正」のプランと、主に目立つ部分の上下前歯を治す「部分矯正」のプランの2つを用意しています。

全体矯正の場合は一律66万円、部分矯正の場合は一律33万円で提供されています。

②治療期間
治療期間についても「全体矯正」と「部分矯正」で期間が異なります。

全体矯正の場合の治療期間は平均6ヶ月、部分治療の場合は半分の平均3ヶ月がかかります(個人差があります)。

③通院回数
歯科クリニックへの通院頻度は、まず治療を始める前に最低1回は通院が必要です。

その際に歯科医師による診断や検査を実施します。

その後は定期的な通院は必要なく、LINE公式アカウントでのサポートや歯科医師の定期的なチェックによって治療を進めます。

④サポート体制
LINE公式アカウントでのサポートを実施しています。

最近では各種ブランドもLINEでのサポートに注力していますが、Oh my teethでは24時間体制でサポートをしています。

サポートの事例については「歯科矯正の無料カウンセリングは『スマイルアドバイザー』に相談!」の記事もご参照ください。

⑤治療範囲・症例
先に述べたようにOh my teethでは「全体治療」と「部分治療」いずれも対応しています。

全体治療があるため、他のブランドに比べて幅広い症例に対応できます。

「特に目立つ部分だけを治したい」という場合は、部分治療を選択することをおすすめめします。

Oh my teethで治療できる主な症例は「すきっ歯」「出っ歯」「叢生(そうせい)」などです。

⑥支払い方法
Oh my teethでは「一括払い」と「分割払い」のいずれかを選択できます。

一括払いの場合は定価で治療ができますが、分割払いの場合はそれぞれ以下の価格となります。

全体治療の場合・・・754,333円(定価:66万円)
部分治療の場合・・・353,393円(定価:33万円)

③キレイライン矯正

キレイライン矯正は、2023年5月現在、全国150以上を歯科クリニックと提携しています。

また経験豊富な歯科医師が監修しており、すでに数多くの症例があります。

現在では東京や大阪を中心とし、北は北海道、南は沖縄県まで全国各地で治療を受けることができます。

①費用(値段)
キレイライン矯正の治療範囲は前歯上下12本を重点的に治療しているため、部分矯正のみ治療が可能です。

価格は初回22,000円(税込)からスタートし、2回目以降は55,000円(税込)がかかります。目安の総額は231,000円(税込)〜418,000円(税込)となっています。

※患者の状態によって、片顎4万円(税込44,000円)の拡大床の使用を推奨される場合があります。
※リテーナーは症状等により両顎2~6万円(税込2.2~6.6万円)の別途費用が発生します。

②治療期間
治療期間については個人差がありますが、目安として5ヶ月〜1年3ヶ月程度と言われています。

前歯12本を中心に治療するため、比較的短い期間で治療ができます。

③通院回数
初回検診時に契約して型採りをした場合、3週間後以降に1回目のマウスピースを受け取ります。

2回目以降は都度払いの場合は『1カ月半(45日)に2度』、コース払いの場合は『3ヶ月に2度』ペースでの通院になります。

2回目以降の検診では、矯正の進行度合いをドクターと相談しながら矯正を継続するかどうかを決めます。(期間の表記はすべて『最短』での記載です。)

④サポート体制
キレイライン矯正では、患者と提携クリニックとの間に「サポートチーム」が入り、サポートをしています。

矯正を始める前の悩みや質問などをLINEで気軽に相談できます。

また歯科矯正を始めた後にマウスピースを着けて「痛みが強くて我慢できない」もしくは逆に「痛みが全くなくて不安」と感じた時や、様々な疑問や不安にもサポートチームが解決の支援をしています。

⑤治療範囲・症例
先に述べたようにキレイライン矯正は、前歯上下12本を重点的に治療します。

そのため他の部分矯正のサービスと同様に、目立つ部分を比較的低コストで矯正治療を進めることができます。

以下はキレイライン矯正で治療できる見込みのある、主な歯並びです。

・口ゴボ・出っ歯​
顎の形状や骨格が原因で口ゴボや出っ歯になっている場合は治療は困難ですが、歯並びが原因の場合には治療できる可能性があります。

口ゴボや出っ歯の治療は部分矯正に該当するため、ZenyumやOh my teethといったマウスピース矯正でも治療可能です。

・すきっ歯(空隙歯列)
キレイライン矯正では、口ゴボ・出っ歯同様に、すきっ歯(空隙歯列)の治療も可能です。

こちらも部分矯正に該当するため、ZenyumやOh my teethといったマウスピース矯正でも治療可能です。

・八重歯(叢生)​
多くの人が悩む八重歯(叢生)についても、キレイライン矯正で治療できる可能性があります。

こちらも部分矯正に該当するため、ZenyumやOh my teethといったマウスピース矯正でも治療可能です。

・受け口(反対咬合)
受け口(反対咬合)もキレイライン矯正で治療できますが、重度の症状の場合は治療できない可能性があります。

重度の症状の場合はZenyumなどの、全体矯正を提供しているマウスピース矯正を選ぶことをおすすめします。

⑥支払い方法
キレイライン矯正の支払方法は、「現金(都度またはコース一括払い)」「クレジットカード」「デンタルローン」から選択できます。

ただしクレジットカード払い・デンタルローンは18歳以上(高校生を除く)が対象となり、クリニックによってはクレジットカード払い・デンタルローンに対応していない場合もあります。

【比較表】3ブランドの違い

  Zenyum(ゼニュム) Oh my teeth キレイライン矯正
費用・値段 ゼニュムクリア(部分矯正):
324,500円税込
ゼニュムクリアプラス(全体矯正):
575,000円税込~660,000円税込
部分矯正:33万円
全体矯正:66万円
初回2万円
総額平均は10~30万円
歯科医師の監修
対象の患者 軽度~重度の歯並びの方 軽度~重度の歯並びの方 部分矯正のみ
クリニック訪問回数 通常1~2回
※症状によって3回以上
最低1回以上 1〜2ヶ月に1回程
平均的な治療期間 ゼニュムクリア(部分矯正):
3~9ヶ月
ゼニュムクリアプラス(全体矯正):
9~15ヶ月
部分矯正:平均3ヶ月
全体矯正:不明
目安 5ヶ月~1年3ヶ月
LINEやアプリのサポート LINE:◯
アプリ:◯
LINE:◯
アプリ:◯
LINE:◯
アプリ:サービス終了
対象年齢 18歳以上 15歳以上
※未成年の場合は親権者の同意が必要
目安 男性16歳以上
目安 女性14歳以上

マウスピース矯正に関するまとめ

マウスピース矯正にはワイヤー矯正と比較して、主に以下のような特徴があります。

・矯正治療中も目立たない
・治療期間が短く通院回数も少ない
・値段、費用が安い

上記のメリットを最大限に生かすため、自分に合ったマウスピース矯正を選ぶようにしましょう。

Zenyumではお気軽にマウスピース矯正の診断ができるよう「無料オンライン診断」を受け付けています。

以下のボタンから、お気軽にお申し込みください。

目次

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特に、就寝時には歯ぎしり、食いしばりの力がかかりますので、それらによる後戻りを防ぐために必ず装着しましょう。また日中も可能な限り長時間装着することをおすすめします。 ・治療6カ月後から1年後 歯並びがある程度安定してきたら、装着時間を減らすことができます。 一般的には、就寝時のみにリテーナーを装着することが推奨されます。 この段階でも、毎晩装着することが重要です。 ・治療1年後以降 歯科医師と相談しながら、リテーナーの使用頻度を徐々に減らすことができます。 (3)リテーナーの種類 リテーナーにはいくつかの種類があります。主なタイプは以下の通りです。 固定式リテーナー:歯の裏側にワイヤーを固定するタイプで、取り外しはできません。前からは見えません。常に保定効果を発揮しますが、歯磨きがしにくくなりますので、適切な口腔ケアが必要です。 取り外し式リテーナー:透明なプラスチック製のリテーナーで、装着と取り外しが容易です。食事や歯磨きの際には取り外すことができますが、装着時間を守ることが重要です。 (4)リテーナー使用時の注意点 リテーナーを正しく使用するためには、以下のポイントに注意してください。 ・リテーナーは清潔に保つ必要があります。市販の専用洗浄剤を使用して洗浄し、細菌の繁殖を防ぎましょう。 ・歯科医師の指示通りに装着時間を守ることで、効果的な保定が可能になります。 ・定期的に歯科医院を受診し、リテーナーの状態や歯の位置をチェックしてもらいましょう。 マウスピース矯正治療後のリテーナー使用と保定期間を正しく管理することで、美しい歯並びを長期間維持することができます。歯科医師の指示を守り、適切なケアを続けることが大切です。   治療期間の違いについて 治療期間にはいくつかの要因が影響します。以下に主な要因を挙げます。 (1)矯正が必要な歯の本数と部位によるもの 部分矯正では、特定の歯や歯列の一部を対象とするため、矯正が必要な歯の数や位置が治療期間に大きく影響します。移動が少ない場合や簡単なケースでは、治療期間が短くなります。 (2)歯の移動の距離と難易度によるもの 大幅な歯の移動が必要な場合や複雑なケースでは、治療期間が長くなる傾向があります。 (3)患者さんの年齢によるもの 成長期の子どもや若者の顎の骨はまだ柔らかいため、歯は比較的早く動く傾向にあります。一方、大人の顎の骨は固くなっており、歯の移動に時間がかかったり、動かなかったりすることがあります。 (4)マウスピースの着用時間によるもの 毎日20時間以上の着用が推奨されます。着用時間が不足すると、その分矯正治療が長くなる可能性があります。 (5)治療中の定期的な診察を受けているか 定期的な歯科医師の診察と調整が治療の進行に影響します。必要な調整が適切に行われることで、スムーズな歯列矯正治療が可能となります。 (6)患者さんの協力が得られているか 指示通りにマウスピースを使用し、適切な口腔ケアを行うことで、治療の効率が向上します。 これらの要因を考慮しながら、歯科医師と共に最適な治療計画を立てることが重要です。個々の患者に合った計画を立てることで、効率的かつ効果的な治療が可能となります。 マウスピース矯正は、患者さんが正しいマウスピースの使用と管理を行うことで、理想的な歯並びを手に入れることができる治療です。     マウスピース矯正の治療の流れについて マウスピース矯正の治療の流れについて、詳しく説明します。   無料オンライン相談 多くの歯科医院では、初めての患者さんに対してカウンセリング・相談を実施しています。また最近はオンラインで簡単な質問に答えるだけで、初期の診断を受けることもできます。オンライン相談は無料ですので、気軽に受けてみてください。   カウンセリング カウンセリングでは、歯科医師が患者さんの希望や悩みを丁寧に聞き取り、最適な治療方法を提案します。矯正の目的や期待する仕上がり、ライフスタイルに合わせたアドバイスを受けることができます。カウンセリングを受けることで、より具体的な治療プランについてイメージを持つことができるでしょう。   治療前検査:レントゲンなどの検査、治療シミュレーション カウンセリング後、治療について同意を得たら、治療を進めるための詳細な検査を行います。口腔内のレントゲン撮影、歯型の採取やデジタルスキャンなどの各種検査を行い、歯の位置や状態を正確に把握します。 これに基づいて、コンピュータで治療シミュレーションを作成し、治療の過程や最終的な歯並びを予測します。このシミュレーションは、患者さんと歯科医師が共有し、治療計画を確認するために重要です。   開始前の歯科治療 マウスピース矯正を始める前に、口腔内の健康状態を整えるための治療が必要です。虫歯や歯周病の治療、歯石除去などを行い、矯正治療がスムーズに進むように準備します。また、必要に応じて抜歯が行われることもあります。   治療開始から治療終了まで 準備が整ったら、実際にマウスピース矯正を開始します。患者さん専用のマウスピースが製作され、定期的に新しいマウスピースに交換していくことで、徐々に歯を動かしていきます。治療期間中は、歯科医院で定期的なチェックアップを受け、治療の進行状況を確認しながら必要な調整を行います。患者さん自身がマウスピースを正しく装着し、毎日20時間以上の着用を守ることが、成功の鍵となります。   治療終了後のアフターメンテナンスについて 治療が終了し、理想的な歯並びが実現した後も、後戻りを防ぐためのメンテナンスが重要です。リテーナーと呼ばれる保定装置を一定期間使用し、歯が元の位置に戻らないようにします。 また、定期的な歯科医院で定期的な診察を受け、口の健康を維持します。 適切なメンテナンスを行うことで、美しい歯並びを長く保つことができます。 各ステップを理解し、歯科医師と共に進めることで、効果的な治療が可能となります。     マウスピース矯正の治療期間が長引く場合とは マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使用して歯を徐々に動かす矯正治療方法です。通常の治療期間は約3カ月から15カ月程度ですが、さまざまな要因によって治療期間が長引くことがあります。以下に、治療期間が長引く主な要因について説明します。   歯と骨が癒着している 歯と骨が癒着している場合、歯を移動させるのが非常に難しくなります。この状態は「アンキローシス」といい、歯根と骨が一体化しているため、通常の矯正力では歯を動かすことができません。この場合、別の矯正治療計画や外科的処置が必要になることがあります。   歯の周囲の骨がとても硬い 歯を動かすためには、歯の周囲の骨が適度に柔らかいことが重要です。しかし骨が非常に硬い場合、歯の移動が遅くなり、治療期間が長引くことがあります。骨の硬さは年齢や個人の骨密度によって異なり、高齢者や骨密度が高い人は特に影響を受けやすいです。   歯ぎしり、食いしばりの強い方 歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、マウスピースに過度の力がかかり、歯の移動が遅くなることがあります。また、マウスピース自体が破損しやすくなるため、治療の進行に影響を及ぼします。この場合、ナイトガードなどの補助器具を併用することが推奨されます。   虫歯で差し歯のやりかえが必要になった場合 治療中に虫歯が発生し、差し歯のやりかえが必要になった場合、治療計画の変更が必要となり、治療期間が延びることがあります。虫歯の治療や差し歯の作り直しには時間がかかるため、治療全体の進行が遅れる原因となります。   マウスピースの装着時間が決められた時間よりも短い方 マウスピースは毎日20時間以上の装着が推奨されます。装着時間が短いと、歯の移動が不十分になり、治療が予定通りに進まないことがあります。装着時間を守らないと、治療期間が大幅に延びる可能性があるということです。   定期的なメンテナンスを受けていない マウスピース矯正では、定期的なメンテナンスが重要です。歯科医師の指示に従い、定期的なチェックアップを受けないと、治療の進行状況を確認できず、必要な調整が行えません。これにより、治療期間が延びることがあります。 以上の要因により、マウスピース矯正の治療期間が長引くことがあります。 歯科医師の指示を守り、適切な口腔ケアを行うことが重要です。     マウスピース矯正の治療期間を短縮するためのポイント(注意点)とは マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使用して歯を徐々に動かす矯正治療方法です。通常の治療期間は約3カ月から18カ月程度ですが、いくつかのポイントに注意することで、治療期間を短縮することができます。以下に、治療期間を短縮するための重要なポイントについて説明します。   装着時間を守ることが重要 マウスピース矯正の効果を最大限に引き出すためには、毎日20時間以上の装着が必要です。装着時間が短いと、歯の移動が遅くなり、治療が予定通りに進まないことがあります。日中や就寝時にマウスピースを外す時間を最小限に抑えることで、治療期間を短縮できます。外食や歯磨き時以外は、常に装着することを心掛けましょう。   虫歯にならないよう歯磨きを 治療中に虫歯が発生すると、治療計画の変更が必要になり、治療期間が延びることがあります。虫歯を予防するためには、毎日の適切な口腔ケアが欠かせません。食後やマウスピースを装着する前には必ず歯を磨き、デンタルフロスやマウスウォッシュを使用して口腔内を清潔に保ちましょう。定期的な歯科検診も受けることで、虫歯の早期発見・治療が可能になります。   定期的なメンテナンスを忘れずに マウスピース矯正では、定期的なメンテナンスが重要です。歯科医師の指示に従い、定期的なチェックアップを受けることで、治療の進行状況を確認し、必要な調整を行うことができます。メンテナンスを怠ると、治療が遅れる原因となるため、スケジュール通りに通院することを忘れないようにしましょう。   マウスピースは紛失しないように マウスピースの紛失は治療の大きな遅延を引き起こす可能性があります。紛失を防ぐためには、マウスピースを外した際には必ず専用のケースに保管する習慣をつけましょう。特に外出先や食事時には、誤って捨ててしまわないよう注意が必要です。また、マウスピースの交換日が近づいた場合には、次のマウスピースを準備しておくことで、紛失した際のリスクを最小限に抑えることができます。   チューイーを指示通りに使う チューイーとは、マウスピースを装着する際に、しっかりと自分の歯に合わせるために使う小さなスティックです。チューイーを少しずつずらしながら噛み、マウスピースを自分の歯に合わせます。これを行うことで、マウスピースによる矯正力がよりしっかりと発揮されます。 マウスピース矯正の開始時に歯科医師・歯科衛生士から使い方の説明があると思います。この使い方をご自宅でもきちんと守ってください。   以上のポイントに注意することで、マウスピース矯正の治療期間を短縮し、スムーズに治療を進めることが可能です。 歯科医師の指示を守り、日々のケアを徹底することで、理想的な歯並びをより早く手に入れましょう。

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  • マウスピース矯正の部分矯正は前歯だけでも可能?期間や費用・メリットを解説

    マウスピース矯正の部分矯正は前歯だけでも可能?期間や費用・メリットを解説

    マウスピース矯正の部分矯正は、「軽度な前歯の歪み」や「突出」「間隔を整える」などにおすすめです。 全体矯正と比べて、部分矯正は期間が短く、費用も抑えられるというメリットがあります。マウスピース矯正は目立ちにくく、日常生活への影響も最小限に抑えられます。しかし部分矯正に関して治療方法や料金など、詳しい内容は分からない方も多いでしょう。 本記事では部分矯正の概要や向いている方の特徴などを紹介します。また、全体矯正がおすすめの方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。  そもそも部分矯正とは? 部分矯正とは、歯列の一部分のみを矯正する治療法です。通常の全顎矯正と比較して、対象となる歯が限定的なため、治療期間が短く費用も抑えられます。 部分矯正の主な対象は、前歯の歯並びです。前歯とは、上下の中切歯から犬歯までの12本の歯のことを指します。前歯の歯並びが気になる場合に部分矯正を選択することで、見た目を改善できるのが利点です。 部分矯正を行う際に「対象となる前歯のみにマウスピースをはめるの?」と思う方も多いようですが、実際は前歯以外の歯もマウスピースで覆います。 部分矯正は、軽度の歯並び問題や前歯の審美的な改善を目的とした場合に適しています。自分の希望に合わせて、専門医と相談しながら最適な矯正方法を決めていくことが大切です。   マウスピースの部分矯正はどんな歯がおすすめ? マウスピース矯正に向いている歯は主に以下のような症状です。 すきっ歯 前歯がガタガタ 捻転歯(ねんてんし) 矯正後の後戻り それぞれの歯の特徴を詳しく解説します。 すきっ歯 すきっ歯は、顎の大きさと歯の大きさのバランスが合っていないことが主な原因です。さらに乳歯の長期残存や虫歯などの後天的な要因も影響します。 その結果、舌足らずな発音になったり、食べ物が詰まりやすくなったりといった問題が生じるため注意が必要です。すきっ歯を放置すると口腔内環境が悪化する可能性があるため、早期の治療が重要です。 それだけではなく、見た目の美しさが損なわれて口元がコンプレックスになることもあります。 前歯がガタガタ 前歯がガタガタな状態を、専門用語で「叢生(そうせい)」または「乱杭歯(らんぐいば)」と呼びます。歯の位置がデコボコしており、乱雑な見た目になることが特徴です。歯と歯の間に隙間ができやすく、食べ物が詰まりやすい状態になります。 また、うまく咀嚼ができず、奥歯部分に負担がかかることも問題です。さらに、歯ブラシが届きにくく、十分な歯の清掃が難しいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。このような状態は見た目の美しさを損なうだけでなく、歯の機能にも多くの支障を来すので早期の対応が必要です。 捻転歯(ねんてんし) 捻転歯とは、歯の長軸を中心に歯が回転した状態のことを指します。歯が右や左にねじれるように傾いた状態です。この原因としては、「乳歯が抜けずに永久歯が生えてくる」「歯が生えるスペースがない」「通常より多い歯が生えてくる」などが考えられます。 捻転歯は見た目が美しくないだけでなく、噛み合わせの悪さや食べ物の詰まりやすさ、歯ブラシの届きにくさなど、さまざまな問題を引き起こします。適切な治療を行わないとさらに悪化する可能性があるため、適切な対応が必要です。 矯正後の後戻り 矯正治療後に歯の位置が元に戻ってしまうことを「後戻り」と呼びます。後戻りの主な原因としては、リテーナーの使用不足や保定期間の短さが挙げられます。 リテーナーは矯正治療後に歯の位置を維持するために使用される装置ですが、装着時間が短いと、歯が元の位置に戻ってしまう可能性があります。保定期間が短いと歯の位置が安定せず、後戻りが起きやすくなるためです。 後戻りが起きると再び歯並びが悪化し、審美性や機能性の低下につながります。そのため、医師とコミュニケーションを取りながら、治療を進めていくことが大切です。...

    マウスピース矯正の部分矯正は前歯だけでも可能?期間や費用・メリットを解説

    マウスピース矯正の部分矯正は、「軽度な前歯の歪み」や「突出」「間隔を整える」などにおすすめです。 全体矯正と比べて、部分矯正は期間が短く、費用も抑えられるというメリットがあります。マウスピース矯正は目立ちにくく、日常生活への影響も最小限に抑えられます。しかし部分矯正に関して治療方法や料金など、詳しい内容は分からない方も多いでしょう。 本記事では部分矯正の概要や向いている方の特徴などを紹介します。また、全体矯正がおすすめの方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。  そもそも部分矯正とは? 部分矯正とは、歯列の一部分のみを矯正する治療法です。通常の全顎矯正と比較して、対象となる歯が限定的なため、治療期間が短く費用も抑えられます。 部分矯正の主な対象は、前歯の歯並びです。前歯とは、上下の中切歯から犬歯までの12本の歯のことを指します。前歯の歯並びが気になる場合に部分矯正を選択することで、見た目を改善できるのが利点です。 部分矯正を行う際に「対象となる前歯のみにマウスピースをはめるの?」と思う方も多いようですが、実際は前歯以外の歯もマウスピースで覆います。 部分矯正は、軽度の歯並び問題や前歯の審美的な改善を目的とした場合に適しています。自分の希望に合わせて、専門医と相談しながら最適な矯正方法を決めていくことが大切です。   マウスピースの部分矯正はどんな歯がおすすめ? マウスピース矯正に向いている歯は主に以下のような症状です。 すきっ歯 前歯がガタガタ 捻転歯(ねんてんし) 矯正後の後戻り それぞれの歯の特徴を詳しく解説します。 すきっ歯 すきっ歯は、顎の大きさと歯の大きさのバランスが合っていないことが主な原因です。さらに乳歯の長期残存や虫歯などの後天的な要因も影響します。 その結果、舌足らずな発音になったり、食べ物が詰まりやすくなったりといった問題が生じるため注意が必要です。すきっ歯を放置すると口腔内環境が悪化する可能性があるため、早期の治療が重要です。 それだけではなく、見た目の美しさが損なわれて口元がコンプレックスになることもあります。 前歯がガタガタ 前歯がガタガタな状態を、専門用語で「叢生(そうせい)」または「乱杭歯(らんぐいば)」と呼びます。歯の位置がデコボコしており、乱雑な見た目になることが特徴です。歯と歯の間に隙間ができやすく、食べ物が詰まりやすい状態になります。 また、うまく咀嚼ができず、奥歯部分に負担がかかることも問題です。さらに、歯ブラシが届きにくく、十分な歯の清掃が難しいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。このような状態は見た目の美しさを損なうだけでなく、歯の機能にも多くの支障を来すので早期の対応が必要です。 捻転歯(ねんてんし) 捻転歯とは、歯の長軸を中心に歯が回転した状態のことを指します。歯が右や左にねじれるように傾いた状態です。この原因としては、「乳歯が抜けずに永久歯が生えてくる」「歯が生えるスペースがない」「通常より多い歯が生えてくる」などが考えられます。 捻転歯は見た目が美しくないだけでなく、噛み合わせの悪さや食べ物の詰まりやすさ、歯ブラシの届きにくさなど、さまざまな問題を引き起こします。適切な治療を行わないとさらに悪化する可能性があるため、適切な対応が必要です。 矯正後の後戻り 矯正治療後に歯の位置が元に戻ってしまうことを「後戻り」と呼びます。後戻りの主な原因としては、リテーナーの使用不足や保定期間の短さが挙げられます。 リテーナーは矯正治療後に歯の位置を維持するために使用される装置ですが、装着時間が短いと、歯が元の位置に戻ってしまう可能性があります。保定期間が短いと歯の位置が安定せず、後戻りが起きやすくなるためです。 後戻りが起きると再び歯並びが悪化し、審美性や機能性の低下につながります。そのため、医師とコミュニケーションを取りながら、治療を進めていくことが大切です。   マウスピースで部分矯正を行うメリット マウスピースで部分矯正を行うメリットはたくさんあります。6つのポイントを以下でそれぞれ見ていきましょう。 全体矯正より値段が安い 痛みが少ない ワイヤー矯正と比べて目立ちにくい 治療期間が短い 取り外しができる 口腔内のケアがしやすくなる 全体矯正より値段が安い 一般的に、部分矯正は全体矯正よりも安いといわれています。それぞれの相場とゼニュムの料金は以下の通りです。   部分矯正 全体矯正 一般的な相場 20〜60万円程度 70〜120万円程度 ゼニュムクリア 324,500円 575,000円もしくは660,000円   ゼニュムのマウスピース矯正は、他のブランドと比べて低価格に設定されています。ゼニュムでは透明で目立たないマウスピースを使用しつつ、低コストで矯正治療を受けられることが特徴です。 利用する方の経済的負担を軽減しつつ、高品質な矯正治療を提供できるのがゼニュムの大きな魅力といえます。 特に歯科矯正は保険適用外の自由診療になることが多いため、メーカーによって料金が大きく異なります。費用を抑えるためにも、メーカーの料金をそれぞれ比較しましょう。 痛みが少ない マウスピース矯正は、金属のワイヤー矯正に比べて痛みが少ないのが大きな特徴です。マウスピース矯正では歯を段階的に少しずつ動かすため、一度に大きな力がかからず、痛みが軽減されます。 また、マウスピース矯正はアタッチメントの装着や顎間ゴムの使用など行うケースもありますが、ワイヤー矯正に比べてどれも痛みの原因となる要素が少ないことも理由の一つです。 ワイヤー矯正と比べて目立ちにくい ワイヤー矯正では金属のブラケットやワイヤーが目立ってしまいますが、マウスピースは透明の素材を使用しているため、装着しても目立ちにくくなっています。装着時の違和感も少なく、周りから気付かれにくいのが人気の秘密です。 特に、見た目を気にする高校生や大学生などにおすすめです。目立たずに矯正治療を受けられるため、日常生活に支障を来すことなく、自然な笑顔をつくれるでしょう。 治療期間が短い 一般的に、矯正歯科治療では歯を1カ月に最大1mm程度しか動かすことができません。これは歯の生理学的な限界によるものです。しかし、マウスピース矯正では1枚当たり0.25mmの歯の移動が可能なため、比較的短期間で治療を終了できます。 部分矯正の場合、個人差はありますが、治療期間は2カ月から1年半と幅があります。マウスピース矯正は従来の矯正治療とは違い、歯の移動量が大きいため短期間で治療を終えられるのが大きな特徴です。 なおゼニュムの部分矯正では、約3〜9カ月で治療が完了します。治療期間を短くしたい方にとって、とても魅力的な選択肢でしょう。 取り外しができる ワイヤー矯正では装置を取り外せないことから、食事内容に制限があります。その点マウスピース矯正中は食事の際に装置を外せるので、好きな食べ物を制限なく楽しめます。 食べ物が食べられないストレスもなく、日常生活への影響を最小限に抑えられるのがマウスピース矯正の大きな魅力の一つといえるでしょう。 口腔内のケアがしやすくなる マウスピースは取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際に装置を外せます。これにより、ほとんど矯正前と変わらない状態で歯磨きを行え、しっかりとしたプラークコントロールができます。そのため歯科矯正でネックになっていた虫歯や歯周病のリスクを効果的に抑えることが可能です。   マウスピースで部分矯正を行うデメリット ここからはマウスピース矯正で部分矯正を行う際の注意点を紹介します。 慣れるまで違和感がある マウスピース矯正を始めると、最初は歯への圧迫感や違和感を覚えることがあります。しかし、ほとんどの方は3日〜1週間ほどで慣れていきます。 初期の違和感は一時的なものなので、その後の快適な生活と健康的な口腔環境の維持につながるメリットは大きいといえるでしょう。 前歯だけの矯正ができないこともある 前歯だけの矯正は、軽度の歯並びや矯正後の後戻りなどに適していますが、前歯以外の歯の位置関係によっては治療が難しいケースがあります。 例えば、重度の歯周病や抜歯が必要な方、出っ歯や骨格的な問題が原因の受け口などでは、前歯のみの部分矯正では対応できません。 ただし、前歯だけの矯正ができるかどうかの判断は医師が行うので、まずは診察を受けることをおすすめします。 ゼニュムでは部分矯正が可能かをチェックできる「無料診断」を実施しています。2分でご自身の歯の状態が確認できるため、お気軽にお試しください。詳しい流れは下記でご紹介します。 噛み合わせは改善できない 部分矯正では、噛み合わせの改善は難しいという課題があります。歯列全体の位置関係に影響する噛み合わせの問題は、部分的な矯正では解決できません。 しかし、全体矯正を行えば歯並びの改善だけでなく、噛み合わせの悩みを解決できます。全体矯正では上下の歯の位置関係を総合的に調整し、咬合の改善にも取り組めるため、より根本的な解決が可能となるでしょう。そのため、どちらにするかはよく考えることが大切です。   部分矯正を選ぶ上での注意点 部分矯正のサービスによって、動かす歯の数は異なります。動かす歯が多いほど、より本質的な歯並びの改善につながりますが、中には目立つ歯しか動かさないプランもあるので注意が必要です。 また、マウスピース1セットごとに請求するサービスがあることにも注意してください。部分矯正でも、治療期間が長引けば結果的に治療費用が高くなる可能性があるので、事前に確認することが大切です。 したがって、治療費が安いというだけで部分矯正を選択するのではなく、自分の歯の状態に合った最適な治療法を選ぶことが重要です。 ゼニュムでは患者様の状況に合わせて、適切な矯正方法や歯科医院をご提案しています。マウスピースも最大20枚まで可能なので、追加費用がかかることはありません。   マウスピース部分矯正を行う流れ   ここからはゼニュムを利用する方のために、マウスピース矯正の部分矯正を行う流れを解説します。 オンライン無料診断 オンライン無料診断の流れは以下の通りです。 ゼニュムのWebサイトにアクセスし、無料診断フォームを開く 名前やメールアドレスなどの必要な情報を入力する 現在の歯の状態を撮影した写真をアップロードして送信する   その後、ゼニュムのスマイルアドバイザーが迅速に診断を行い、あなたに最適な矯正方法をご提案します。 この無料診断を通して、わずか2分で自分に合った矯正方法を検討できるのが大きなメリットです。ゼニュムのマウスピース矯正は複雑な症例にも対応可能で、明確な価格設定と事前のシミュレーションで、満足のいく治療結果が得られます。 歯科医院で精密検査を受ける ゼニュムの無料オンライン診断が完了したら、提携歯科医院への予約を行いましょう。医院に到着したら、歯科医による詳細な口腔内診察が行われます。 レントゲン撮影や3Dスキャンなどの検査を通して、あなたの歯の状態や噛み合わせ、必要な治療内容が徹底的に分析されます。 その後、歯型の採取や印象採得を用いて、治療計画に必要な情報を収集するという流れです。この精密検査の結果より、医師から最適な矯正治療法や料金、治療期間などの説明を受けます。 また、ゼニュムから治療計画をオンラインにて説明するため、納得した上でお支払いに進んでいただけます。 マウスピース製作 精密検査の結果をもとに、歯科医師がコンピューターを使って3Dシミュレーションを行います。このシミュレーションでは、あなたの歯の状態や噛み合わせを細かく分析し、最適な矯正治療プランを立案します。 歯型データをもとに、個人に合わせたマウスピースが製作されます。マウスピースが完成したら歯科医院で受け取り、いよいよ治療開始です。 自宅でマウスピースを交換 ゼニュムのマウスピース矯正では、オーダーメイドで作成したマウスピースを寝ている間も含めて1日20時間以上装着していただきます。マウスピースは約10日ごとに交換し、徐々に歯の位置を動かしていきます。 歯科医師の診断に従って適切な交換頻度を決めることで、理想的な歯並びに近づけるでしょう。 2〜4回程度通院する 矯正中は定期的に歯科医院に通い歯の状態を確認してもらい、必要に応じてマウスピースの調整を行います。通常6回ほど通院するところ、ゼニュムではアプリで定期的に経過状況をスタッフがモニタリングするため、2〜4回の通院でOKです。 矯正が完了したら、後戻りを予防するためにリテーナーを装着します。基本的にリテーナーの装着期間は、矯正にかかった期間と同じです。 ゼニュムのマウスピース矯正なら、患者様の希望に合わせて柔軟に対応しながら治療を進められます。  部分矯正は前歯だけでも可能!まとめ 部分矯正は前歯だけでも治療が可能です。部分矯正の範囲は基本的に上下合わせて12本となります。すきっ歯や前歯がガタガタな方、矯正後の後戻りなど、見た目が気になる方におすすめです。 マウスピース矯正なら透明な装置を使うため、人の目線を気にすることはありません。 特にゼニュムのマウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正と比べて費用が1/3以下と非常に経済的で、矯正中の見た目も目立たず治療期間も短いのが特徴です。 ゼニュムでは部分矯正の場合、上下の歯を合わせて最大20本まで治療の対象となります。治療期間も平均6カ月で、大人になってからも矯正が気軽にできます。 少しでも安く前歯を整えたい方は、ゼニュムの無料診断を受けてみてはいかがでしょうか。実際の症例写真はホームページに記載しているので、ぜひ参考にしてください。

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